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[LIFE]九島辰也のfrom EDITOR:いつ輝くのか?〝マイ・フェアレディ"

[LIFE]九島辰也のfrom EDITOR:いつ輝くのか?〝マイ・フェアレディ"

クラシックカーに乗っている。今は1969年型ダットサン・フェアレディ。

買ってからもう2年くらい経つがいまだレストアに及ばず。補器類とキャブ調整だけで乗り回している。言うなれば〝ラットスタイル"。ただアメ車業界ではこのスタイルは認知されているが、保守王道のクラシックカー業界ではそうもいかない。なので、クラシックカーの集まりに行くと、「ここクラックが入ってますよ」とか、「パーツショップ紹介しましょうか?」なんて声かけられる。う〜ん、そうじゃないんだよ。
とはいうものの、フェアレディの前はフルレストアしたピカピカのトライアンフに乗っていた。新横浜のクラシックカー専門店エヴィータとタッグを組んでドンガラのフレームから再生したのだ。49歳のとき、50歳になる自分へのご褒美として。
というのも、その頃〝ビスポーク"がマイブームだった。ビスポークはよくスーツをオーダーするときに使う用語で、細部から自分仕様が作れる。なので、そのトライアンフ(スピットファイア)も自分勝手に仕上げた。当時のカタログ色など完全に無視。ボディはブラック、内装はチョコレートブラウンという組み合わせだ。カーペットやシートのレザーのサンプルを集め、指でなぞりながらセレクトするのはとても楽しかった。その模様は自動車誌「カーマガジン」で不定期連載していたので、当時それなりに反響があったのを記憶している。完成車を乗って集まりに出かけると、「ついに出来上がったんですね」と声をかけられたりした。気分いいね〜。


九島辰也


んなトライアンフを売って、しばらくクラシックカーから足を洗っていたが、やはり舞い戻ってしまった。〝2シーターのマニュアルギアボックスの屋根開き"は、一台所有していたいという願望がある。
ダットサン・フェアレディのいいところはまずはデザイン。1960年台のいい意味でのハイカラさがある。どこかバタくさいのは英国車の影響があるからだろう。その部分がウケたのか、日本よりもアメリカで人気が高い。
次の長所は2リッターという排気量。当時、英国車は1.3リッターもしくは1.5リッター、イタリア車も同じかそれより小さいエンジンを積んでいたのだからこいつは力強い。しかもギアボックスは5速まである。
実はこのメリットは大きい。というのも、クラシックカーのイベントは都心から離れ地方で行われることが多いからだ。早朝、軽井沢だったり伊香保だったり高速道路を小さいエンジンで走らせるのは至難の技。現代車のスピード領域で走れないので、後ろや周りに常に気を遣って走らなければならないのだ。まぁ、スタート地点に着いた頃にはヘトヘトだね。
そんなこんなで今はフェアレディライフを楽しんでいる。つい先日もエンジンオイルをPERTAMINA(プルタミナ)に替えた。GTの「チーム・ヒトツヤマ」も使っている。今年はここからスタート。レストアまでたどり着くかな?

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