CAR & BIKE
2025.05.13
【耐久テスト】25回洗車したらどうなる?ガラコVSレインモンスターで撥水実験
1年間の効果を発揮してくれるというガラコとレインモンスターの撥水ガラスコーティング剤。この2つで洗車を繰り返したら、効果に違いは出るのか? 今回は腕の筋肉が許す限り手で強制ガラス洗浄を繰り返して、その実力をチェック。
どっちも撥水効果は抜群、差は出るのか?

5月も半ば、あっという間にやってくる梅雨の時期。雨の日に少しでも快適に乗りたい筆者は、事前にガラスの撥水処理をしておきたい…。どうせやるならできるだけ長く、強い撥水力があれば良いと考えてしまいます。

そこでこの両雄、「超ガラコ」と「レインモンスター ストロング」。どちらも撥水効果が1年間続くと記載されている撥水ガラスコーティング剤です。超ガラコは最新技術のフッ素処理(PAT-P)、レインモンスター ストロングは高純度のフッ素変性シリコーンによって、強固な撥水被膜をキープしてくれる。

どちらも手を汚さずに塗り込めるボトルタイプ。スプレータイプも便利ですが、これ1つで塗り込めるのはやはり楽。サイズもコンパクトなので、クルマに積みっぱなしにして、塗りたい時に塗っている人も多いのではないでしょうか。

ガラスを洗い水分を拭き上げて、完全に乾燥させたら事前準備は完了! どちらも液剤を塗りこんで10分ほど放置し、タオルで拭いたら大まかな作業は終わりです。ただ超ガラコはこの後12時間乾燥させる必要あったため、検証は翌日に持ち越しです。

たっぷり24時間放置したフロントガラスに水をかけてみると、この通り! 気持ちが良い水弾きです。さまざまなメーカーの撥水ガラスコーティング剤を使ってきましたが、この2ブランドはやはりピカイチの性能です。
ちなみに、フロントガラスの向かって右半分が超ガラコ。左半分がレインモンスター ストロング。
この後少し運転してみたのですが、どちら側もワイパーを動かさずに水滴がいなくなりました。効果が目に見えて分かるので、撥水処理は楽しいですね。
ちなみに、フロントガラスの向かって右半分が超ガラコ。左半分がレインモンスター ストロング。
この後少し運転してみたのですが、どちら側もワイパーを動かさずに水滴がいなくなりました。効果が目に見えて分かるので、撥水処理は楽しいですね。
ガラス洗浄テスト1回目

せっかく塗った超ガラコとレインモンスター ストロングですが、手でガラスを洗う方法で耐久テストをします。テストではカーシャンプーも使用しています。

向かって左が超ガラコ、右がレインモンスター ストロング。どちらも水と泡をしっかり撥水しています。少し弾き方に違いがある感じはしますが、この時点ではどちらも効果がある感じ。

水をかけて仕上げです。水滴が流れていくのは「レインモンスター ストロング」。しかし「超ガラコ」の撥水力も負けていません。やはり1年撥水力が持続するとパッケージに書かれているだけあって、1度の洗車程度では効果が衰えないようです。
ガラス洗浄テスト5回目


5回目もこの通り。撥水力はほとんど変わりません。まるで撥水処理したてのように、優れた撥水力を発揮しています。

この5回のテストでは、想像以上に撥水効果は変わらないことが分かりました。1回目の写真と見比べてみても、ほとんど差を感じません。正直、10回程度のガラス洗浄で違いが見えるかなと思っていたのですが、これは長い戦いになりそう。
違いが出た25回目のテスト

洗って、流して。洗って、流してを繰り返し、腕に限界を感じてきたのが、25回目。日頃の運動不足が影響し、腕がプルプルと震えてきました。もはやここまでくると、「撥水力よ落ちていてくれ」とさえ思えてきます。


水玉の形と大きさに変化が表れ始めました。

若干ではあるものの、撥水処理をした当初と比べると水玉の大きさが小さくなってきました。それぞれの水玉も盛り上がっていたのですが、ぺたっと張り付いたような形になっています。ただ、まだまだ十分すぎるほど撥水しているため、少し運転して風を当てると水滴はどこへやら。
どちらかというと「レインモンスター ストロング」の方が、25回洗車を繰り返した後も撥水力をキープしていました。
どちらかというと「レインモンスター ストロング」の方が、25回洗車を繰り返した後も撥水力をキープしていました。
強制的に洗ったら「レインモンスター ストロング」が若干有利か? 月日を置いたらどうなる?

今回は、「超ガラコ」と「レインモンスター ストロング」で耐久力をチェックしてみました。25回洗車を繰り返したら結果、どちらかというと「レインモンスター ストロング」の方が撥水力をキープ。
しかし、実際には紫外線や乾燥といったさまざまな条件が加わらなければなりません。次回は実際に月日をおいて確認します。
数回洗車したら撥水効果がなくなってしまう撥水グッズも多い中、この両雄はどちらも甲乙つけがたい実力。好みの問題もありますが、両方使って自分で確かめてみてほしいですね。
しかし、実際には紫外線や乾燥といったさまざまな条件が加わらなければなりません。次回は実際に月日をおいて確認します。
数回洗車したら撥水効果がなくなってしまう撥水グッズも多い中、この両雄はどちらも甲乙つけがたい実力。好みの問題もありますが、両方使って自分で確かめてみてほしいですね。