DINING
2025.05.01
【体験レポ】夜だけ買えるワクワク感!横浜・関内駅の「パン自販機」が人気のワケ
筆者がかねてより気になっていた、横浜・関内駅にひっそり佇むロッカー型自販機。夜だけ稼働し、地元ベーカリーのパンを3割引きで販売しているよう。実際に行って調査してきました!
知る人ぞ知る、夜だけ開くパンの自動販売機

横浜・関内駅に、夜だけ密かに稼働する「パン自販機」があるのをご存じでしょうか。地元ベーカリーのこだわりパンを3割引きで手に入れられる、食品ロス削減の取り組み「SDGs自動販売機」です。今回は、忙しい大人たちにこそ知ってほしい、夜限定パン自動販売機の魅力を体験レポート形式でお届けします。
仕事帰り、ふと目に留まった「パン自動販売機」

横浜市営地下鉄・関内駅の通路に設置されたこの自動販売機は、昼間は電気も点かず、ひっそりとたたずんでいます。しかし夜になると、地元のベーカリーが販売するこだわりのパンが3割引きで並び、静かに販売を開始します。なんともワクワクするシステムではありませんか。

普段、関内駅を利用するたびに気になっていましたが、これまではいつも完売しているタイミングばかり。この日もあまり期待せずに通りかかると、明かりが1つ灯っているのを見つけました。

近づいてみると、窓越しにふっくらとしたパンたちが4種類、包装された状態で並んでいます。中身の詳細までははっきり分からないものの、美味しそうな雰囲気が漂っていました。

支払いはキャッシュレス対応。

クイックペイで決済し、ロッカーの番号を入力。

入力すると、「ガチャッ」という音とともに扉が開きました。必要な動作だけで完結する、その手軽さがありがたいと感じました。
ロッカーの中には、包装されたパンが4つ

ロッカーの中には、ビニール包装されたパンが4つ入っていました。

リベイク(温め直し)方法が記載された用紙とパン4個セットで1000円。このクオリティと内容を考えると、かなりのお得感があります。さらに、購入することで食品ロス削減にも貢献できるという満足感もプラスされました。
翌朝、リベイクして味わう特別な朝

翌朝、リベイクの方法に従って、パンをトースターで温めてみました。それぞれのパンには、名前や原材料名、賞味期限なども記載されています。この日手に入ったのは、「メープルピーカン」、「あんこギッフェリ」、「カスタードクロワッサン」、そして「プレミアムチーズロール」の4種類。

普段はコンビニで手早く済ませてしまう朝食ですが、この日は「ちゃんとしたパン」を一口頬張るだけで、自然と朝の気分が整っていくのを感じました。パン屋に寄らなくても、スマートに、美味しい朝を迎えられる。そんな余裕を手に入れた朝は、想像以上に特別なものになりました。
小さな贅沢が、朝の満足度を変える

駅でサッと手に入れたパンで、朝をスタートさせる──そんな小さな変化が、日々の満足度を確実に上げてくれることを実感しました。「朝の時間を、もっと気持ちよく過ごしたい」。そう思う人は、ぜひ一度関内駅のパン自動販売機を覗いてみてください。
SDGs ステーション横浜関内
設置場所/市営地下鉄関内駅「SDGs ステーション横浜関内」展示スペース
設置期間/令和6年1月中旬から令和8年3月末まで(予定)
営業時間/駅営業時間中
設置場所/市営地下鉄関内駅「SDGs ステーション横浜関内」展示スペース
設置期間/令和6年1月中旬から令和8年3月末まで(予定)
営業時間/駅営業時間中