OUTDOOR
2024.09.20
【作ってみた】耐熱ポリ袋の実力検証!炊飯器なしで美味しいご飯は炊けるのか
電気やガスが使えなくなる災害シーンでも、耐熱仕様のポリ袋があればご飯や味噌汁を手軽に作れるんだそう。気になる味や作り方についてご紹介します。
袋に入れて加熱するだけで本当に作れるの?
今回は、耐熱仕様のポリ袋「アイラップ」でご飯と味噌汁を作ってみます。作り終わったらそのまま捨てられるので、調理後の処理も楽。災害時はもちろん、キャンプやBBQなどのアウトドアシーンでも役立ちそうですね。
ご飯の炊き方
用意するのは、100gのお米(無洗米推奨)と130mlの水。
袋に水と米を入れて。
空気を抜くように結んだら、準備は完了! この段階で少し時間をおいて浸水させておきましょう。
鍋に水を入れて沸騰させたら、鍋底に袋がつかないように耐熱皿を敷きます。お米と水を入れた袋を投入して30分程度加熱。半信半疑で待っていると……?
鍋から取り出して5〜10分程度蒸らせばこのとおり。炊飯器で炊いたご飯より少し柔らかめな見た目ですが、果たして味はどうでしょう。
味噌汁の作り方
味噌汁作りで用意したのは、少量のネギと大さじ1/2の味噌、120mlの水。ネギのほかにも、乾燥わかめやほうれん草などの定番の具材でも作れますが、加熱時間をなるべく少なくできるように火が通りやすい具材がおすすめです。
袋の中にネギと味噌、水を入れたら、ご飯と同じようになるべく空気を抜いて結びます。
袋を揉み込んで、味噌を溶かしていきましょう。
この状態になったら準備は完了!
あとは、軽く火を通して温めるだけ。
5分もかからずに味噌汁ができあがりました。
カセットコンロだけで簡単にご飯とお味噌汁が作れた!
2枚の袋で作ったご飯と味噌汁を食べてみましょう。ご飯は芯もなく美味しく炊き上がっています。これまで「美味しいご飯のために」とキャンプではメスティンや飯ごうで炊飯していたので、これはうれしい驚きです。味噌汁も普段の味とほとんど変わりません!
耐熱仕様の袋があれば、ご飯や味噌汁のほかにもオムレツなどさまざまな料理を作れます。ぜひ作ってみてくださいね。
耐熱仕様の袋があれば、ご飯や味噌汁のほかにもオムレツなどさまざまな料理を作れます。ぜひ作ってみてくださいね。