【クルマ】限定車「ドゥカティ・ディアベル・フォー・ベントレー」、予価760万円から

ドゥカティとベントレーが、両社のアイコニックなブランドの長所を讃える限定車「Ducati Diavel for Bentley (ドゥカティ・ディアベル・フォー・ベントレー)」を発表。車両価格は760万円からを予定しています。圧倒的な美しさを放つ、真のモーターサイクルの芸術品を見よ！

バトゥールがモチーフの注目コラボレーションモデル

世界18台限定の「バトゥール」をモチーフにデザイン。高性能で快適なディアベルV4の洗練されたテクニカルベースに、ベントレーバトゥールの特徴的な要素が融合されました。

ドゥカティスタイルセンターとベントレーのデザイナーとのコラボレーションにより、新たなデザインが誕生。ベントレーマリナーのカラーパレットから採用された豊かな色調のメタリックカラーであるスカラベ・グリーンが、車体全体に採用されています。

ディアベルV4のアグレッシブなラインは、テクニカルコンポーネントによっても大きく見直されました。このバイクのために設計・制作された鋳造リムは自動車の形状を想起させ、ダークチタニウムデザインに塗装。機械加工された表面の一部が見えるようになっています。

サイドのエアインテークにはバトゥールのツートンカラーのフロントグリルを反映し、三角形のリア・エクストラクターはバトゥール同様の部品が参考にされています。フロントマッドガード、フェアリング、タンク上部はフロント・ボンネットのリブを想起させ、パッセンジャーシートに交換できる1人乗りテールも、バトゥールのリアスタイルから着想を得ているそうです。

なお、フェンダーやヘッドランプカバー、エンジン、エキゾースト、ラジエーターカバー、ラジエーターシュラウド、サイドパネル、テールピースなどのボディ構成部品の多くには、高品質カーボンファイバーが使用されています。

ライダースシートは、ブラックのアルカンターラ製。バトゥールのシートと同じ赤いファブリックの下地が見える細工が施され、リアパッドにはベントレーのロゴも刺繍されました。カバーつきのデュアルアウトレットエキゾーストは、洗練されたラインのモーターサイクルと調和するようにデザインが変更されています。

500台のディアベル・フォー・ベントレーに加え、わずか50台のディアベル・フォー・ベントレー・マリナーシリーズも展開。マリナーの顧客限定で販売され、サドルやフロントブレーキキャリパー、カーボンファイバー製パーツ、リムのカラーが変更されています。ボディパーツのカラーには、愛車のマリナーと同じ色か、特別にセレクトされたパレットから選ぶことができます。

ディアベル・フォー・ベントレーには、鑑定書やパッセンジャーシート、モーターサイクルカバーも付属します。モデル名と製造番号は、右側にある垂直ヘッドのカバーに挿入されたプレートに記載。さらに、ターン・バイ・ターンナビゲーターが標準装備となったダッシュボードと、リアライトクラスターのLEDマトリックスでは、キーオンの際に特別なアニメーションが表示されるんです。なお、各ディアベル・フォー・ベントレーは、専用の木製ケースに入れて納車されますよ。