アウトドアライクに上質な時間を過ごすためのマガジン
テイクアウトメニュー連載第43回 東京・奥沢/弁当「稲毛屋」 

DINING

テイクアウトメニュー連載第43回 東京・奥沢/弁当「稲毛屋」 

2021.03.12

新型コロナ感染症が心配で家族で外出して食事はちょっとまだまだ心配という方、多いですよね。そこでおすすめなのが、グルメ有名店が始めたテイクアウトメニュー連載。グルメ通として知られている食作家の園山真希絵さんが実際に食べてレポート。女性ならではの視点でチョイスしたお店は、ママや子供たちの味覚にも間違いなし! 第43回目は東京・奥沢などにある「稲毛屋」です。

「こんなお弁当&お惣菜屋さんが近所にあったらなぁ…」と、切なる夢を抱いてしまうような家庭料理弁当店「稲毛屋」さんですが、現在は、奥沢・自由が丘・洗足の3店舗で切り盛りなさってます。地元の常連さんがかなり多いとのことですが、全店合わせて、1日に600人位のお客様が訪れるという大人気店なんです。


1


2
地元でも大人気メニューには「SOLD OUT」の文字がちらほら。

お世辞抜きで毎日でも通いたくなるような魅力に溢れてますが、それもそのはず。昔ながらの家庭の味はもちろん、時代の流れにも合わせて、消費者のニーズを追求し、日々新しい料理を手作りして販売なさってますから…。店頭に並ぶお惣菜は、常時30〜40種類のおかず(揚げ物も含め)が用意され、定番ものから季節限定品まで、豊富な品揃えで、選びきれず、目移りしちゃうほどです。


4
コロッケ(金曜特売)30円。
4
焼売(土曜特売)20円。
3
だし巻きたまご250円。
3
パン粉チキン300円。
3
カップサラダ各250円。

中でも、一番人気の「稲毛屋特製唐揚げ」は、毎週火曜日に“半額デー”を行なってらっしゃいますが、1日に150㎏以上売れるというから驚きです…。しかも、1㎏単位で購入なさるお客様も多いようです…。これぞ、おかず界のアイドルですね(^^)。そのアイドルからあげは、お弁当メニューとしても売れ筋ですが、他にも、お昼過ぎには売り切れてしまうという日替わりの「赤弁」と「黒弁」 も、ユニークな売れっ子弁当なんです。その2種日替わり弁当メニューは、SNSで常時アップされてますが、プロの料理人さんが、1ヶ月被らないように必死で考案なさった渾身作です。きっと「今日はどんなお弁当なんだろう」と、楽しみにしているファンの方も多いはずです。


2
大人気の「稲毛屋特製からあげ」を使った唐揚げ弁当550円。
7
日替わり弁当 赤550円。
7
日替わり弁当 黒550円。

また、「稲毛屋」さんは、店頭でのテイクアウトだけでなく、配達弁当・ケータリング・スタジアムフード・仕出しまでなさってますが、、、従業員さんの健康管理から、食材と調理器具を含めた衛生的環境作りの徹底や、十分な加熱処理・調理後の冷却等と、安心して届けられるような工夫もしっかりなさってます。とにかくお客様の視点に立ち、リーズナブルで美味しい真心料理を提供して下さるので、食べると、その想いも伝わってくるんですよね。。。


まだまだ特筆すべき点は沢山ありますが、無類の鯖好きの私が一食惚れしてしまったのが、艶々に輝く「鯖の煮付け」でした。。。火入れ具合も抜群で、冷えても、鯖の身がしまることなく、しっとり柔らかくて…。お醤油とみりんの甘辛く懐かしい味わいも、「稲毛屋」さん伝統の“かまど炊き製法”でふっくら炊き上げられた白米にも合うのなんのって。「鯖の味噌煮」でなく、「鯖の煮付け」という拘りも、「稲毛屋」さんオープン当初から、女将さんレシピで作り続けられている伝統の味とのこと。たかが「鯖の煮付け」、されど「鯖の煮付け」です。


5
鯖の煮付け330円。
4
鯖の煮付け弁当680円。
4
鮭燻製弁当600円(鮭燻製単品300円)。

当たり前の毎日に、改めて感謝の気持ちが湧き上がってきましたが、大都会東京に暮らしていても、心温まる日本の家庭料理が味わえるって、幸せなことだなぁと、しみじみ思います。「稲毛屋」さん、これからも美味しい愛の伝道師屋さんでいて下さい。


東京・洗足/弁当
「稲毛屋」 
Data
奥沢店

☎03-6421-8040
東京都世田谷区奥沢4-27-16 1階
営業/平日11:00~20:00、土曜11:00~18:00
定休日/日曜・祝日
洗足店
☎03-6426-2011
東京都目黒区洗足2-25-1 1階
営業/平日11:00~20:00、土曜11:00~18:00
定休日/日曜・祝日
自由が丘店
☎03-5726-5880
東京都目黒区自由が丘1-29-16自由が丘会館1階
営業/平日11:00~15:00、土曜11:00~14:30
定休日/日曜・祝日


業界グルメ通・園山真希絵さん
紹介制飲食店「そのやま」経営者。自ら厨房に立ちながら、ゴーストレストランも手がけ、雑誌やTV出演・著書本出版・商品開発・講演会・料理教室や、メンタル心理カウンセラー・食育アドバイザー・ベビーシッター・六次産業・全国各地の親善大使も務める。YouTube「正義の味塊YouTube」、Instagram「正義の味塊のインスタ」公開中。また3月9日に新刊著書「大切な人と大切な自分に贈りたい365日の愛言葉」を発表。


3


 

記事の一覧へ