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[クルマ]エコなうえに速くて気持ちいい!!未来系ハイブリッドスーパーカー

[クルマ]エコなうえに速くて気持ちいい!!未来系ハイブリッドスーパーカー

BMWのインテリジェンスあふれるiシリーズの最高峰であるi8についにオープンルーフの「ロードスター」が登場しました。 省エネなのに "速くて、気持ちいい" 超絶クルマの素顔に迫ります。

最先端なハイクラススマートハウスに似合う


ママ&子供と暮らすゴージャスなデザイナーズハウスは、きっと「電力会社にビタ一文払わないで済む」ソーラーシステム完備の最先端なお家なんでしょうね。ところが、そんな最先端なスマートハウスに暮らしながら、乗ってるクルマが大排気量の鉄板SUVだったりするとちょっと興醒め。ここはEVやハイブリッドカー、いっときましょうか。
「おいおい、スマートハウスは一見してそれとわからない建築にできるけど、EVやら何とかって、パッと見で省エネ感あふれちゃってんじゃん。セカンドカーならまだしも、メインに選ぶってどうなのよ」…なるほど、こんなご意見、本誌の読者諸兄から聞こえてきてもおかしくありませんな。


そこでBMW i8、しかもロードスター一択! エキゾチックスーパーカーの未来像を体現したようなスタイリングはいまだ一級品なうえ、ハイブリッドカーといえどもミドシップスポーツとして造られたシャシーもまた最上級。しかも、電動ルーフをフルオープンにしたら、乗員さえもソーラーエネルギーを得られる仕組み(笑)。スマートハウスの住人に似合う、稀有なスーパーカーなのであります。


そもそも、BMWはMシリーズのようなスーパーカーキラーを造らせたら憎たらしいほど上手なメーカー。そんな彼らが2シーターミドシップというパッケージから構築したのですから、出来の悪いわけがありません。


オープントップのデザインはクーペより未来感アップ!


BMW i8 ROADSTER [BMW i8 ロードスター]
価格2234万円※税込み


BMW i8 ロードスター
エンジン:1.5ℓ直列3気筒ターボ/モーター、システム合計出力:374ps(275kW)、全長×全幅×全高:4690×1940×1290mm、車重:1650kg、変速機:6AT、駆動方式:4WD(BMWカスタマー・インタラクション・センター)

BMWが次世代ハイブリッドスポーツカーとしてリリースしたi8のルーフをオープン化して、デザインやパワーユニットをリファイン。車重が増えた分、バッテリー出力を向上させてパフォーマンスを上げているのが電気自動車らしいハイテクです。


BMW i8 ロードスター


BMW i8 ロードスター


BMW i8 ロードスター




出力アップとオープンエアがカーライフを充実させます


例えば、ハイブリッドというとバッテリーの配置など工夫が求められるのですが、i8はバックボーンフレームそのものをバッテリーケースとすることでバランスよく配置するだけでなく、剛性部材としても活用。俊敏性あふれるシャシーに貢献しています。


弟分のi3のように発電専用エンジンを積んだレンジエクステンダー型ではなく、ガソリンエンジンが後輪を駆動させ、ついでに発電した電力でもって前輪のモーターを駆動するタイプ。それゆえ、374psという省エネマシンらしからぬハイパワーが実現。ちなみに、ロードスターはクーペよりも60kg増量していますが、バッテリー出力向上によって、トータルで12psアップ。重量増を補って余りあるパフォーマンスであることは確かです。


こうしたスポーツカーでも「荷物のスペースが皆無」と指摘する見当違いな記事も散見できますが、屋根さえあければ空中にいくらでもスペースが生まれることを見落としています。縦に積みさえすればゴルフバッグだっていけますし、「KINOKUNIYA」で買った夕飯のお惣菜くらいならリヤのトランクに積めますから。そもそも太陽の恩恵を得ている住居同様、自分たちも太陽のありがたみを感じつつドライブできることのほうが、ラゲッジスペースより大事じゃありませんかね。


BMW i8 ロードスター


i8ロードスターなら内装色に派手カラーを選びたい


BMW i8 ロードスター インテリア
近未来的なエクステリアに対し、インテリアはBMWのアイデンティティを感じさせるオーソドックスなもの。オープンで人から見られるクルマでもあるロードスターには、派手なカラーのインテリアが似合います。

ディテールを見るだけで超絶スポーツカーを実感!


BMW i8 ロードスター フローデザイン


BMW i8 ロードスター フローデザイン
i8のエアロダイナミクスをビジュアライズしたかのようなモチーフ、その名も「フローデザイン」。大胆でスタイリッシュな造形は、洗車マニアには堪らないカタチですよね(笑)。



BMW i8 ロードスターが3分でわかるおせっかい解説


① BMWの"i"ってなぁに?


地球温暖化や二酸化炭素の大量排出などによる地球規模の問題を解決すべく、持続可能な地球社会へ向けたビジョンを重視したクルマ造り。平たくいえば、今のところは電気自動車のi3とi8のこと。ゼロエミッション、すなわち電気自動車のi3と、プラグインハイブリッドのi8とタイプは違えども、現代から未来へBMWが考える先駆的なコンセプトなのです。


BMW i8 ロードスター




② i8のパワートレインってどうなってるの?


BMW i8 ロードスター


フロントに積まれた143psのモーターは、センタートンネル部分のバッテリーから電力が供給され、その発電と後輪の駆動をミドシップの1.5ℓ3気筒エンジンが担います。走り始めはモーターでリニア、かつ静かなものですが、実は100km/hくらいは出せちゃいます。で、電力が必要な時や、追い越しなど大パワーが必要な時はエンジンが稼動して瞬時に加速できるという仕組み。外部電源からは4時間ほどで満充電(200V/15Ah)です。


③ iブランドからはどんなクルマが出る?


今後のiブランドの方向性を示しているのが、コンセプトカーの「ヴィジョンiNEXT」です。


ヴィジョンiNEXT


ドライバーは「ブーストモード」で自ら運転するか、「イージーモード」でクルマに運転を任せるかを選択。自動運転をさらに発展させ、自動運転モードの車内ではテレビ会議にも参加できるほど! 走りそのものは電動ドライブによって、ダイナミックかつ静かなゼロエミッション走行を目指しているそうです。楽しみですね。


問い合わせ先


BMWカスタマー・インタラクションセンター ☎0120-269-437

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