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JA22ジムニーでダートコース初挑戦!群馬県 御荷鉾スーパー林道を目指してみた

JA22ジムニーでダートコース初挑戦!群馬県 御荷鉾スーパー林道を目指してみた

JA22ジムニーで群馬県の御荷鉾(みかぼやま)スーパー林道のダートコースを目指しました。足回りのカスタムやメンテナンスをしていないジムニーと、ダートコース経験がないドライバーには厳しい結果に。それでも、美しい景色や道の駅の絶品そばで楽しい旅になりました。

目指すは御荷鉾スーパー林道のダートコース

今回のルートです。御荷鉾山系(みかぼさんけい)の尾根沿いを走る、御荷鉾スーパー林道のダートコース。ここをを走破後、御荷鉾スーパー林道展望台からピストン、士坂峠を越えて東京へ戻る予定です。ただ今回展望台へたどり着くことはできませんでした。

ダートコースを目指す前に腹ごしらえ

林道を目指して国道462号線を走行中、道の駅上州おにしを発見。昼ごはんがまだだったので、立ち寄ってみました。
道の駅はレトロな外観で、敷地内には石器時代の住居跡、旧譲原小学校の建物があり、食事や買い物と共にこの地の歴史に触れることができる施設となっています。
こちらが譲原石器時代住居跡で、風化を防ぐためにしっかりした建物に囲まれています。一見入りにくそうですが、自由に入場可能で、貴重な住居跡を気軽に見学できます。何気なく訪れた道の駅に、教科書で見るような遺跡があるのは驚き。
目的の食堂に向かいます。各種メニューに大盛が用意されていて、後で調べたところ味だけではなく、ボリュームも評判となっている模様。新そばの文字を見て、メニューはすぐに決まりました。
注文したのは天ぷら付きそば(1400円)。細く白い麺が美しい。訪れた1日前から新そばの提供が始まったとのことで、訪れたタイミングが良かったようです。

こんにゃく天ぷらという群馬らしいメニューも付いていました。
透き通るようなそばはコシがあってのど越しが良く、とても良い味です。天ぷらも揚げたてで、付け合わせも手作り感があり、大満足! この後のドライブに向けて英気を養うことができました。

いざ御荷鉾スーパー林道へ

御荷鉾スーパー林道は群馬県藤岡市から甘楽郡南牧村まで続く、約67kmの関東屈指の長さを誇る林道。オフロード好きには人気のルートで、一部区間がダートコースになっているのが特徴となっています。

道の駅を後に神流湖を横目に462号線を走り、ダート区間につながる46号線に入ります。ここまで天気が良かったのですが、林道に向かうにつれ曇り空に。まるで先の行く末を暗示しているよう。
ここが御荷鉾スーパー林道との合流地点です。青看板には右折でスーパー林道との表示があり、混乱しましたが間違ってはいない模様。スマホの電波が無く、再検索不可能なので入力済のルートを信じて左折します。

念願のダートコースに到着するも…途中で断念

ようやくダートコースに到着! ワクワクしながらダートに進入した瞬間、ガン!という衝撃と共に車体が揺れ、車内のスマホスタンドからスマホが吹っ飛びました。そこまで大きな石が転がっているわけではなく、初心者でも楽しめるコースという認識だったのでびっくり。
数十メートルゆっくり走って、あまりにも車内がガタガタ揺れるので、一旦停止。この先数キロはダートコースが続くので、この調子で行けるのか不安になりました。ダートコースの経験がない筆者がビビりすぎなのか悩みましたが、これまでの経験上、ゴリ押しして故障といったように、ろくな目に遭っていないので、結局撤退することに…。
林道からは良い景色が見えました。この先にある展望台まで、行ってみたかった…。
失意の中、士坂峠まで到着し、帰路につきました。整備士さんに筆者のようなノーマルの足回りのJA22で、ダートコース走行は厳しいのか聞いてみたところ、全然問題なく行けるとのこと。ただ、状況から当時のままのショックアブソーバーが抜けている可能性もあるとのことで、ビビり過ぎではなく、正しい判断として納得したいと思います。

今回は意図せず新たな課題が見つかった旅となったので、もう少しジムニーの事を勉強して、次のドライブに活かしたいと思います。
取材・文/田中一馬
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