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テイクアウトメニュー連載第50回 東京・中目黒/カレー「香食楽」

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テイクアウトメニュー連載第50回 東京・中目黒/カレー「香食楽」

2021.04.30

新型コロナ感染症が心配で家族で外出して食事はちょっとまだまだ心配という方、多いですよね。そこでおすすめなのが、グルメ有名店が始めたテイクアウトメニュー連載。グルメ通として知られている食作家の園山真希絵さんが実際に食べてレポート。女性ならではの視点でチョイスしたお店は、ママや子供たちの味覚にも間違いなし! 第50回目は東京・中目黒の「香食楽」を紹介します。

この連載も、早いものでもう1年です。皆様、いつもご愛読ありがとうございます。


私が食評論家として、モノカキの仕事を本格的に始めたのが、20代半ばでしたが、なりたてホヤホヤの生意気な小娘時代に、私のお気に入り店として各媒体で頻繁にご紹介していたお店が中目黒「香食楽」さんだったんです。今では、薬膳カレーやグルテンフリーカレーも主流になってきてますが、当時、きちんと美味しい薬膳&グルテンフリーカレーが食べられるお店は、「香食楽」さんしかなかったように思います。


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お店の外観。

私が2006年に、おんぼろ一軒家での紹介制飲食店を立ち上げた際に参考にさせて頂いたのも『香食楽』さんでしたが、私も自分のお店に付きっきりになってからは、「香食楽」さんに行けなくなってしまい、それからあっという間に年月が流れてました。。。


実は今、レトルトのグルテンフリーカレーを開発中でして、あらゆるグルテンフリーカレーを食べまくってますが、私にとっての“体想いカレー”の原点であり、たくさんの想い出が詰まったお店が「香食楽」さんだったと思い出し、久々に今回の取材を機に伺ったんです。


薬膳料理研究家でもある「香食楽」代表の井村真沙子さんとも15年振りの再会でしたが、お互い、厨房に立ちながらの経営者同志ということで、話が尽きませんでしたが、中目黒商店街のお店は入れ替わりが激しい中、16年続くとは、本当に素晴らしいことです。。。尊敬としか言いようがありませんが、それだけお店に注力し、本気で向き合ってらっしゃるからこそ、多くの方からも愛されてるんでしょうね。井村さんの温かいお人柄と、いつまでも変わらない愛が料理全てに染み渡ってます。


前置きが長くなりすぎましたが、、、お店の看板でもあるカレーは、オープン当初は3種でしたが、今は、「かくらカレー」を筆頭に、「黒カレー」「ベジカレー」「巡るカレー」の4種です。「かくらカレー」と「黒カレー」は、カレー自体は油不使用で、上から「かくらー油」という自家製スパイス油が回しかけられてます。また、やや甘めな「黒カレー」は、マンゴーとリンゴが入り、「かくらカレー」と「ベジカレー」は、リンゴと野菜の穏やかな甘味が感じられます。


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かくらカレー(アボカド・パクチー・半熟卵トッピング)1200円。
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ベジカレー1500円、黒カレー1800円、巡るカレー(カレールーのみ)1200円。

いずれも薬膳の基本「中医学理論」に基づき、美味しさに拘ったレシピで構成されてますが、グルテンフリー&ローオイル且つ、スパイス・ハーブ・生薬を27種類配合し、五味・旨味・食材のバランスを考慮して美味しさを追求なさってます。
季節や天候・体感を通じて、入れる食材やスパイスの変更・量の微調整を行う生きたカレーですから、味わいに若干の違いが出てきますが、それは生きてる証拠であり、間違いなく、食した人を健康体に導いてくれます。まさに身も心も喜ぶ唯一無二の本格薬膳カレーなんですよね。


そもそも、「香食楽」さんのコンセプトは、


"スパイスやハーブ・生薬【香KA】を
美味しく食べて【食KU】
毎日をもっと楽しく元気に【楽RA】"



こちらですが、その通り有言実行なさっています。


また、なんといっても、こちらのカレーになくてはならない大黒柱的素材は、無農薬の「当帰の葉」パウダーですが、古来より、「当帰の葉」は、血行を良くし、血を補い、身体を温めて、貧血気味の気味の方にも重宝されています。「当帰」という名前は、子供が長い間授からず、離ればなれになっていた夫婦の妻がこの植物を飲み、健康で美しくなったことで、再び夫が帰ってきて子供を授かったことから、「当てに帰る」で当帰(トウキ)と呼ぶようになったとも言われているぐらいです。


その当帰は、「かくらカレー」(中辛/鶏だし)に一番多く含まれてますが、他にも、龍眼肉・肉桂・陣皮・大棗(なつめ「脾の果」の別名がある程脾によい)・にんにく・生涯・唐辛子・アーモンド・カシュ―ナッツ・玉葱・人参・リンゴ・長芋・じゃがいも・サツマイモ・南瓜・大根・キャベツ・ブロッコリー等が入ったミラクルスーパーフード(カレー)なんです。


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かくらカレー(アボカド・パクチー・半熟卵トッピング)にチーズをトッピングしたもの。
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カレー用の揚げ野菜トッピング。

食材と生薬は胃の消化と吸収作用を通じて気血に変化し、腎を養い、生命を維持する役目を担ってくれますが、新陳代謝を活発にして、バランスを整え、身体の「元気になる力」を引き出してくれます。元気がない時や、冷え性・ストレス・更年期障害等の緩和・二日酔い時にもオススメできます。私も、そんな「香食楽」さんのカレーみたいに、世の中と、ご縁ある方々に、「元気になる力」を与える人間を目指したいものです(とてもおこがましいですが笑)。


その他の3種もそれぞれ特筆すべき効果効能や蘊蓄がありますが、物凄いボリュームになるので、


https://www.ka-ku-ra.com/concept/

お店HPからご覧下さいませ(^^)


食いしん坊過ぎる私は、イートインでもテイクアウトでも、選んだカレーに、濃厚卵黄の半熟卵・揚げ野菜・アボカド・パクチー・チーズ・チキン等をトッピングし(通常の胃袋をお持ちの方は、ここまで欲張らないで下さい…笑)、ご飯は、雑穀米「薬飯(雑穀は平性の食材が多いですが、雑穀にジャスミンを組み合わせることにより温性に仕上げてあります)」にしてますが、カレーの縁の下の力持ちみたいな役割を果たす「黒木耳&赤玉アチャール」も付いてくるので、全て合わせると、まさに究極の完全栄養食なんですよね。


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具の大きなベジカレー。

「カレールー」のみでもお持ち帰りできますが、特に「ブラックカレー」は、「米粉パン」と合わせても相性抜群でした。。。さらに、「かくらサラダ」「赤玉アチャール」「生春巻き」「辛口スパイシーポテトフライ」「ブロッコリーのフリット」「ピリ辛パクチーとり唐揚げ」「なつめジェラート」「100%ナチュラルのオリジナル薬膳茶」等もテイクアウトできますので、是非カレーとご一緒にGETなさってみて下さい。


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ピリ辛パクチーとり唐揚げ1000円。
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生春巻き500円。
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かくらサラダ(1〜2人前)550円。
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ブロッコリーのフリット660円。
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ピリ辛パクチーポテトサラダ650円。
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オリジナルなつめジェラート(お近くの方のみ)440円。
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ビーガンクッキー1枚80円〜。
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「かくら茶」(赤・白・黒・青・黄)5ティーパック入り1200円※写真は「白」。

思い入れがありすぎる「香食楽」さんだったもので、想定外に長くなってしまった今回の記事ですが、最後に、、、
加齢は人間誰しも平等ですが、老化には個人差があるので、加齢に負けない自分を作るためにも、「香食楽」さんの華麗なカレーに助けて頂きましょう(o^^o)。


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薬膳料理研究家でもある代表の井村真沙子さん。

東京・中目黒/カレー
「香食楽」
Data

☎03-3710-0299
東京都目黒区上目黒2-42-13
テイクアウト/12:00〜20:00
※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。
定休日/月曜、火曜、不定期で水曜


業界グルメ通・園山真希絵さん
紹介制飲食店「そのやま」経営者。自ら厨房に立ちながら、ゴーストレストランも手がけ、雑誌やTV出演・著書本出版・商品開発・講演会・料理教室や、メンタル心理カウンセラー・食育アドバイザー・ベビーシッター・六次産業・全国各地の親善大使も務める。YouTube「正義の味塊YouTube」、Instagram「正義の味塊のインスタ」公開中。新刊著書「大切な人と大切な自分に贈りたい365日の愛言葉」が好評発売中。


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