[バイク]モトGPマシン級の実力を公道で試したいならドゥカティ・パニガーレV4 S

ディアベルやスクランブラーのラインナップにより、すべてのカテゴリーで人気のドゥカティですが、やっぱりドゥカティといえばスーパースポーツ！　そんなスーパースポーツのフラッグシップが、パニガーレV4 Sです。

モトGP直系という言葉が名実ともに当てはまるバイクは、ドゥカティのパニガーレV4Sをおいてほかにありません。なんとなれば、保安部品を外したらすぐにでもレースデビューできるだけでなく、優勝すら狙えそうなエンジン、シャシー、そして電子制御システムを搭載しているのです。ホモロゲーションモデルはクルマの世界でもありますが、ここまでレースモデルと近似してはいないはず。

V4S

リッターあたり約194psを発生するV4エンジンと、エンジン自体を強度メンバーに活用したアルミ合金モノコックフレーム持ち、これらを６軸IMUで動的制御しているのがベーシックのパニガーレV4で、V4 Sに加えられた「S」の文字は、ドゥカティの伝統通り、オーリンズのサスペンションを採用した証。フロントにNIX30、リヤはTTX36、どちらもフルアジャスタブルの逸品です。

V4S

さらに、電子制御セミアクティブサスペンションが採用されるというレーサーとほぼ同等のスペックなほか、ドゥカティのセオリー通り、ブレンボのブレーキシステム、マルケジーニのアルミ鍛造ホイールなど、まさに「全部のせ」。つまり、ドゥカティのフラッグシップに乗るということは、公道で走れるレーサーを手に入れることに等しいと言っても過言ではありません！

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