有名店のテイクアウトメニュー連載第15回東京・日本橋／和食「室町　美はま」

新型コロナ感染症が心配で家族で外出して食事はちょっとまだまだ心配という方、多いですよね。そこでおすすめなのが、グルメ有名店が始めたテイクアウトメニュー連載。グルメ通として知られている食作家の園山真希絵さんが実際に食べてレポート。女性ならではの視点でチョイスしたお店は、ママや子供たちの味覚にも間違いなし！　第15回目は、福井は美浜町産の穴子が美味しい、東京・日本橋にある「室町　美はま」をご紹介。

3周年を迎えられたこちら。「美はま」という店名は、福井県の美浜町から名付けられているとのことで、そんな福井の素晴らしい食材やお酒がメインになってますが、中でも、一番のウリは、美浜町から届く大穴子と地酒。

お昼時は、その大穴子を贅沢に使用した「特製大穴子重」「大穴子と鶏そぼろ重」「大穴子と夏野菜の天重」（いずれも、特製けんちん汁、小鉢2種、水菓子付き）が大人気とのことですが、それらもテイクアウト（特製けんちん汁付き）可能。

注文してから手際良く短時間で作って下さるのも嬉しいポイントですが、何といっても大穴子のしっとり&ふっくらした炊き加減と、甘くも辛くもなく、丁度いい塩梅の甘じょっぱいタレとの絡みも抜群で、美浜町のご飯（コシヒカリ）との相性も最高なんです。ちなみに、大穴子は、炊いてから蒸して温められることにより、硬くならず、とても繊細な柔らかさに仕上がるようです。

また、鶏そぼろは、甘じょっぱく煮た大穴子の甘さを消さないように、甘味を控えめに作られている上、どのお弁当にもセットになった玉子焼きも、ほのかな甘さで、いずれも大穴子を支える縁の下の力持ち的存在となってるんです。しかも、大穴子は、疲労回復、体力向上、眼精疲労の改善、免疫力向上、感染症の予防などにも効果を発揮し、タンパク質は鰻よりも豊富で、カロリーも脂質も鰻よりかなり少ないと言われているため、健康維持にも一役かってくれるはずです。というわけで、美味しい大穴子弁当を食べて、暑さに負けない元気体をGETしましょう(o^^o)。

東京・日本橋／和食
「室町　美はま」
Data
☎︎03-6262-7227
東京都中央区日本橋室町1-12-13 ムロホンビル2 1階
営業／11:00～14:00、17:00～21:30
※注文が入ってから作るので5分程度時間がかかります。
※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。
定休日／日曜・祝日

業界グルメ通・園山真希絵さん
紹介制飲食店「そのやま」経営者。自ら厨房に立ちながら、ゴーストレストランも手がけ、雑誌やTV出演・著書本出版・商品開発・講演会・料理教室や、メンタル心理カウンセラー・食育アドバイザー・ベビーシッター・六次産業・全国各地の親善大使も務める。