家族の時間が多くなる!集中力キープして自宅のリモートワークを効率良く上げる方法
仕事に適切な優先順位を!緊急と重要のマトリックス
仕事を緊急度と重要度で4つに分類し、優先度をつけるマトリックス。会社の研修で習った人も多いでしょう。私は1日のはじめにその日に取りかかる仕事を全て書き出して、このマトリクスで分類し、頭を整理してから仕事をスタートしています。どの仕事からやるべきか頭がスッキリした状態になるので、仕事をサクサク進めることができるのでおすすめです。
ポモドーロテクニック
ポモドーロテクニックとは、25分の集中時間と5分間の小休憩を1ポモドーロとして、25分の集中時間は決めたタスクだけに集中するというテクニックです。
ポモドーロテクニックのやり方
- やるタスク・仕事を決める。
- 25分のタイマーをセットして、集中する。
- タイマーが鳴ったら手を止めて5分休憩する。
1〜3を1ポモドーロとして、4ポモドーロが終了したタイミングで長めの休憩をとることが推奨されています。ポイントは25分間を決めた仕事だけに集中すること。SNSを見たり、同僚からの仕事依頼もその25分間の仕事が終わってから対応します。
ポモドーロテクニックのメリット
このテクニックのメリットは、メリハリをつけて仕事ができることです。25分の集中時間の後に必ず休憩が入るので、疲労しづらくなります。私は緊急と重要のマトリックスを書いて優先順位をつけた後に、ポモドーロテクニックでタスクを終わらすようにしています。1つ1つのタスクを機械的に終わらすことができるので集中力が持続しやすいです。
もちろん、集中力が高まっている時は無理に終わらせる必要はありません。あくまで集中力を高めることがポイントなので、高まっている時はそのまま仕事を続けて大丈夫です。ただし、休憩時間は必ず5分にしてください。
マルチタスクをやめる
複数のことを同時並行して効率よく仕事をこなしたい。そう思う人が行うマルチタスク。実は「SINGLE TASK」という本の著者、デボラ・ザック氏はマルチタスクについて、下記のような解釈をしています。「みなさんがマルチタスクと呼んでいるものは、神経科学者の言うところのタスク・スイッチングです。2つを同時に考えているのではなく、複数のタスクを短時間で行き来しているのです」。ザック氏によると、タスクスイッチングは生産性を40%も低下させ、脳に悪影響を及ぼすと言っています。一見効率的に見えるマルチタスクですが、実は生産性を下げる要因にもなるのです。
私の場合、仕事が中途半端な状態で他の仕事が割り込んでくると、中途半端な仕事が気になって他の仕事がなかなか進まないことがありました。複数のプロジェクトを抱えていると、さまざまな方向から仕事の依頼がきて混乱し、生産性が落ちたのです。この経験から、タスクを同時進行で進めるのは辞めて1つ1つ終わらせていくことにしました。
集中力を高めて、効率よく仕事を終わらせる
仕事を早く終わらすことができれば、家族との時間や自分の時間を増やせます。効率的に仕事を進める方法をマスターして、スマートに仕事を終わらせましょう。