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【やってみた】アウトドアで食べる土鍋のご飯はなぜ美味しいのか

【やってみた】アウトドアで食べる土鍋のご飯はなぜ美味しいのか

土鍋ご飯の美味しさにどハマり中。さらに美味しく味わいたいと思い、土鍋を持って森へ行ってきました。食べ慣れているはずの土鍋ご飯ですが、これが何倍も美味しくなるというレポートです。

土鍋ご飯の高みを目指して

始まりは友人宅で食べた土鍋ご飯が忘れられず、Amazonで口コミ評価が高かった「菊花 ごはん土鍋 2合」の購入でした。

土鍋を使い始めて最初は失敗が多かったものの、何度か炊いていくとコツが分かり、炊飯器で炊いたご飯とは比べものにならない美味しさのご飯を作れるようになりました。頂点を極めたかと思えるクオリティでしたが、更なる高みを目指して…。
キャンプ場で炊いたら、もっと美味しくなるのか? そう思い立った筆者は次の日に森へ。使い慣れたテーブルとチェア、ガスコンロをセットして、炊飯に取りかかりました。

自然を満喫しながら楽しい土鍋炊飯

米を研いで基本の浸水をします。この日ははまだ肌寒かった(気温8℃)ので、50分程度時間を置きました。上の画像のように白くなってきたら頃合いです。
フタをして加熱。2合なので中火でスタートです。
湯気が出てくるのを待ちます。いつもの癖でiPhoneに手を伸ばしてしまいましたが…もったいない! せっかく森にいるので、土鍋の音に耳を傾けながら最高の炊飯を心がけます。
グツグツと音が大きくなってきたな…と土釜に目を向けると、湯気が立ち込めています! ここですぐ火を止めず、3分ほど待つのが美味しく炊くコツ。火を入れていたのは計11分くらいです。
火を止めたあとは30分程度そのまま放置で蒸らします。いつもならiPhoneのアラームをかけるところ、今日は自分の感性を最大限にしてみました。

風が吹いて木々が揺れる音や鳥の鳴き声に耳を傾けながらリラックス。そろそろかなと、スマホで時間を確認してみると、40分が過ぎていました。まあこれも味ですね。
パカっとフタを開けてみると、湯気とともに炊き立てご飯の香ばしい香りが広がります。

同じ土鍋でもぜんぜん違う味

ご飯の粒が立っていてツヤツヤしています。この土鍋史上、一番上手に炊けたかもしれません。
太陽で光り輝く炊き立てのご飯。実に美しい。正直この段階でいつもより美味しそう。

一口食べると、いつもよりご飯が甘い。昨日家で食べた土鍋ご飯とは驚くほど味が違います。
口の中には甘さが広がり、鼻からふわっと抜ける炊き立てご飯特有の香ばしい香り。テレビも、照明もない、自然だけの環境だからか、自宅よりもそれぞれの要素を強く感じられます。これぞ求めていた味。想像を超える美味しさに、思わずぐっとガッツポーズが出てしまいました。
ご飯のお供として日本で長年愛されている梅干しを持ってきました。一緒に食べてみると、酸味のある梅干しがご飯の旨みをさらにアップ。土鍋ご飯単体で食べる時とはまた違った味になり、感動ものの美味しさです。

美味しく炊けたのは時間、気温、気分

なんて幸せな休日なのでしょうか。いつもなら美味しいおかずを求めてしまいますが、自然の中で炊き立ての土鍋ご飯さえあれば、もう何もいりません。

勝因は40分蒸らしたことが大きかったのかもしれませんが、肌寒い中での水や気温もあるかもしれません。しかし、それ以上に自然の中で炊きたてを食べることは大きかったでしょう。この美味しさが脳と記憶に刻まれてしまったので、またすぐにここで土鍋ご飯を食べていること間違いなしです。
商品名/菊花 ごはん土鍋 2合
価格/5480円
サイズ/21.5×19.5×15cm
炊飯量目安/1〜2合
容量/1.2ℓ
重量/約1800g
材質/陶器
製造国/日本(三重県)
●G.M.P.
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