[バイク]ヤマハの毎日使えるスーパースポーツYZF-R25

2013年の東京モーターショーで発表され、15年から国内販売が始まって以来、初のフルモデルチェンジがなされたYZF-R25。「毎日使えるスーパースポーツ」というコンセプトは若年層だけでなく、リターンバイカーにも絶大な人気を誇りました。さて、最新型はどうでしょう。

ご承知の通り、ヤマハのYZFというコードはYZF-R1やR6など、代々スーパースポーツが冠する王者のネーミング。

250ccのクオーターサイズながら、ヤマハがR25に注いだ情熱や技術の粋は想像以上に濃いものだったことが、このネーミングからもうかがい知れます。その証拠に、先行していたカワサキのNinja250や、CBR250RRといったライバルたちをことごとく抜き去り、免許を取って間もない若者はもちろん、昔取った杵柄でもっておっとりリターンしてきたベテランライダーたちからも絶大な支持を得たのですから。

R25

その理由は、「毎日使える」というコンセプトに偽りなく、高性能でいながら乗りやすいという高バランスにあったのでしょう。今回のフルモデルチェンジもキープコンセプトで、GPマシン風のグラフィックや、ついに倒立化されたフォーク、兄貴分と同じLEDヘッドライトなど、みんながYZFに求める内容で、またもやクラスを超えた仕上がりとなりました。

R25