クルマ同様にバイクもガソリンからEVに!
乗り物を必要悪とみなす脱炭素社会、すなわち新たな生活様式の社会は今、大きく舵を切り始めています。「このままでは楽しい乗り物が無くなってしまう?」と、アクティブなパパは悩んでいることでしょう。でも、バイクに関しては「心配ご無用」。今回ご紹介するように、ハーレーダビッドソンを筆頭に各社が電動バイク市場に魅力的なマシンをリリースし始めているのです。ツーリング先がやけに静かなバイクばかり、なんてシーンもすぐそこに来ている未来。急速充電インフラも十分に整い始めた国内では、電動モビリティの優位性がさらに増してくるでしょう。新たな生活様式でのバイクライフは、「地球に優しい電動バイク」というのも悪くないですよね?
ハーレーの先鞭はEVスポーツバイク!
Harley-Davidson Livewire
ハーレーダビッドソン ライブワイヤー 349万3600円〜
航続距離は200kmオーバー
大型免許で乗り出せます!
ライブワイヤの優れたポイントの1つとして、日本規格の普通ソケットと、急速充電規格CHAdeMO双方に対応。高速道路などの充電施設が利用可能なので、国内どこへでもツーリングできます。
アメリカンツインをブイブイいわせてるイメージのハーレーダビッドソンですが、なんとも先鋭的なマシンをリリース。トルクの立ち上がりが瞬間的な電動ユニットを活かし、100km/hまでの加速はなんと3秒! しかも、航続距離はゆうに200kmを超えるという優秀さ。車重だって255kgと同社のガソリン車とほぼ同等か軽量なくらい!さすがはハーレーダビッドソンのひと言。
SPEC
全長:2135 mm、モーター: H-D REVERATION、バッテリー容量:15.5kWh、最高出力:75kW(102ps)、最大トルク/114Nm、最大航続距離:市街地235km/高速道路152kmシート高:795mm(ハーレーダビッドソン ジャパン)
クラスを超えた加速力!EVスクーターの本命です
BMW C Evolution
ビーエムダブリュー C エボリューション 159万円〜
250㏄のスクータークラスで馴染みやすいBMWの電動バイク。航続距離も満充電で160kmと、通勤通学にはもってこいの便利さでしょう。その上、100km/h加速は600ccのスクーターをはるかに凌ぐパフォーマンス。ビッグスクーターの利便性を電動でも欲しい、そう考えているパパなら新たな生活様式にピッタリな相棒です。
SPEC
全長:2190 mm、モーター: 永久磁石式同期電動機、バッテリー:空冷リチウムイオン高電圧バッテリー、最高出力:35kW(48ps)、最大トルク/72Nm、最大航続距離:160km、シート高:765mm(コンフォートシート:785mm)(BMWカスタマー・インタラクション・センター)
最も気軽に楽しめる新生活むけEVスクーター
YAMAHA E-Vino
ヤマハ E-ビーノ 25万9600円〜
充電させてもらうテレビ番組でおなじみのヤマハ製電動スクーター、E-Vinoが5年ぶりにニューカラーを纏って登場しました。なにしろ、フル充電で約14円しかかからず、マックス29km走れるのですから「さすらう」のもお手軽&気軽です。東京都内であれば、電動バイク購入助成金の対象となるのもお見逃しなく!
SPEC
全長:1675 mm、モーター: 交流同期電動機、バッテリー:50V/10AH、最高出力:1.2kW(1.6ps)、最大トルク/7.8Nm、最大航続距離:29km、充電時間:約3時間、シート高:715mm(ヤマハ カスタマー コミュニケーション センター)
- 2021年5月号
- BIKE
- BMW C Evolution
- EV
- Harley-Davidson Livewire
- MADURO
- YAMAHA E-Vino
- p052-053
- 【2020年のコロナ以降に増えているクルマとバイクの新潮流】コロナ禍から1年、選ぶモノ・コトがこれだけ変わった!
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