仲間と共有する趣味から1人で楽しむ趣味…で、大型&中型バイク
アメリカの某有名バイクメーカーのキャッチコピーに、「バイクは自由へのパスポート」というのがありました。新たな生活様式を迎えるにあたって、バイクはまさに「自由へのパスポート」かもしれません。
バイクは基本的にひとりで出かける乗り物ですし、仮に仲間と一緒に走っても密になることもなく、ソーシャルディスタンスだってバッチリ。しかも最新モデルなら環境汚染だって抜かりなく対策済み! 大手をふって新たな社会に乗り出せるのです。
そこで、新たな相棒にふさわしいファンなバイクをセレクト。いずれもパフォーマンスはもちろん、乗りやすさや楽しさは、パパもタンデムシートのママも快哉を叫ばずにはいられないマシンばかり。さあ、新たな自由に向かって、走り出してください。
エントリーモデルでも乗り味は上級クラス!
ハスクバーナ・モーターサイクルズ スヴァルトピレン125
ストリート映えもバッチリ! 125らしからぬスタイリング
黒い矢を意味するスヴァルトピレンは、125でも上位モデルとほぼ同等のスタイリング。もちろん、タンデムシートにママを乗せることだって可能です。ABS標準装備なので、安心してタンデムライドが楽しめますよ!
人気のスクランブラーの中でも、グイグイきてるのがスヴァルトピレン。250に続いて、2021年は原付二種となる125ccが満を持して登場。最小モデルながらスタイリングは上位モデルと同等、しかもBYBREのブレーキやWPの倒立フォークなど装備もクラスレス。17インチの前後タイヤで、パパが乗っても原付二種とは思えない見栄え! お手頃価格なのでママと一緒に2台購入ってのもアリ!?
価格/53万9000円(税込)
ホイールベース/1357mm
エンジン/水冷DOHC 4バルブ単気筒
排気量/125cc
最高出力/15ps/9500rpm
最大トルク/12Nm/7500rpm
トランスミッション/6速
タンク容量/約9.5ℓ
シート高/835mm(ハスクバーナ・モーターサイクルズ・ジャパン)
イタリアの至宝バイクは超速なアート作品!?
MVアグスタ スーパーヴェローチェ800
ストリート風味の設計で普段のガシ乗りもOK
ハンドル位置やシートの形状がストリートを意識した設計となり、過度な前傾姿勢でないところが嬉しいポイント。カラーは伝統のアゴスティーニレッドと、メタリックカーボンブラックの2タイプが用意されています。
歴史あるブランドを背景に、そのステイタスが年々アップするMVアグスタ。F4シリーズを筆頭に、芸術品ともいえるマシンをリリースし続けていますが、ついに真打が登場。レーサーを意識したレトロモダンなスタイルで、エンジンは逆位相クランクを用いた3気筒DOHCユニットを搭載。
価格/アゴレッド/アゴシルバー 249万7000円(税込)
メタリックカーボンブラック/メタリックダークグレー 256万3000円(税込)
ホイールベース/1380mm
エンジン/4ストローク 3シリンダー 12バルブ “DOHC”
排気量/798cc
最高出力/148hp/13000rpm
最大トルク/88Nm/10600rpm
トランスミッション/6速
タンク容量/16.5ℓ
シート高/830mm(MVアグスタ ジャパン)
冒険バイクの最高峰エコな走りも可能に!
BMW R1250アドベンチャー
万全の電子制御でツーリングの楽しさも全開!
伝統のボクサーエンジンは厳しい環境規制EURO5に対応しながら136psを発揮。それでいて、エコモードを使って優しく走ることも可能。電子制御によるライダーサポートもBMWらしいところ。
世界の秘境にいけば必ず出会うバイクがBMWのボクサーエンジンを搭載したR1250 GS ADVENTURE。フルモデルチェンジで、ライディングモードが進化するなど、さらに冒険に行きたくなるバイクになっています。GSの40周年を祝って設定されたブラック×イエローで、ぜひラリー気分を味わってくださいませ!
価格/267万5000円(税込)〜
ホイールベース/1514mm
エンジン/水冷DOHC 4バルブ水平対向2気筒
排気量/1254cc
最高出力/136ps/7750rpm
最大トルク/14.59kg-m/6250rpm
トランスミッション/6速
タンク容量/20ℓ
シート高/850〜870mm(BMWカスタマー・インタラクション・センター)
さらに進化したモンスターストリート映えならコレ!
ドゥカティ モンスター プラス
カーゴルームの最大荷室容量は通常時で637リッター。40:60の分割可倒式となっているリアシートを倒せば、最大1385リッターのスペースが出現。電動テールゲートは全車標準です。
ストリート系ネイキッドバイクのトレンドリーダー、ドゥカティのモンスターがフルモデルチェンジ! パニガーレV4にも通じるスタイリングエッセンスを纏いつつ、軽量高剛性なフレーム、EURO5対応の新エンジンでモンスターらしさ満点な仕上がりです。+はコンパクトなカウルもついて、らくらくツーリングも可能でしょう!
価格/149万5000円(税込)〜
ホイールベース/1474mm
エンジン/水冷DOHC 4バルブV型2気筒
排気量/937cc
最高出力/111hp/9250rpm
最大トルク/9.5kg-m/6500rpm
トランスミッション/6速
タンク容量/14ℓ
シート高/820mm(ドゥカティ ジャパン)
ウエイトパワーレシオが初代の2倍にアップ!
トライアンフ スピードトリプル1200RS
万全の電子制御でツーリングの楽しさも全開!
4.3インチのカラー液晶で、さまざまなデバイスコントロールやモニターできるのは従来どおりモンスターの大きな美点。今度はローンチコントロールまでついてきた、文句なしの1台です。
トライアンフのスピードトリプルといえば、3気筒エンジン搭載のブチ切れたストリートネイキッドの代名詞。今度の新型は198kgの車体になんと180psというパワーで、ウェイトパワーレシオが初代の2倍に向上。つまり加速のインパクトも2倍というわけ。さらに、楽しさは2倍どころか無限大といっても過言ではないでしょう。
価格/199万9000円(税込)〜
ホイールベース/1445mm
エンジン/水冷DOHC 4バルブ3気筒
排気量/1160cc
最高出力/180hp/10750rpm
最大トルク/12.75kg-m/9000rpm
トランスミッション/6速
タンク容量/15ℓ
シート高/830mm(トライアンフコール)
チョッパースタイルは永遠のライダーアイコン!
ハーレーダビッドソン スポーツスター アイアン1200
新たな生活様式にはこんなカスタムがお似合い
ミニエイプハンドルと座り心地のいいシートで、どこまでも走りたくなるIRON 1200。オプションのタンデムシートをアレンジすれば、後ろのママだって快適。カスタムパーツもたくさんあるのが◎!
スポーツスターはハーレーダビッドソンの入門モデルと思われがちですが、初心者でも乗りやすく、シンプルでありながら個性あふれるカスタムモデルもあり、パパライダーが新たな相棒に選ぶにはうってつけ。とりわけチョッパースタイルのアイアン1200なら、街中からツーリングまでフィールドを選ばず楽しめますよ!
価格/142万7800円(税込)〜
全長/2200mm
ホイールベース/1515mm
エンジン/空冷2バルブV型2気筒
排気量/1202cc
最大トルク/96Nm/3500rpm
トランスミッション/5速
タンク容量/12.5ℓ
シート高/735mm(ハーレーダビッドソン ジャパン)
LINEお友達登録はこちら
- New Normal
- 2021年5月号
- BIKE
- BMW R1250GS ADVENTURE
- DUCATI Monster+
- Harley Davidson Sportster IRON 1200
- Husqvarna Motorcycles Svartpilen 125
- MADURO
- MV AGUSTA SUPERVELOCE 800
- TRIUMPH SPEED TRIPLE 1200RS
- p050_p051
- 【2020年のコロナ以降に増えているクルマとバイクの新潮流】コロナ禍から1年、選ぶモノ・コトがこれだけ変わった!
- オートバイ
- 特集