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【悩む】我が家のトヨタ アルファード、グレード選びと総額のリアル

【悩む】我が家のトヨタ アルファード、グレード選びと総額のリアル

アルファードの購入を決めたとき、一番悩んだのがグレード選び。候補に上がったのは「Z」と「Executive Lounge」。どちらも魅力的な装備が揃っているので「価格差に見合う価値があるかどうか」が最大の判断基準でした。ここでは実際に選んだオプションと価格を見ていきましょう。

我が家にはどのグレードが最適なのか?

アルファードのグレードは、おおまかにExecutive Lounge(プラグインハイブリッド & ハイブリッド)、Z、Xと別れている。高級モデルのExecutive Loungeは確かに豪華な増備。マッサージ機能付きシート、後席用のスマホ風コントロールパネル、専用内装など、見た目も機能も特別仕様です。これは文句無し。
しかし、実際に使うシーンを想像すると、「我が家に必要か?」という点で疑問が残りました。長距離ドライブばかりというわけでもなく、子どもが後席で操作を誤るリスクも気になる。何より、車両本体価格がZよりも230万円以上高くなるのは、さすがに気が引けました。「快適な装備」がZにはすでに揃っていたこともあり、最終的に我が家ではZにプラスして使う装備にだけお金をかけるという考えに立ち返ることに。

ZとExecutive Loungeの価格差は230万円以上だが…

私が購入したのは、ハイブリッド車・E-Four・7人乗りのZグレード(型式:AAHH45W-PFXLB)です。Zの車両本体価格は642万円(2024年式)、対するExecutive Loungeは872万円(ハイブリッド車 E-Four 2024年式)。その差額は、ちょうど230万円。
※2025年式は価格改定により10~15万円値上がりしています。
この金額があれば、オプション装備や家族旅行にもしっかり回せます。価格と機能のバランスで見ても、Zはちょうど良いグレードでした。

Zの在庫車に含まれていたメーカーオプションが理想的すぎた

今回購入したZグレードは2024年式の在庫車でしたが、ありがたいことに「これが付いていたら嬉しい」と思っていた装備が、最初から含まれていました。総額で46万9700円相当のメーカーオプションが含まれていて、どれも実用性の高い装備ばかり。我が家にはちょうど良いオプションだったので、詳細を見てみましょう。

アドバンストパーク+パノラミックビューモニター/13万9700円

狭い駐車場でも自動でハンドル操作をしてくれるだけではなく、車両周囲の俯瞰映像も見やすく、駐車場に入れる運転のストレスがぐっと減ります。

デジタルインナーミラー/4万4000円

荷物で後方が見えにくいときでも、リアカメラの映像をはっきり確認可能。雨や夜間でも明るく視認でき、慣れてしまった今では、無くてはならない装備です。

カラーヘッドアップディスプレイ/5万5000円

視線を落とさずに速度やナビが確認できるため、運転時の安全性が格段にアップ。目線をそらすことなく運転に集中できるので、日常の運転で実感できる快適装備です。

ユニバーサルステップ(両側)/6万6000円

スライドドアの開閉に連動してドア下からせり出す、格納式のステップ。地上から約220mmの位置に出て乗り降りが楽になります。
これまでの愛車には付いていなかったため、子どもがよじ登るように乗ったりと、乗降が一苦労でした。それが、今ではスッと乗れてしまう快適さ。高齢の家族にもやさしく、日常のクルマ移動が圧倒的に楽になりました。

サイド&ドクリツムーンルーフ/13万2000円

前後席に開放感をもたらす電動サンルーフ。天気のいい日は思わずこのルーフを開けたくなる気持ち良さがあります。

プラチナホワイトパールマイカ/3万3000円

さらに、ボディカラーは当初からホワイト系を希望していたのですが、ちょうど在庫車として設定されていたのがプラチナホワイトパールマイカでした。無料カラーのブラックや、さらに高額なプレシャスレオブロンドもありますが、このホワイトは上品な光沢と存在感があり、アルファードのボディラインを際立たせてくれます。

ディーラーオプション(付属品)も実用性重視で選んだ内容に

車両購入時に選んだディーラーオプションの付属品(合計:50万5175円)は、日常使いと家族の快適性を優先しました。

CPCプレミアムコーティング ダブルGN/17万6000円

新車のうちに施工しておくことで、ボディのツヤと輝きを長期間キープ。水弾きも良く、泥や雨ジミがつきにくいため、「せっかく買うなら綺麗に乗りたい」という方には間違いなくおすすめです。

ETC2.0のセットアップ/2750円

ETC2.0車載器に、ナンバープレートや車種などの車両情報を暗号化して書き込む作業がセットアップ。これをやらないと車両が正しくETC2.0サービスを利用できません。音声案内や渋滞情報に対応し、通行料金の正確な計算など、納車時からすぐにETC2.0を使いたい人には欠かせない手続きです。

フロアマット/ラグジュアリータイプ/9万2015円

しっかりとした厚みと高級感のある質感で、車内の雰囲気を一段引き上げてくれます。足元からもアルファードらしい上質さを感じられ、満足度はかなり高いです。純正ならではのフィット感もポイントでした。

サイドバイザー RVワイドタイプ/4万4220円

雨天時でも窓を少し開けて換気ができるため、雨の日も安心。デザインも純正品ならではの一体感があり、見た目にも違和感がありません。

13.2インチ 後席ディスプレイ/14万5420円+テレビキット/4万4770円

ファミリーカーとして、後席モニターはもはや欠かせない装備。子どもたちが好きな動画を観ながら静かに過ごせるので、長距離ドライブでもストレスフリー。「静かにして」と言わずに済むだけで、運転に集中できる時間が確保されるのは本当にありがたいです。

総支払額は753万7395円 これが我が家にとってちょうど良い1台に

車両本体+メーカーオプション+付属品+諸費用すべてを含めた総支払額は753万7395円(現金一括)でした。「Zグレードってどうなの?」と迷っている人に伝えたいのは、豪華装備で揃えるよりも、満足感を優先させると幸せになれるということでした。
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