スマートなパパの転職術！転職エージェントとの付き合い方、差がつく「職務経歴書」の書き方を伝授

転職エージェントとは

人材会社に所属し、転職者にはカウンセリングを行い、その人にとってベストな求人を紹介。企業には、その企業にベストな転職者を紹介し、事業発展に貢献。
これが転職エージェントの役割です。

企業の情報がわかっているため、転職者にベストな求人を紹介できます。エージェントによっては求人の紹介だけではなく、職務経歴書の添削や、面接の指導、年収などの条件交渉も行ってくれます。いい転職エージェントに出会うかどうかは、転職成功の成否を分けると言えるでしょう。

転職において1番重要なのは職務経歴書

転職エージェントは、求職者を転職させることでお金を稼いでいます。年収の30%ほどを企業から報酬として受け取るため、求職者の年収を1円でも高くして転職させることが彼らのミッションです。そのため、求職者の転職成功確率を上げるためにさまざまアドバイスをしてくれます。その1つが職務経歴書のブラッシュアップです。職務経歴書は企業が転職者に初めて触れる情報です。その内容次第で面接へと進むかどうかが決まります。

一方で職務経歴書をわかりやすく、かつ魅力的に記載している転職者は少ないのです。転職を有利に進めるためにも転職エージェントから客観的なアドバイスを手に入れるといいでしょう。

職務経歴書を書く時に重要な2つのポイント

企業に「この求職者に会いたい」と思ってもらえる職務経歴書の作成が、転職活動において重要です。職務経歴書作成のポイントは2つ。1つは社内での価値ではなく、転職市場での価値を意識して書くこと。もう1つは自分の役割を明確に、かつ定量的に書くことです。

社内価値ではなく、転職市場での価値を書くこと

企業が知りたいのはあなたの社内での評価ではありません。あなたが転職してきた時に、どれだけ事業に貢献してくれるのかを知りたいのです。職務経歴書に書くべきは、社内表彰や仕事の成績ではなく、「企業の看板がないあなた」に対する評価。社内評価や〇〇賞は「実績」ではありますが、あくまで社内での物差しで測った評価です。

「前の会社ではその実績をとれたと思うけど、自社ではどうなの？」これが企業の本音です。そのため、「あなたは個人では、何ができる人なのか？」を具体的に書きましょう。伝えるべきは、結果のスゴさではなく「"どうやって"その目標を達成したのか？」という部分。携わったプロジェクトの大きさや結果よりも、「その仕事にどう取り組んだのか、どんな意図を持っていたのか」を書くのがポイントです。

「どんな目標があったのか」「目標達成のために何を考え、何をしたのか」これをわかりやすく書いてください。

自分の役割を明確、かつ定量的に書くこと

相手にわかりやすく書くために気をつけたいことが、社内用語を使わないことです。自社で一般的になっている表現が必ずしも相手がわかる表現とは限りません。当たり前のことに感じる方も多いと思いますが、自社での勤務年数が長い人ほど陥りがちなので気をつけてください。

また読み手にわかりやすくするためにも、

• 自分がどんな任務・ミッションを持っていたのか


• その時の自社の環境や市場の環境はどうだったのか


• その状況で何を実行したのか


• 実行した結果はどうだったのか


• その結果を振り返ってどう思うのか


• 次は何を考えているのか

などを書くと、読み手もあなたの仕事をイメージしやすいです。

職務経歴書を客観的に書くためにも、転職エージェントをうまく利用しよう

職務経歴書を書くと、自分のキャリアを整理できます。ですが、ただ書くのではなく、転職市場で評価される職務経歴書を書くには客観的な視点が必要です。「自分のやっている仕事が市場から見て価値があるかどうか」これを知った上でキャリアを効率的に築いていけば、自身の望むキャリアを進む近道を知ることができます。自分のキャリアに市場価値という視点を取り入れるためにも転職エージェントをうまく活用してください。