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[LIFE]パパ的資産運用の回し方実用ノート、連載第5回新しいビジネスを見つけ引き継いでいく

[LIFE]パパ的資産運用の回し方実用ノート、連載第5回新しいビジネスを見つけ引き継いでいく

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今回は、伝説のロカビリーバンド『BLACK CATS』のドラマーとして活躍し、その後自身で様々な事業を起こし、経営者として名を馳せる、青野浩司さんをゲストに迎え、新ビジネスの見つけ方や発想法、さらに事業継承のノウハウなどを話し合いました。


マデュロ(以下M) 原宿のクリームソーダと言ったら、40代以上の本誌読者にとっては、足繁く通った懐かしい思い出があるお店。青野さんはそのクリームソーダで働かれていたんですよね?


青野浩司(以下浩司) そうですね。17歳の頃、まだ右も左もわからない状態で岐阜からバンドがやりたくて東京に出てきて、クリームソーダで働いていました。そしてお店の従業員たちと仕事終わりにバンド練習していたんです。当時のクリームソーダの爆発的なブレイクのおかげなんですが、バンドを結成して1ヶ月もしないうちにレコードデビューの話が来て。まだたいして演奏もできなかったんで、みんな必死に練習しましたよ。


M 当時のクリームソーダといったらいつも行列ができてましたし、地方の中高生の修学旅行では必ず訪れる場所でしたよね。


浩司 当時はとにかく売り上げがものすごくて、大きなポリバケツのゴミ箱に1日で現金がパンパンになるような状況。店を閉めた後に、2時間以上かかって従業員総出で売り上げ確認をしていました。


西川 インターネットがない時代にそんな集客力があったなんて。クレジットカードが普及していないからこその逸話ですね。


浩司 お店にアメリカのガールズバンド、ゴーゴーズが遊びにきて、アメリカツアーに帯同することになって。ゴーゴーズの『ヴァケーション』がビルボードで1位になった、1982年の夏ですね。マディソン・スクエア・ガーデンをはじめとした西海岸ツアーのフロントアクトを担当したおかげで、ラジオのチャートインしました。


M 今で言うところのアライアンス事業の先駆けですよね。クリームソーダというファンが集まる場所があって、バンドというコンテンツを加えることでさらにブレイクして、ますます拡散していく。


西川 エレファントもコミュニティ化してファンを集め、そこに刺さるコンテンツを入れていく作業を構築していっています。


浩司 その後バンド活動がひと段落して、アルバイトをしながら自分の仕事を模索していた時に、人材派遣業を始めました。1990年代初めのことで、まだほとんど人材派遣という概念がない時代。バンドをやっていたネットワークを生かして、時間がある仲間を募るようになって、それがすぐ100人規模で大きくなりました。


青野真臣(以下真臣) 私は19歳の時に、いきなり朝起こされて、現場に連れて行かれたんですよ。人が足りないからって。


西川 自然に父親の仕事の現場を体感して、それを継いでいったわけですね。事業継承としてはある意味理想的とも言えますよね。


浩司 それで2005年頃、息子に人材派遣の事業は任せて、エネルギー事業に進出。たまたま学生時代の同級生から相談を受けたことをきっかけに、ソーラーパネルを使った太陽光発電事業を進めました。最初はパネルの取り付け工事などを行っていたのですが、メガソーラーを作り、売電事業を行うように。2011年の東日本大震災以降、FIT制度(※1)が施行され、再生可能エネルギーの買取制度が進められたことにより、この事業が急成長。これをきっかけに環境に優しい再生可能エネルギーに興味を持ち、バイオマスをはじめとしたエコでセーフティな未来の次世代発電(※2)へと取り組むように。


真臣 この時もエネルギー事業を始めるから、人材派遣の方はよろしく、なんて父に急に言われて。250名ぐらいの規模になっていましたから、必死でした。


M 青野さんは机上の知識だけでなく、ビジネスを探り当てる現場の嗅覚が優れているんですよね。


浩司 エネルギー事業に関しては、国策という裏付けもあって伸びていくだろうという感覚がありました。人材派遣業では予定されていた人がいないことは致命傷になるので、息子も含め頻繁に現場にいかせましたね。きちんと適材適所に人を配置できるかなどは、アナログ的に現場経験をすることは重要だと思います。


真臣 スパルタでしたけど、父も一緒にいてくれたので、自然に事業を引き継いでいけました。


M ちなみに青野さんが次に興味を持っているのはどのようなことなんでしょう?


浩司 海外は気になりますね。特にマレーシア(※3)には勢いを感じます。「昭和」時代の日本を見ている感じです。法の整備がまだ追いついていないですが、だからこそ成長が楽しみな国です。


真臣 不動産、物流、インフラなど手付かずな部分が多いので、我々ができることも多いのではないかと可能性を模索しています。


西川 エレファントもご自身の可能性を模索するということで、一致しています。不動産や仮想通貨、投資信託(※4)など自分の特性にあった資産運用をすることで、ライフスタイルをより充実していただけるご提案をできればと考え、このシステムを進化させています。


M 趣味の延長線上が資産運用になっていくのが理想。そのために自分自身の特性をAIが的確に見極めてくれるのは心強いですね。


浩司 もう1点、再生医療(※5)に関して特に興味を持っています。年齢も60歳に近づき、仕事漬けだったせいもあり、体のいろいろなところに不具合が出始めています。それで最近、再生医療の治療を受け始めました。2ヶ月ほどでダルさがとれて、体調が良くなり、朝もシャキッと起きられ、体重も落ちました。今後、自分のできることで再生医療関連もビジネスにも繋げていきたいですね。


M 会社とご自宅は今、木更津にあるんですよね。


浩司 木更津はバブルが弾けた時に最も地価が下がったエリアなんです。15年前ぐらいで分譲の住宅地が1坪6万円程度になっていました。都心だったら100倍くらいはしましたから。ある時たまたまドライブで通りかかった時に、200坪の土地が売りに出ていて。その場で電話して購入しました。当時はアクアラインの通行料金が片道4000円かかって、クルマなんてほとんど通っていない状態。でもETC割引で800円になり、どんどん再開発が進んだおかげで、木更津エリアの地価が上がってきました。それでも今でもまだ買いだと思いますけど。


真臣 朝起きたら、急に引っ越すから荷物をまとめろと言い出して、家族はびっくりしましたけどね。


西川 とにかく先見性と実行力がすごいですよね。情報を得て、頭では理解しても、実際に実行できる人はほとんどいないですから。


M 自身の資産運用や相続は、どのように考えられていますか?


浩司 私の場合は会社経営自体が資産運用(※6)ですよね。何に投資をするとか常に考えていますから。息子とは仕事が終わって、実家で夜に顔を合わせた時に、事業報告も含めいろいろな話をしています。相続に関しても効率よくスムースにできるように、法律なども調べて考えるようにしています。


西川 そうですね。エレファントもぜひ活用いただき、今後のライフスタイルの道標としていただければと思います。


青野
80年代初頭に原宿のクリームソーダ、ピンクドラゴンを拠点に日本の若者たちを熱狂させた、あの伝説のロカビリーバンド『BLACK CATS』の元ドラマーの青野浩司(※『BLACK CATS』在籍時は久米浩司)さん。現在は息子の真臣さんと人材派遣業や港湾運送関連事業、エネルギー関連など多岐にわたり事業を展開する青野ホールディングスを経営しています。

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