ヨーグルト以外も作れる!ヨーグルトメーカーのレシピ
自家製ヨーグルトが作れる「ヨーグルトメーカー」とは
ヨーグルトメーカーには、主に2種類のタイプがあります。牛乳パックタイプと調理容器タイプです。牛乳パックタイプは、牛乳パックごと本体にセットして調理できるため容器の消毒や洗い物の手間を省くことができます。
調理容器タイプは、メーカー毎に異なる専用の容器が付属しています。容器のサイズは500mlから2000mlとバリエーションが豊富です。蓋の部分が広いため材料をかき混ぜ、調理したものを取り出すのが楽です。それぞれのメリットがあるため、使用目的に応じて選んでみましょう。
ヨーグルト以外の発酵バターや納豆などの発酵食も作れるため、試してみてはいかがでしょうか。
ヨーグルトメーカーを使った基本レシピ
まずは、牛乳(500mlもしくは1000ml)と種菌となるヨーグルトを準備します。調理に使うスプーンなどの道具は雑菌の繁殖を防ぐため、事前に熱湯消毒を行っておきましょう。牛乳に種菌となるヨーグルト(割合としては牛乳の5%程度)を加え、ヨーグルトメーカーにセットし5〜8時間ほど置くだけ。5〜8時間後には、おいしいヨーグルトが楽しめます。
ヨーグルトメーカーを使った応用レシピ
ヨーグルトメーカーを使った応用レシピを紹介します。
朝食のパンにはパパお手製バターを塗ろう!「発酵バター」の作り方
まずは、清潔にしたヨーグルトメーカーへ生クリームを入れます。そこにプレーンヨーグルトを加えて40℃の温度で6時間ほど発酵します。その後、できたものを冷蔵庫に移動し一晩寝かせます。一晩寝かせたら、ボウルへ移し泡立て器でかき混ぜます。バターとバターミルクに分離してきたら、ザルにあけキッチンペーパーやさらし布を使いこします。バターが固形状になっていたら完成です。
和食の定番といえばコレ!「納豆」
大豆(水煮)に納豆を加えてよく混ぜ、この状態の大豆を注ぎ口をハサミで切った空の牛乳パックに入れ蓋をしてからヨーグルトメーカーにセットします。40〜45℃を保ち、12〜24時間発酵させたら完成です。冷蔵庫に一晩おき発酵させれば、更に市販の納豆に見た目が近づきます。
おつまみに最適「ローストビーフ」
高級感溢れるローストビーフをヨーグルトメーカーで再現できたら嬉しいですよね。こちらは、調理容器タイプを使用して作ります。準備するのは、牛モモのブロック肉、ニンニク、塩こしょう、サラダ油です。牛モモ肉は、あらかじめ塩とこしょうでよく揉み込んでおきます。
ニンニクをつぶし、サラダ油をひいたフライパンでよく加熱しニンニクがキツネ色になったら取り出し、牛モモ肉を全体的に焦げ目がつくまで焼いていきます。お肉を一度冷ましてから、ジップロップへ入れ空気を抜きます。
ヨーグルトメーカーにお肉が浸かるまでの水を入れ、54℃で2時間半にセットします。時間が経ったら取り出し、冷蔵庫で2時間冷やし完成です。
旨味たっぷりの簡単「水キムチ」
発酵食品といえばキムチですよね。一般的なキムチは赤く辛いですが、水キムチは辛くないため子供でも食べやすいです。
作り方は、大根、人参、きゅうり、キャベツを一口大に切っていきます。カップに、切った野菜を入れ、米のとぎ汁、塩、砂糖を加えます。これをヨーグルトメーカーにセットして、35℃で5時間設定します。スイッチが切れたら、一度常温で置きその後冷蔵庫に入れたら完成です。
今回はヨーグルトメーカーの使い方と、ヨーグルトメーカーを使ったレシピについて紹介しました。ヨーグルト以外の料理も作れるので、興味を持った方は、ぜひ一度自家製ヨーグルトを作ってみてください。