LIFE
2025.03.11
【海外旅行】余った外貨を「ポケットチェンジ」でスマートに交換してみた
海外旅行のたびに増えていく、使い道のない外貨。引き出しに眠らせておくのももったいない。そんな悩みを解決してくれる「ポケットチェンジ」なるものを発見。この端末を利用して、あるものに交換してみました。
結構あるぞ!旅行後に余った外貨、どうする?

海外から帰国後、余った外貨の扱いに悩んだ人も多いはず。筆者もその一人で、現地で使い切れなかった小銭や紙幣をどうするか、いつも困っていました。特に今後行く予定のない国の通貨は使い道がなく、持て余しがち。思い出の一部とはいえ、そのまま放置しておくのはもったいない。
ポケットチェンジってなんだ?

設置場所/日本全国の空港、旅行代理店、商業施設
ポケットチェンジというマシン、家に眠っている余った外貨紙幣や硬貨を電子マネーやAmazonギフト券などさまざまな電子マネーやギフトコードに交換できるらしい。
対応通貨は日本円、米ドル、ユーロ、元、ウォン、香港ドル、タイバーツ、台湾ドル、・シンガポールドル、ベトナムドンの10通貨で、そのうち4通貨(米ドル、ユーロ、元、ウォン)では硬貨も電子マネーへ交換できるらしい。
気になっていたので、実際にポケットチェンジの端末を使ってみることにしました。
対応通貨は日本円、米ドル、ユーロ、元、ウォン、香港ドル、タイバーツ、台湾ドル、・シンガポールドル、ベトナムドンの10通貨で、そのうち4通貨(米ドル、ユーロ、元、ウォン)では硬貨も電子マネーへ交換できるらしい。
気になっていたので、実際にポケットチェンジの端末を使ってみることにしました。
ポケットチェンジを使おうと思った理由

旅行好きの筆者が、これまで余った外貨を扱う方法として考えてきたのは、
・次の旅行まで保管しておく
・空港で両替する
・知人に譲る
といった手段。しかし、どれも決め手に欠けるものでした。特に両替は小額すぎると手数料がかかってしまい、結局損をすることも。
これが「ポケットチェンジなら、電子マネーにできる」という情報を目にし、これは試してみる価値があると思ったのです。
・次の旅行まで保管しておく
・空港で両替する
・知人に譲る
といった手段。しかし、どれも決め手に欠けるものでした。特に両替は小額すぎると手数料がかかってしまい、結局損をすることも。
これが「ポケットチェンジなら、電子マネーにできる」という情報を目にし、これは試してみる価値があると思ったのです。
端末の操作は簡単? 実際に使ってみた
公式サイトで検索すると、日本全国で約50台以上が設置されているということで、意外といろいろな場所に設置されていることがわかります。
今回はJR武蔵小杉駅から徒歩約4分のイトーヨーカドー グランツリー武蔵小杉店 1階にある端末を利用してみることに。
端末はシンプルなタッチパネル式。画面の指示に従って進めていくだけなので、機械が苦手な人でも問題なく操作できそう。
今回はJR武蔵小杉駅から徒歩約4分のイトーヨーカドー グランツリー武蔵小杉店 1階にある端末を利用してみることに。
端末はシンプルなタッチパネル式。画面の指示に従って進めていくだけなので、機械が苦手な人でも問題なく操作できそう。

ポケットチェンジの端末を使って、実際に手持ちの外貨を交換してみました! 画面の「スタート」をタップし、希望の交換先を選択します。
対応している交換先

・交通系ICカード(SuicaやPASMOなど、PiTaPaを除く)
・楽天Edy
・WAON
・nanaco
・au PAY ギフトカード
・WebMoney
・GooglePlay ギフトカード
・Amazonギフト券
・JCBプレモデジタル
・App Store & iTunes ギフトカード
・WeChatPay(中国)
これらの他にも、アメリカ、中国、韓国、台湾、香港、インド、イギリス、オーストラリア、カナダ、シンガポールなどの国で使用できる電子マネー、クーポン、各種ギフトカードにも交換可能です。
私は普段からよく使うSuicaへのチャージを選びました。
・楽天Edy
・WAON
・nanaco
・au PAY ギフトカード
・WebMoney
・GooglePlay ギフトカード
・Amazonギフト券
・JCBプレモデジタル
・App Store & iTunes ギフトカード
・WeChatPay(中国)
これらの他にも、アメリカ、中国、韓国、台湾、香港、インド、イギリス、オーストラリア、カナダ、シンガポールなどの国で使用できる電子マネー、クーポン、各種ギフトカードにも交換可能です。
私は普段からよく使うSuicaへのチャージを選びました。
香港ドルを投入

まずは、10香港ドルを入れてみました。
交換レートは、システムを利用した時刻の為替レートに基づいて算出されます。
交換レートは、システムを利用した時刻の為替レートに基づいて算出されます。

結果、受取金額は148円に! 「確定」をタップすると、

「カードをタッチしてください」という表示。Suicaをタッチすると、すぐにチャージされました。

レシートが発行され、処理完了!
米ドルを投入

次は、半年前にハワイに行ったときに残った6.83ドルを投入。

結果、759円をSuicaにチャージ!
コインも投入可能!

米ドルのコインも入れてみたところ、1枚だけ「不明のコイン」と認識されてしまいました。

ポケットチェンジでは、対応していない通貨や機械が読み取れなかった外貨は、返却するか寄付するかを選べる仕組み。今回は、「寄付する」を選択しました!
10年前のユーロを投入

次は10年前のイギリス旅行で余っていた6.13ユーロを投入。結果、715円をSuicaにチャージ。
長年使い道がなかったお金が、即座に日本円の電子マネーとして復活するのは嬉しい!
長年使い道がなかったお金が、即座に日本円の電子マネーとして復活するのは嬉しい!
最後に、韓国ウォンを投入

7年前の韓国旅行で余っていた14万5950ウォンを投入しようとしたら…

「投入金額が上限を超えるためこの紙幣を受付できません」とのエラーが!
仕方なく、分けて投入することに。
仕方なく、分けて投入することに。

まずは2万9950ウォン→2497円をSuicaにチャージ。次に、11万6000ウォン→9867円をSuicaにチャージ。
最終的に、合計13,838円をSuicaにチャージ完了。
最終的に、合計13,838円をSuicaにチャージ完了。
実際に使ってみた感想

ポケットチェンジの端末を実際に使ってみて感じたのは、手間なく外貨を電子マネーやギフト券に変えられる便利さ。
これまで、海外旅行で余った外貨は「いつか使うかも」と取っておくものの、実際にはそのまま眠らせがちでした。
しかし、ポケットチェンジを使えば、両替所に行くことなく端末操作だけで交換完了。
今回、手持ちの外貨をSuicaにチャージしてみましたが、投入からチャージ完了までの時間はほんの数分でした。
想像以上にスムーズな流れだったので、もっと早く使えばよかったと感じるほど。
また、 小銭も交換できるという点が非常に便利でした。
特に海外では紙幣よりも小銭が余りやすいので、これを有効活用できるのは大きなメリットです。
ただし、1回の投入金額には上限があるため、大量の外貨をまとめて交換する場合は分けて投入する必要があることは注意が必要です。
これまで、海外旅行で余った外貨は「いつか使うかも」と取っておくものの、実際にはそのまま眠らせがちでした。
しかし、ポケットチェンジを使えば、両替所に行くことなく端末操作だけで交換完了。
今回、手持ちの外貨をSuicaにチャージしてみましたが、投入からチャージ完了までの時間はほんの数分でした。
想像以上にスムーズな流れだったので、もっと早く使えばよかったと感じるほど。
また、 小銭も交換できるという点が非常に便利でした。
特に海外では紙幣よりも小銭が余りやすいので、これを有効活用できるのは大きなメリットです。
ただし、1回の投入金額には上限があるため、大量の外貨をまとめて交換する場合は分けて投入する必要があることは注意が必要です。
交換レートについての注意点

実際に外貨を交換をしてみると、公式サイトで事前に確認したとおり、ポケットチェンジのレートは市場為替レートとは異なっていました。
ポケットチェンジは、端末の設置や運営コストを考慮したうえでレートが設定されているのか、実質的に「手数料」が含まれている形になっているようです。銀行の窓口で両替できる金額であれば、そちらのほうが有利な場合もありますが、銀行では硬貨の両替ができなかったり、手続きに時間がかかったりすることを考えると、「少額の外貨を手軽に処理できるサービス」としての価値は十分感じられました。
レートを重視の場合は、事前に公式サイトで確認して、用途に応じて交換方法を選ぶのがよさそうです。
ポケットチェンジは、端末の設置や運営コストを考慮したうえでレートが設定されているのか、実質的に「手数料」が含まれている形になっているようです。銀行の窓口で両替できる金額であれば、そちらのほうが有利な場合もありますが、銀行では硬貨の両替ができなかったり、手続きに時間がかかったりすることを考えると、「少額の外貨を手軽に処理できるサービス」としての価値は十分感じられました。
レートを重視の場合は、事前に公式サイトで確認して、用途に応じて交換方法を選ぶのがよさそうです。