ヤマハ YZF-R7 新型は188kgスーパースポーツ！人気シリーズにパラツインエンジン搭載

“Fun Master of Super Sport”をコンセプトに開発されたヤマハ「YZF-R7」。幅広いライダーからスポーツモデルとして支持を得ている「MT-07」の基本コンポーネントをもとに、最新スーパースポーツのスタイルとスポーティなハンドリングを調和。幅広い技量のライダーが扱いきれる、スーパースポーツを目指したモデルです。

扱いやすく、高揚感あるスポーティな走りをもたらすCP2エンジン
2021年モデルの「MT-07」と同一仕様、CP2（クロスプレーンの2気筒）エンジンを採用。2次レシオを「MT-07」から最適化して、高揚感ある走り、スポーティな乗り味を実現しました。

また、「MT-07」系モデルでは初装備となる「A＆S®クラッチ」を採用。クラッチレバーの操作荷重を低減するだけでなく、大きなバックトルクによる車体挙動への影響を抑え、過度なエンジンブレーキ発生を抑止。快適な走行をサポートします。

剛性バランスをチューニングした軽量フレーム
剛性バランスをチューニングした軽量ダイヤモンドフレームを採用。「MT-07」と同じ基本骨格に、アルミ製のセンターブレースをリジッドマウントするなど、各部の締付剛性を最適化してピボット廻りのねじり剛性を向上。あわせて、全体の剛性バランスをチューニングしています。

倒立式フロントサスペンションの効果も重なって、入力に対するリニアな反応や、切り返し時の機敏さ、ステップワークに対する応答性など、スポーティな操縦性が叶いました。

フロント接地感に優れる倒立式フロントサスペンションと専用設計のリアサスペンション
旋回時も制動時などでの良好なフロント接地感をもたらす、新設計Φ41mmインナーチューブ倒立式フロントサスペンションを採用。減衰力とばね定数を最適化し、車体挙動の分かりやすさ、ワインディング路やショートサーキットでの操縦性などを主眼にセッティングされています。

リアにはリンク式モノクロスサスペンションを採用。ショックユニットは、減衰特性、ばね定数を「YZF-R7」用に専用開発されました。新ディメンション採用に伴いリンクを調整。「MT-07」同様の水平方向の配置でスペースの効率化を図り、マス集中化とコンパクト化に成功しました。

スポーティなライディングポジション
スポーティで伏せやすく、制動時のホールド性に優れるライディングポジションを設定。スポーティなセパレート型ハンドルは、ヒップポジションとフットレストの位置からバランスを図った絞り角/垂れ角が採用されています。

シート幅は細く、座面後方は広いため、ポジションの自由度も高め。ワインディング路や高速道路、サーキットでのスポーツ走行まで、幅広い用途に配慮されています。

YZF-RシリーズのDNAを継承するスタイリング
“Skinny Proportion for Perfect Control”をデザインコンセプトに掲げ、マシンを操る楽しさを表現。慣性モーメントの少ない「YZF-R7」のスリムなエンジンは、旋回時や切り返し時にそのメリットを感じられます。また、空気抵抗を低減させるため、面投影面積も小さく設計されています。

さらにホリゾンタルラインを基軸とするシルエット、空力性能を最大化するエアマネジメントカウル、M字ダクトや2眼ポジションランプなど、「YZF-R1」が持つRシリーズとしてのスタイリングアイコンも継承。ヘッドランプのM字ダクト中央には、バイファンクション1灯が配置されています。

その他の特徴
・機敏で滑らかなシフトアップ操作を支援するクイック・シフト・システムを「MT-07」系モデルとして初採用（オプション設定）。
・優れたコントロール性に貢献するラジアルマスターシリンダーと強力な制動力を支えるラジアルマウントキャリパーを採用。
・新作フルLCDメーター（高彩度なネガポジ反転液晶面）の採用。

製品名／「YZF-R7」
価格／米国での希望小売価格 8999ドル（日本価格は未定）
サイズ／全長2070×全幅705×全高1160mm
シート高／835mm
車両重量／188kg
原動機種類／水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ
気筒数配列／直列2気筒
総排気量／689cc
圧縮比／11.5：1
最大トルク／67.0N・m（6.8kgf・m）／6,500r/min
燃料タンク容量／13L
タイヤサイズ（前、後）／120/70ZR17M/C (58W) 、 180/55ZR17M/C (73W) （前後チューブレス）
※上記の諸元表は米国仕様のもの

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