LIFE
2024.10.18
【検証】サーモスVSニトリ、保冷力で勝る缶ホルダーはどっちだ
お酒好きの筆者の願い、それは「お酒の冷たさを長時間キープしたい」。ということで、今回は人気ブランド「サーモス」と、コスパ最強で名高い「ニトリ」の保冷缶を徹底比較。果たして、保冷力で勝るのはどっちだ。
子育て世代のビール事情とあるある
「かんぱーい!」の声とともに始まる楽しいひととき。 でも子育て世代はそうスムーズにはいきません。子供がこぼしたお茶を拭き、食事の手伝いをしているうちに、いつの間にかぬるくなってしまうお酒たち。そんな日常に筆者は寂しさを感じていました。
ということで、サーモスとニトリの保冷缶ホルダーを購入。どちらの保冷缶ホルダーが私の願いを叶えてくれるか実験しました!
ということで、サーモスとニトリの保冷缶ホルダーを購入。どちらの保冷缶ホルダーが私の願いを叶えてくれるか実験しました!
実験開始! 保冷力の真価が問われる
実験日は10月中旬の正午12時、室温28.9℃、湿度24%の環境下で実施。2つの保冷缶ホルダーの保冷力と機能性を比較しました。
ちなみに、スタート時の温度はこんな感じ。
・サーモスの保冷缶:9.5℃
・ニトリの保冷缶:9.8℃
・保冷缶なし:9.6℃
・サーモスの保冷缶:9.5℃
・ニトリの保冷缶:9.8℃
・保冷缶なし:9.6℃
35分後:驚きの結果
【35分後の温度】
・サーモスの保冷缶:10.2℃(スタート時+0.7)
・ニトリの保冷缶:10.6℃(スタート時+0.8)
・保冷缶なし:14.1℃(スタート時+4.5)
お……おお! 35分後で、保冷缶ホルダーなしの飲み物は、なんと4.5℃も温度が上昇。一方、サーモスとニトリの保冷缶ホルダーは、それぞれ10.2℃と10.6℃をキープ。スタート時に近い温度を保っていました。
・サーモスの保冷缶:10.2℃(スタート時+0.7)
・ニトリの保冷缶:10.6℃(スタート時+0.8)
・保冷缶なし:14.1℃(スタート時+4.5)
お……おお! 35分後で、保冷缶ホルダーなしの飲み物は、なんと4.5℃も温度が上昇。一方、サーモスとニトリの保冷缶ホルダーは、それぞれ10.2℃と10.6℃をキープ。スタート時に近い温度を保っていました。
1時間後
【1時間後の温度】
・サーモスの保冷缶:10.8℃(スタート時+1.3)
・ニトリの保冷缶:11.3℃(スタート時+1.5)
・保冷缶なし:16.5℃(スタート時+6.9)
1時間後、保冷缶ホルダーに入れた飲み物の温度は、ほぼ変化なし。スタート時と比較してもわずか1℃程度の温度上昇にとどまりました。一方、保冷缶ホルダーなしの飲み物は16.5℃まで上昇。5℃以上もの温度差が! 保冷缶ホルダーに入った缶を触ると、まだ冷たさが持続していました。
・サーモスの保冷缶:10.8℃(スタート時+1.3)
・ニトリの保冷缶:11.3℃(スタート時+1.5)
・保冷缶なし:16.5℃(スタート時+6.9)
1時間後、保冷缶ホルダーに入れた飲み物の温度は、ほぼ変化なし。スタート時と比較してもわずか1℃程度の温度上昇にとどまりました。一方、保冷缶ホルダーなしの飲み物は16.5℃まで上昇。5℃以上もの温度差が! 保冷缶ホルダーに入った缶を触ると、まだ冷たさが持続していました。
2時間後
【2時間後の温度】
・サーモスの保冷缶:13.0℃(スタート時+3.5)
・ニトリの保冷缶:13.3℃(スタート時+3.5)
・保冷缶なし:20.8℃(スタート時+11.2)
2時間が経過し、保冷缶の性能が明らかに。サーモスとニトリの保冷缶ホルダーは、約3.5℃の上昇のみ。これに対し、保冷缶なしの飲み物はみるみるうちに温度が上昇し、ぬるくなってしまいました。
・サーモスの保冷缶:13.0℃(スタート時+3.5)
・ニトリの保冷缶:13.3℃(スタート時+3.5)
・保冷缶なし:20.8℃(スタート時+11.2)
2時間が経過し、保冷缶の性能が明らかに。サーモスとニトリの保冷缶ホルダーは、約3.5℃の上昇のみ。これに対し、保冷缶なしの飲み物はみるみるうちに温度が上昇し、ぬるくなってしまいました。
3時間後
【3時間後の温度】
・サーモスの保冷缶:14.6℃(スタート時+5.1)
・ニトリの保冷缶:14.8℃(スタート時+5)
・保冷缶なし:22.4℃(スタート時+12.8)
3時間後にはさらに大きな差が! 保冷缶なしの飲み物は22.4℃まで上昇した一方、サーモスとニトリの保冷缶ホルダーに入れた飲み物は、わずか5℃程度しか上昇していません。
・サーモスの保冷缶:14.6℃(スタート時+5.1)
・ニトリの保冷缶:14.8℃(スタート時+5)
・保冷缶なし:22.4℃(スタート時+12.8)
3時間後にはさらに大きな差が! 保冷缶なしの飲み物は22.4℃まで上昇した一方、サーモスとニトリの保冷缶ホルダーに入れた飲み物は、わずか5℃程度しか上昇していません。
4時間後
【4時間後の温度】
・サーモスの保冷缶:17.0℃(スタート時+7.5)
・ニトリの保冷缶:17.1℃(スタート時+7.3)
・保冷缶なし:23.8℃(スタート時+14.2)
「まぁ、4時間も飲み物を放置する人はいないか」なんて思いつつ、保冷効果の持続力を確かめるため、実験を続けてみました。
結果、サーモスとニトリの保冷缶ホルダーはどちらも飲み物の上昇を約7℃に抑え、ほぼ同等の性能。一方、保冷缶ホルダーなしの缶は、約14℃も上昇し、飲み物の温度が大幅に変化してしまいました。
・サーモスの保冷缶:17.0℃(スタート時+7.5)
・ニトリの保冷缶:17.1℃(スタート時+7.3)
・保冷缶なし:23.8℃(スタート時+14.2)
「まぁ、4時間も飲み物を放置する人はいないか」なんて思いつつ、保冷効果の持続力を確かめるため、実験を続けてみました。
結果、サーモスとニトリの保冷缶ホルダーはどちらも飲み物の上昇を約7℃に抑え、ほぼ同等の性能。一方、保冷缶ホルダーなしの缶は、約14℃も上昇し、飲み物の温度が大幅に変化してしまいました。
結果:どっちも優秀!
実験の結果、サーモスとニトリの保冷缶ホルダーは、温度上昇はあるものの、どちらも優秀な保冷力を示しました。一方、何も使わなかった缶飲料は2時間で20℃を超え、残念な一杯に。ぬるくなってしまった飲み物を飲んだ時のあのガッカリ感は、きっと誰しも経験があるのではないでしょうか。
重さは?
保冷缶の重さは、持ち運びやすさに関わる重要なポイント。サーモスとニトリの保冷缶を比較してみると、サーモスの方がわずかに軽量です。しかし、どちらも非常に軽く、長時間使用しても負担になりにくい設計でした。
ちょっと気になる点も......
素晴らしい商品ですが、チョットだけ気になる点もありました。
・飲み口近くのゴム部分に唇が触れる(個人的感覚かも)
・保冷缶の重みで残量がわかりにくい
しかし、保冷効果という大きなメリットが勝つので些細な問題にすぎません!
・飲み口近くのゴム部分に唇が触れる(個人的感覚かも)
・保冷缶の重みで残量がわかりにくい
しかし、保冷効果という大きなメリットが勝つので些細な問題にすぎません!
総評:買わなきゃ損!
サーモスやニトリの保冷缶ホルダーのおかげで、いつでもどこでも、冷たいお酒を味わえるようになりました。とくにこれからの季節は、アツアツのお鍋を囲みながら、冷えたお酒をゆっくり楽しみたい! ぜひチェックしてみてくださいね。
商品名/保冷缶ホルダー 350ml缶用
サイズ/幅75×奥行き75×高さ115mm
本体重量/約148g
素材/本体:ステンレス鋼、ラバーリング:シリコン
価格/オープン
●サーモス
商品名/缶ホルダー 350ml
サイズ/幅79×奥行79×高さ118mm
本体重量/約180g
素材/ステンレス シリコーン
価格/999円
●ニトリ
商品名/保冷缶ホルダー 350ml缶用
サイズ/幅75×奥行き75×高さ115mm
本体重量/約148g
素材/本体:ステンレス鋼、ラバーリング:シリコン
価格/オープン
●サーモス
商品名/缶ホルダー 350ml
サイズ/幅79×奥行79×高さ118mm
本体重量/約180g
素材/ステンレス シリコーン
価格/999円
●ニトリ