CAR & BIKE
2026.09.28
【ベントレー】ブランド初のフル電動「トルカル」、“最高出力888PS”で0-100km/h加速2.9秒
EVになれば、あのV8の鼓動も消えてしまうのでは──そんな寂しさを払拭してくれるのが、ベントレー初の完全電気自動車「トルカル」。本物の楽器で作った駆動サウンドから100%メリノウールの内装まで、電動化しても“ベントレーらしい”圧倒的な完成度をチェックします。
107年の歴史で初めて選んだ、完全電動という道
2026年9月23日、ベントレーがロンドンで世界初公開した「トルカル」。コンチネンタルGT、フライングスパー、ベンテイガに続く第4のモデルラインであり、ブランド初の完全電気自動車です。ラインアップは標準モデルと「トルカル S」の2モデル。Sはローンチコントロール作動時に最高出力888PS、最大トルク1350Nmを発揮し、0-100km/h加速はわずか2.9秒。ベントレー史上最もパワフルな量産モデルです。
注目すべきは、速さだけを追い求めていないところ。圧倒的な加速性能を誇りながら、乗員が心地よく過ごせる領域とのバランスも重視されています。速ければ速いほどいい──そんなEVの性能競争とは少し違う価値観に、ベントレーらしさを感じます。
注目すべきは、速さだけを追い求めていないところ。圧倒的な加速性能を誇りながら、乗員が心地よく過ごせる領域とのバランスも重視されています。速ければ速いほどいい──そんなEVの性能競争とは少し違う価値観に、ベントレーらしさを感じます。
V8の鼓動をドラムやヴィオラで表現
トルカルで最も気になるのが「音」です。「ベントレー・ダイナミック・シンフォニー」と名付けられた駆動サウンドには、ドラムやヴィオラ、ベースギターといった本物の楽器を使用。ベントレーを象徴するV8のエンジン音から着想を得て、ミュージシャンが作成したサウンドをEVに吹き込んでいます。アクセル操作に応じてサウンドも変化し、Sportモードではさらに存在感を増す一方、静かに走りたいときにはオフにすることも可能です。
驚かされるのはウインカーの音まで作り込まれていること。ベントレーの内装工房で、ハンマーが革を叩く音を実際に録音しています。エンジン音がないなら電子音で埋めればいい、ではない。人の手から生まれた音でクルマとのつながりを作るという発想に熱意を感じます。
驚かされるのはウインカーの音まで作り込まれていること。ベントレーの内装工房で、ハンマーが革を叩く音を実際に録音しています。エンジン音がないなら電子音で埋めればいい、ではない。人の手から生まれた音でクルマとのつながりを作るという発想に熱意を感じます。
メリノウールとウォールナットに包まれる
インテリアにも、ベントレーならではのこだわりが詰まっています。英国の老舗生地メーカー「フォックス・ブラザーズ」と共同開発したのは、自動車用途に耐えられる強度を備えた100%メリノウールのファブリック。柔らかな手触りと通気性を備え、レザーとはひと味違った温もりを車内にもたらします。
さらに「オンブレ・ウォルナット・バイ・マリナー」は、厳選したウォールナット材を最大1000層まで重ね、1mm未満にスライス。明るい色調から暗い色調へと移ろう表情は、巨大なディスプレイとは違う方法で未来のラグジュアリーを感じさせるデザインです。
Comfortモードの「デジタルデトックス」は表示する情報を抑え、画面ではなく会話や景色へ意識を向けられる環境を作ります。便利なデジタル機能を増やすだけでなく、“あえて見せない”という考え方に惹かれます。
電動化しても残したかった“ベントレーらしさ”
113.2kWhのバッテリーを搭載し、航続距離は最大600km(WLTP)。後部には460L、フロントにも90Lの収納スペースを備えているため、グランドツアラーとしても期待に応えてくれます。エンジンがなくても音で心を動かし、ウールや木の手触りで人を包む。電動化によってベントレーらしさを消すのではなく、新しい方法で表現し直した一台です。
家族の長距離ドライブでは静かにComfortモードで走り、一人になったらSportモードで楽器が奏でる“V8の鼓動”を楽しむ。作り手のこだわりが詰まった新感覚のEVと言えます。
車名/ベントレー トルカル
価格/日本価格未発表
モーター/永久磁石同期モーター2基
最高出力/821PS(トルカル)、888PS(トルカル S・ローンチコントロール作動時)
最大トルク/※標準モデルは日本導入仕様発表時に要確認、1350Nm(トルカル S・ローンチコントロール作動時)
バッテリー容量/113.2kWh
航続距離/最大600km(WLTPモード)
全長/5008mm
ラゲッジ容量/460L、フロント90L
●ベントレー モーターズ ジャパン
家族の長距離ドライブでは静かにComfortモードで走り、一人になったらSportモードで楽器が奏でる“V8の鼓動”を楽しむ。作り手のこだわりが詰まった新感覚のEVと言えます。
車名/ベントレー トルカル
価格/日本価格未発表
モーター/永久磁石同期モーター2基
最高出力/821PS(トルカル)、888PS(トルカル S・ローンチコントロール作動時)
最大トルク/※標準モデルは日本導入仕様発表時に要確認、1350Nm(トルカル S・ローンチコントロール作動時)
バッテリー容量/113.2kWh
航続距離/最大600km(WLTPモード)
全長/5008mm
ラゲッジ容量/460L、フロント90L
●ベントレー モーターズ ジャパン





















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