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MADURO STYLE第91回/子供の頃の憧れを詰め込んだ、秘密基地&キャンプな平屋建て①

MADURO STYLE第91回/子供の頃の憧れを詰め込んだ、秘密基地&キャンプな平屋建て①

今回お邪魔させていただいたのは、静岡県富士市にある130坪の土地に平屋を建てたばかりのFさん邸。家の中に入った瞬間に違和感が…それは、これまでこのMADURO STYLEの家創り連載で取材してきた白壁中心の家とは、まるで仕様や雰囲気が違っていました…。
グレー中心のシックな色使いだったり、アーチ状の入り口があったり…と、ディテールまでこだわり抜いた、独特な空間設計…。さらに秘密基地のようなたくさんの仕掛けも…。さらこれからプライベートキャンプ場になるようなガーデンスペースも創っていました。妥協することなく、パパもママも子供も家族全員が住むことを心から楽しんでいるFさん家族の平屋建てを、MADURO総編集長の大久保が取材してきました。

大久保 Fさんは納得住宅工房の久保代表のご親戚とお聞きしました。こちらのお宅にお邪魔する前に、設計者でもある久保代表から「とにかく普通じゃない! これまでMADURO STYLE連載で取材してきたような家じゃないよ!」と事前情報をもらってきましたが、確かに個性的ですね。

Fさん 久保社長の親戚にあたるのは、私の妻なのですが、とにかく「普通じゃない」家を創りたかったんです。まずは、「内観に白を一切使わないでください」「暗い感じでシックにしてください」と久保さんにリクエストを出しました。

大久保 これまでいろんな一軒家を取材してきましたが、内観に白を一切使わない家は初めてです。普通は明るい空間にしてほしいから、白重視の色使いになりがちですが…

Fさん 遊びに来てくれた人が面白がってくれたり、ビックリするような家にしたくて(笑)。逆に言うと、どこにでもあるような、ありきたりな感じにはしたくなかったので、家創りのベースカラーとして多用されている白を排除してもらいました。コンセプトが「洞窟のような家」。言うなれば、子供の頃に憧れた「秘密基地」を創りたかった。そもそもは2階建てを考えていたのですが、2区画分の土地を手に入れられたことを久保さんに伝えると、「それだったら、平屋にしてはどうか」とアイデアをいただいたんです。2区間なので、2階がない平屋でも建物面積は40坪の130㎡の3LDK+DEN(小部屋)と広いんです。LDKを家の中心に置いて、その周りに私の部屋や子供部屋、ウォークインクローゼットを配置。「秘密基地(=LDK)」から洞窟上に伸びていくようなイメージで、「秘密の小部屋(=家族の部屋やクローゼット)」を設計していただきました。さらに、妻の意向で各入り口の上部にアーチをつけたり、私が好きな黒をふんだんに取り入れてもらいつつ、グレーやネイビー、カーキなど全体のトーンを落とすことで、「普通じゃない雰囲気」に仕上がりました。子供たちも「秘密基地みたいだ!」と大喜びで、狙い通りです!

大久保 なるほど、たしかに洞窟を思い起こさせる雰囲気に仕上がっていますね。インターホンのモニター機まで黒く塗ってあったりと徹底していますね。天井が高い吹き抜けの平屋建てなので、2階建てにしなくても、屋根裏部屋的に畳仕様のスペースを中2階に設けたり、その周りにさらに収納抜群な秘密のスペースを儲けたり…。とにかく「秘密基地感」か満載です。平屋建ての仕様もさらに秘密基地さを助長していますね! 外のガーデンスペースがまだ仕上がっていないところを見ると、まだ竣工して間もない感じでしょうか?

Fさん はい、住み始めてまだ1週間足らずで、この取材を受けています。ガーデンスペースは面白い仕掛けで創っている途中なので、また数ヶ月後に来てください(笑)。

大久保 とても広いガーデンスペースですねー。どんなガーデンスペースを創っているのでしょうか?

Fさん 子供たちと家にいながら、アウトドアを存分に楽しめる空間になります。ウッドデッキと芝を貼り、テントも張れるようにします。キッチンさながらの調理スペースやBBQスペースにダイニングスペース、さらに焚き火ができるように大きめなファイヤーボールも設けます。夜も遊べるように外灯も設置して、ちょっとしたプライベートキャンプ場のようになります。夏には大きいプールも置きたいです。内観は妻と打合せしながら決めていきましたが、バーベキューやキャンプは男の仕事なので、このアウトドアガーデンスペースは1から10まで私が決めています。このガーデンスペースまで仕上げないと完成とは言えないので、まだ半分の未完成です。子供たちも楽しみにしています。

大久保 それは素晴らしいですね。アウトドアガーデンスペースが仕上がったら教えてください。再度取材にお邪魔させていただきます。
玄関とは反対側にあるガーデンスペースから見た、外観。内観は白基調、外観は黒やダークカラーが多い昨今の家創りの中で、「逆」の選択。向かって右側がご主人の趣味部屋と夫婦の寝室、左側が子供部屋と中2階和室。上から見るとコの字型の洞窟のように部屋が伸びているのがよくわかります。
側面を光沢感のあるネイビーで仕上げた、特注カラーのアイランドキッチン。オリーブカラーのシェードのペンダントライトが、より秘密基地感、お洒落ミリタリー的な雰囲気を醸し出します。
内観に白を一切使わないことで、生活感を排除することに成功したリビング。手前の木製テレビボードは、ご主人がご自身で手に入れてきた一枚板を大工さんに付けてもらったそうです。
そもそもは主寝室として設計されたキッチンの裏側にある6畳部屋は、一見では「ここに部屋があるの?」とわからない、まさに裏にある秘密のスペース。今は、ワンピースをはじめとする希少なフィギュアが並ぶご主人の趣味部屋に。壁までウッディにまとめた無骨な雰囲気が「秘密のアジト感」に拍車を掛けます。
家の中で一番明るい中2階の和室は、子供たちのシアタールームに。宙に浮かんだ縦長の秘密基地といった感覚。
ヘリンボーン調のフローリングが好アクセントな玄関。MADURO STYLE標準仕様のイタリア製建具「ブレラ」の黒いハイドアも完璧マッチ。
子供もパパもママも楽しめる
ガーデンスペースがもうすぐ完成する、
静岡県富士市在住のFさん家族

ご主人と納得住宅工房の久保社長の姪にあたる奥さま、まだ小学生と未就学児の小さなお子さま3人の、5人家族。静岡県富士市に建てた平屋建ては、洞窟的な秘密基地仕様にして、家にいながらのキャンプ仕様。いつまでも子供ゴコロを忘れないパパに、子供たちはワクワク目を輝かせていました!
地域に家を建てたい方、興味がある方は
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https://www.maduro-style.com

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