CAR & BIKE
2025.04.11
【真夜中のサービスエリア】深夜1時に到着!関越自動車道「高坂SA(下り)」を探検
クルマで深夜に出発したとき、休憩がてら立ち寄るサービスエリアって何かいいですよね。夜の空気と静まり返った駐車場が旅情を感じさせます。今回は関越自動車道の高坂SA(下り)に立ち寄ってみました。
深夜1時、関越自動車道の「高坂SA」に行ってみた

埼玉県の東松山市にあり、駐車場は大型102台小型267台と広い駐車場ペースを備えている「高坂SA(サービスエリア)」。NEXCO東日本のHPを見ると運営はジャパンフードマネジメントとなっており、こちらのSAの他、蓮田サービスエリア(下り)、Pasar守谷(上り)を運営しているそうです。
SAごとにサービスが違っており、特色があるのは運営会社の違いによるものということを知りました。同じ高坂SAでも上りと下りで運営が違うことにも驚きです。
SAごとにサービスが違っており、特色があるのは運営会社の違いによるものということを知りました。同じ高坂SAでも上りと下りで運営が違うことにも驚きです。

この日は高坂SAに午前1時に到着しましたが、このとおり多くのトラック。駐車場のやや端のエリアには普通車がたくさん停車しており、たくさんの人が休憩しているのが見受けられます。駐車場において睡眠のための休憩を取る際に、クルマの通行が少ない場所に止めた方がいいといわれますが、端の方はその条件を満たしており、休憩しやすいSAだという印象があります。


日中ならたくさん賑わっている場所に全く人がいないのは、非日常感があります。こちらのフードコートは24時間営業なので屋内は明るいですが、外はトラックのエンジン音が聞こえるくらいで暗く、非常に静かな雰囲気です。



ラーメンやうどん、ご飯ものが食べられるフードコートにはたくさんの席があり利用しやすそうで、日中は賑わっているのが想像できます。家系ラーメンの他、東松山の地名が付いたご当地メニューもあるようです。うどん以外はがっつり系のメニューが多かったので働くドライバーさん向けのラインナップといった感じです。

今や子供だけではなく、大人にも人気なガチャガチャも豊富。懐かしいファミコンカセットのフィギュアがあったり、価格が400円や500円であったり大人向けなラインアップです。



SAに行くと、つい利用してしまうのがカップ式のドリンク自販機です。これを飲むと一気に旅感が増すので、今回も利用してみました。ミル挽きとあるようにコーヒーを飲むべきですが、この後全く眠れなくなるのでココアにしておきました。ホイップトッピングにも目を引きましたが、フタが自動で装着されるのは驚き。久しぶりにSAを利用したので、これは普通なのでしょうか。

非常に濃いココアで、ホイップが入っているせいかコクがあり、店舗のカフェに引けをとらないおいしさです。深夜の空気を吸いながら飲むと一層味わい深くなります。

静まり返った深夜の空気と明かりが灯ったSAの組み合わせは旅情を感じさせ、過去の旅行の思い出が蘇ります。またノスタルジックな気分に浸りたくなったら、深夜の高速道路に乗ってSAを訪れたいと思います。
取材・文/田中一馬