有名店のテイクアウトメニュー連載第19回 東京・銀座/かに料理「活かに料理 銀座 きた福」
こんなに鳥肌がたったかにちらしは人生初でした…。
北海道から活のまま取り寄せた特大毛がにが丸ごと一匹使われた「活き毛がにの特製ちらし」は、いくらや生山椒・季節野菜・錦糸卵・ガリを混ぜ込んだ酢飯との融合ですが、もう贅沢の極みとしか言いようがないんです。しかも、添えてある副菜(胡瓜の浅漬け・丸十の含め煮・たくあん・ガリ)まで抜け目がなく…。
木箱に入った重厚な包装と手書きの説明書も、受け取った人は感激の嵐だと思います。
ちなみに、この極上かにちらしは、お持ち帰りの時間に合わせてかにが茹でられ、テイクアウト直前にちらし寿司に仕立てられます。3名ぐらいで食べるのがベストですが、料理長さん曰く、「素晴らしい活毛かにならではの美味しさを味わうには、3時間以内でお召し上がり下さい」とのこと。確かにおっしゃる通りだと、私は1時間以内で瞬く間に食べ切ってました(笑)
酢橘も添えて下さっていたので、途中で、酢橘を絞って食べてもまた一味違う美味しさに出逢えます。
また、かにちらしになくてはならないもう一つの重要素材は、やはりお米ですが、色々試された結果、「きた福」さんに選ばれし厳選米は、良い土と、高い農業技術を継承する会津継承米「氏郷」。このお米、見た目も味わいも艶やかで、力強い生命力すら感じるのですが、炊き立ての白米に、「じゃこ山椒」や「和牛しぐれ煮」と合わせて食べても最強なんです。。。その両者もテイクアウト可能ですから、かにちらしと共に是非です。
その他、具の9割がたらばかにという「特製たらばかにしゅうまい(8個)」や、季節限定の「いくら醤油漬け」と「自家製からすみ 」もお持ち帰り可能になったそうなので、記念日や、ハレの日にも重宝できること間違いないです。
「きた福」さんの孤高料理、手にとったら、「福がきた~!」って叫びましょう(^^)
東京・銀座/かに料理
「活かに料理 銀座 きた福」
Data
☎︎050-3628-6368
東京都中央区銀座7-4-5銀座745ビル3階
<テイクアウトのご注文方法>
ご注文はインターネット、またはお電話にて。
かにちらしは前日の22時までの受付になります。
また、お引き取り希望日が水曜日、日曜日、祝日の場合、豊洲市場がお休みのため、前々日の22時までの受付になります。
※季節限定のお品の時期につきましてはスタッフまでお尋ね下さい。※価格は全て税抜き表示。
業界グルメ通・園山真希絵さん
紹介制飲食店「そのやま」経営者。自ら厨房に立ちながら、ゴーストレストランも手がけ、雑誌やTV出演・著書本出版・商品開発・講演会・料理教室や、メンタル心理カウンセラー・食育アドバイザー・ベビーシッター・六次産業・全国各地の親善大使も務める。