TOP / OUTDOOR / 【防災月間】非常時もホカホカごはんを!「魔法のかまどごはん」を正直レビュー
【防災月間】非常時もホカホカごはんを!「魔法のかまどごはん」を正直レビュー

【防災月間】非常時もホカホカごはんを!「魔法のかまどごはん」を正直レビュー

もしもの災害時、レトルトや非常食が続くと辛い……という声をよく耳にします。野外や電源がない環境でも炊き立てのごはんを食べられたら──ということで、今回はタイガー「魔法のかまどごはん」をレビュー。筆者が愛用する理由はもちろん、ちょっと気になるポイントもご紹介します。

筆者愛用!「魔法のかまどごはん」の買ってよかったポイント

キャンプや非常時に役立つ、タイガー「魔法のかまどごはん」。その魅力はたくさんありますが、実際に炊いてみて、「災害時でも家族みんなで温かいご飯を食べられる」という安心感は大きいと感じました。

【買ってよかったポイント】
・新聞紙で炊ける:燃料が手軽に手に入るので、非常時にも安心。
・5合まで炊ける:キャンプの飯盒は少ないものが多い中、大容量で家族全員分を一度に炊ける。
・後片付けが簡単:新聞紙の灰を片付けるだけでOK。
・コンパクト収納:防災備蓄品の近くに置いておける。

正直レビュー、TIGER炊飯器の気になるポイント

おおむね大満足なこの炊飯器。ですが、やはり重さはネック……。また、炊くのに時間管理が必要になるので、慣れるまではばたつきそうです。
【気になるポイント】
・重さ:お米を5合入れると、子どもが運ぶには重たく感じる。
・時間の管理:「炊き上げ」の際、最初の9分までは、1分半間隔で着火。その後は1分間隔で着火するなど、時間の管理が重要。そのため、炊飯用にキッチンタイマーなどの備蓄しが必要。(災害時携帯電話は連絡手段として重要になるため)
・灰の飛散:新聞紙の灰が風で飛ぶので、近くに人がいる状況では難しい場面がある。

防災&キャンプ時に最適なTIGER炊飯器の使い方

実際に、TIGERの炊飯器で炊飯した手順を詳しく説明します。

1.お米の合数ぶんの水をなべに入れ、水に浸します。
我が家は、夏場だったので約30分浸しました。
公式サイトの説明では、夏場は30分以上、冬場は約40分以上水に浸すように記載があります。

2.新聞紙を用意し、「ねじれ棒」をつくります。
あまり長くすると奥の方ばかりが燃え上手く炊けなくなるので、長さは公式でも発表のある通り「15cm」を守りましょう。5合炊く際は、全部で22個の「ねじれ棒」が必要です。
引用元/TIGER。
3.炊き始め
最初の9分までは、1分半間隔で新聞紙を左右交互に投入して、その都度着火ライターで火をつけます。そうすることで、一気にかまど内の温度が上がることなく、炊飯で理想とされる「最初チョロチョロ、なかパッパ」の「最初チョロチョロ」ができるような構造になっているのだと実感し、驚きました!
4.炊き上げ
1分間隔で新聞紙を左右交互に投入して火力をアップ。約40分ほどで、炊きあがります。

5.5分蒸らしたら食べごろに♪
余分な水分を飛ばすため、炊きあげから10分後に最後の新聞紙を投入します。
実際に炊いてみて「魔法のかまどごはん」は、キャンプや防災のシーンで大活躍すること間違いなしのアイテムだと実感。新聞紙を燃料にして手軽にご飯を炊ける点や、5合まで炊ける大容量、後片付けの簡単さなど、多くの魅力があります。

使ってみて気になる点もありますが、それを補って余りある利便性あり。家族のキャンプ、そして災害時の備えとして、もう我が家では欠かせないアイテムの一つです。

商品名/魔法のかまどごはん
価格/オープン(実売:2万9800円)
サイズ/25×25×23.3cm
重量/約3.1kg
炊飯容量/1合~5合、炊きこみは3合まで

●TIGER
  • SHARE   
  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • Pinterest
同じカテゴリの記事一覧
RECOMMENDS