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2022年版 普通自動二輪免許で乗るネイキッド!おすすめ中型バイク(400cc編)

2022年版 普通自動二輪免許で乗るネイキッド!おすすめ中型バイク(400cc編)

近年では国内に存在していた数々の名車が姿を消してしまった400ccクラス。そんな中で、世界も見渡してみると圧倒的な存在感のあるネイキッド中型バイクは、まだまだ存在しています。

中免で乗れるミドルクラスにも頑張ってほしい!

1978年から43年の歴史を紡いだSRの最終モデル、ヤマハ「SR400 Final Edition」(2021年3月15日発売)。
2021年には、YAMAHA(ヤマハ)のSR400が43年間の歴史に幕を下すという発表には衝撃を受けました。

国内でも大型バイクの免許が取得しやすくなって25年ほど経ち、大型バイクのラインアップはある程度充実していますが、普通自動二輪免許で乗れる400ccクラスには頑張ってもらいたいです。

現行バイク(400ccクラス編)おすすめ7選

これぞネオクラシック!更に進化したClassic

メーカー名/ロイヤル・エンフィールド
車種名/Classic 350
エンジン/空冷単気筒
排気量/349cc
最高出力/14.9kW(20.2PS)/6100rpm
最大トルク/27Nm/4000rpm
サイズ(全長×全幅×全高)/2145×785×1090mm
シート高/805mm
車体重量/195kg
価格/Classic Halcyon:63万4700円/Signals:64万2400円/Dark:66万2200円/Chrome:66万6600円
イギリス発祥で、現在はインドのバイクメーカー、ロイヤル・エンフィールド。その伝統あるブランドから「Classic 350」が遂に国内販売開始されました。

走る化石ともいうべき「Bullet(バレット)」が、「Classic(クラシック)」という名前で完全に生まれ変わったのが2009年。当時は350ccモデルと500ccモデルがラインアップされています。

1950~60年代を彷彿させるクラシックな雰囲気はそのままに、最新装備を携えて誕生。最新の「Classic」からは500ccモデルは廃止され350ccモデルのみに変更されました。

クラシック好きにはたまらないこのClassic350は、圧倒的存在感を堪能できます。

クラシックと最新を融合したクルーザー

メーカー名/ロイヤル・エンフィールド
車種名/Meteor 350
エンジン/空冷単気筒
排気量/349cc
最高出力/14.9kW(20.2PS)/6100rpm
最大トルク/27Nm/4000rpm
サイズ(全長×全幅×全高)/2140×845×1140mm
シート高/765mm
車体重量/191kg
価格/FIRE BALL:65万7800円/STELLAR:67万2100円/SUPER NOVA:68万7500円
Classic 350に先駆けて2021年に登場した「Meteor(メテオ)350」。メテオはクラシックと同じロングストロークの空冷単気筒エンジンを搭載した、ロイヤル・エンフィールド唯一のクルーザータイプです。

外観はクラシックさの中に新しさも感じられるデザインとなっていて、Classic 350とは差別化されています。

ロイヤル・エンフィ-ルドの新しいカタチとして誕生したメテオ 350も抜群の存在感といえるでしょう。

クラシカルなデザインに左右2本出しマフラーが光る

メーカー名/SMW
車種名/GRAN TURISMO 400
エンジン/空冷単気筒OHC4バルブ
排気量/397.2cc
最高出力/20kW(PS)/7000rpm
最大トルク/33Nm/5500rpm
サイズ(全長×全幅×全高)/2128×769×1098mm
シート高/808mm
車体重量/151kg
価格/69万7400円
1971年にイタリアのミラノで創業したバイクメーカー「SWM」。’84年にはいったん製造が中止となっていましたが、2014年に復活。

「GRAN TURISMO(グランツーリスモ)400」は、オイルクーラー装備の空冷OHC4バルブ単気筒エンジンで吸気2バルブ、排気2バルブという仕様になっているため、左右2本出しのマフラーを搭載し、クラシカルな雰囲気に個性がプラスされています。

このクラシカルで圧倒的存在感のイタリア車は注目の1台です。

中型バイク希少のスクランブラー

メーカー名/SWM
車種名/SILVER VASE 400
エンジン/空冷単気筒OHC4バルブ
排気量/397.2cc
最高出力/20kW(PS)/7000rpm
最大トルク/33Nm/5500rpm
サイズ(全長×全幅×全高)/2142×813×1170mm
シート高/820mm
車体重量/153kg
価格/68万2000円
同じくSWMからスクランブラーモデルの「SILVER VASE(シルバーベース)400」です。グランツーリスモ400と同じ型のエンジンながら、こちらは片側2本出しマフラーでハイアップ。

正立フロントフォークにブロックタイヤ、スポークホイールと、クラシカルなスクランブラーに仕上がっています。

DUCATI(ドゥカティ)の400ccスクランブラー、「Sixty2」が生産終了となった今、なおさら希少な存在です。

話題のHONDAの空冷シングル

メーカー名/ホンダ
車種名/GB350 S
エンジン/空冷単気筒OHC2バルブ
排気量/348cc
最高出力/15kW(20PS)/5500rpm
最大トルク/29Nm/3000rpm
サイズ(全長×全幅×全高)/2175×800×1100mm
シート高/800mm
車体重量/178kg
価格/59万4000円
2021年4月に発売されたホンダ「GB350」。こちらは同年7月に発売された「GB350 S」は、GB350をよりスポーティーに仕上げてあります。

リアホイールを17インチに小径化し、ワイドなラジアルタイヤの採用でグリップ特性と高い安定性を確保。メインステップの位置からハンドルの高さまで変更されて、より積極的な走りをイメージさせるライディングポジションになっています。

販売開始から1年、すっかり日本のビッグシングルの代表としての風格を感じさせてくれる一台となりました。

日本を代表する中型ネイキッドバイク

メーカー名/ホンダ
車種名/CB400 SUPER FOUR
エンジン/水冷直列4気筒DOHC4バルブ
排気量/399cc
最高出力/41kW(56PS)/1万1000rpm
最大トルク/39Nm/9500rpm
サイズ(全長×全幅×全高)/2080×745×1080mm
シート高/755mm
車体重量/201kg
価格/ダークネスブラックメタリック:88万4400円
1992年に登場してから30年、数多くの中型ネイキッドバイクが生産終了になっていく中、唯一存続し続けた「CB400 SF」。まさしく名車と呼ぶにふさわしいバイクでした。

しかし、2022年10月末をもって生産終了となることが決定してしまいました。新車で購入できるのも、あとわずかの期間を残すのみ。

日本の中型ネイキッドバイクの代表として存在し続けたこのバイクの存在感は圧倒的ではなかったでしょうか。最後に「ありがとう」と言葉を送りたい一台です。

スウェーデンからモダンとクラシックの融合

メーカー名/ハスクバーナ・モーターサイクルズ
車種名/Svartpilen 401
エンジン/水冷単気筒DOHC
排気量/373cc
最高出力/32kW(44hp)/9000rpm
最大トルク/37Nm/7000rpm
サイズ(全長×全幅×全高)/NA
シート高/810mm
車体重量/152kg
価格/78万7000円
1903年にスウェーデンの機械メーカー・ハスクバーナのバイク部門として創業されたのが、ハスクバーナ・モーターサイクルズ。

Svartpilen(スヴァルトピレン)401は、モダンなデザインの中にクラシックな思考を組み合わせた、独自のスタイリングを形成。街乗りから未舗装路までを快適に走行できるように設計されています。

インパクトのあるデザインで、圧倒的な存在感を醸し出しています。

今後の400ccクラス中型バイクの盛り上がりを期待

1970~90年代、流行り廃りはあったものの、様々なミドルクラスバイクが存在していました。2000年代に入り現在の2022年、振り返ってみると国産400ccクラスのラインアップは「えっ、これだけ?」というのが実情です。

しかし、海外を見てみるとインドなどのアジア圏をはじめ、ヨーロッパなどでも老舗バイクメーカーの復活など、バイク業界にとっても明るい兆しも見え隠れしています。

普通自動二輪免許(中免)で乗れる最大排気量400ccクラスのバイクが、今後また盛り上がりを見せることを期待したいですね。
呉東和虎
バイク、クルマ、ファッション、音楽、どれも必要なモノ。好きなモノを追求し、その良さを皆に言葉で伝えたい!
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