秘密のケンミンSHOW極でも特集!山形県民が秋になるとザワつく「芋煮」とは
山形の代名詞とも言える郷土料理「芋煮」とは
知る人ぞ、知る芋煮。山形では秋になると、家族連れや友人が集まって河川敷で芋煮会をする光景を毎年必ず目撃します。秘密のケンミンショー極でも紹介されたように、秋になるとSNSでは芋煮の話題でザワつき始めます。
山形芋煮の特徴といえば、ゴロゴロ入った里芋、適度に脂がのった牛肉、秋の味覚キノコ、食感が楽しいこんにゃく、シャキシャキ感を味わえる長ネギなど具材がたっぷり入っていることです。味付けは、あっさり和風醤油ベースで仕上げます!よく煮込まれた里芋のトロトロ食感と牛肉の濃厚な旨味が絶妙にマッチして非常に美味しいです。ちなみに、近隣の仙台では、赤味噌を使い味噌仕立ての味にします。地域が少し変わるだけで、味付けも変わるところが面白いですね。
日本一の大鍋で作る芋煮
毎年9月中旬頃に、山形県の馬見ケ崎河川敷では日本一の芋煮会フェスティバルが開催されます。今年はコロナウィルスの影響もありドライブスルーによるテイクアウト販売となりましたが、2019年には直径6.5mもある日本一の大鍋で3万5000食がふるまわれています。2018年は、8時間で最も多く提供されたスープとして世界ギネス記録にも認定されました。地元食材と地酒をふんだんに使用しているので、ぜひ1度味わってもらいたいです。
シンプルな味付けなのに旨すぎる!本場芋煮の作り方
材料 4人前
牛肉 200g
里芋 500g
板こんにゃく 200g
長ネギ 1本
キノコ(しめじ) 1袋
砂糖 大さじ1
酒 100cc
麺つゆ 120ml
一味唐辛子 適量
作り方
1.里芋のぬめりを取る
まずは、具材の下準備からです。予め剥かれた里芋のぬめりを取るために水洗いを行います。ぬめりは多少あっても良いですが、煮汁が濁ってしまうので軽く洗っておいた方が良いです!洗い終わったら、一口大に切っていきましょう。
2.こんにゃくをちぎる
こんにゃくは手でちぎります。こんにゃくは凹凸のある方が、味がよくしみ込むので手でちぎった方がいいです。
3.長ネギや牛肉、しめじも下準備
長ネギは、斜め切りにしましょう。表面積が多い分、シャキシャキ食感が味わえます!牛肉は食べやすい大きさに切り、しめじはいしづきを包丁で切った後、割いていきます。
4.里芋とこんにゃくを茹でる
具材の準備ができたら、鍋に水を1L注ぎ、里芋とこんにゃくを入れ茹でていきます。途中、灰汁が出てきたらお玉ですくって2回ほど取り除きます。
5.味付けをし、さらに煮込む
お酒と砂糖、麺つゆを加えて里芋が柔らかくなるまで煮込んでいきます。仕上げに、牛肉、しめじ、長ネギの順番で具材を入れます。
6.完成!
ひと煮立ちさせたら完成です!お好みで一味唐辛子をかけても美味しいですよ。
山形県民が秋になるとザワつく芋煮の正体!旬の味覚がたっぷり詰まった極上鍋だった。
今回は、山形県民の郷土料理でもある芋煮について紹介しました!芋煮には秋が旬の食材である里芋、しめじ、長ネギがふんだんに使われています。例年、河川敷では大勢の人が集まって芋煮会を楽しむほど山形県民には親しまれている鍋料理です。スーパーで購入できる食材ばかりなので、ご家庭でも作ってみてぜひ山形を味わってみてください。
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