山形のソウルフード玉こんって何?冬になるとハフハフしたくなる美味しさ♡レシピも!
山形県民のソウルフード「玉こん」とは
玉こんとは、山形県のソウルフードである玉こんにゃくを略した愛称です。全国的に販売されている板こんにゃくや糸こんにゃくとは異なり、直径3㎝ほどある球状のこんにゃくを調理に使用します。
醤油味をベースにしたたれにスルメイカを加え、鍋で玉こんにゃくを炒ります。寒い季節になると、山形県民が恋しくなる食べ物こそ玉こんです。
意外と古い「玉こん」の歴史
玉こんにゃくの発祥は、平成元年に創業した「千歳山」のふもとにあるこんにゃく専門店「千歳山こんにゃく」と言われています。
その昔、慈覚大師(円仁和尚)が中国から山形に持ち帰ったこんにゃくを寺の精進料理に使いはじめ、それが周辺住民にも普及し、山寺から県内一帯にこんにゃくの文化が広がっていったという話もあります。
スルメを入れると旨味が引き立つ!お手軽な玉こんにゃくレシピ
材料4人前
玉こんにゃく 1袋
スルメイカ 1杯
醬油 大さじ2
日本酒 大さじ2
みりん 大さじ1
水 大さじ2
作り方
1. パックから玉こんにゃくを取り出し水でよく洗う
こんにゃくを袋から取り出したら、一旦ザルにあけます。玉こんにゃくを、そのまま調理に使用すると臭みが残ってしまうことがあるため、しっかりと流水で洗っておきましょう。
2. スルメのゲソを取り3〜4等分にする
出汁に使うスルメはキッチンバサミを使い、4等分にしましょう。切っておいたほうが、炒めやすいです。
3. 鍋にすべての調味料と玉こんにゃくを入れ炒める
鍋の中に、玉こんにゃく、スルメイカ、醬油、みりん、水、日本酒全ての調味料を入れます。材料を入れたら、火を弱火にしてこんにゃくが焦げないよう、箸を使って炒っていきます。
4.玉こんにゃくに色が着いてきたら完成
15分ほど炒り、鍋の汁気が無くなり玉こんにゃく全体が茶色く色づいてきたら、割り箸に刺して完成です。お好みでからしをつけてもおいしいです。
玉こんにゃくのプリプリ食感と醤油の濃い味が絶妙「玉こん」
実際作ってみると、材料も少なく短時間で完成させることができました。簡単に作れる玉こんですが、スルメイカ特有の魚介系の風味が効いていてクセになる味です。からしをつけることで、より旨味がアップします。ぜひ、ご家庭でもお試しください。
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