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オーダーストップ中の新型アルファードを在庫車で契約した話

オーダーストップ中の新型アルファードを在庫車で契約した話

2025年3月、全国的にオーダーストップ中だった新型アルファード。そんな中、偶然出会った在庫車が理想通りの1台で、即日契約・約3週間後に納車されました。契約までの流れ、納期、在庫車のメリット・デメリットを追う。

アルファードを買いたいと思った矢先に、まさかの展開

「アルファードって、今注文できるの?」 そう思いながら近所のウエインズに足を運んだのが、2025年3月8日。子育て世代のわが家にとって、愛車の買い替えを検討していたタイミング、ゆとりある車内空間と高級感を兼ね備えたアルファードは理想のクルマでした。しかし、営業担当の方からは思いがけない一言がありました。
「現在、全国的にオーダーストップ中なんです」。

納期が長いという話は聞いていましたが、「注文すらできない」という状況にはさすがに驚きました。

偶然見つけた展示車ピカピカの新車だった

それから約1か月後。自宅近くの別のウエインズが新店オープンし、なんとピカピカの新型アルファードが展示されているではないですか。「まあ、見るだけ…」と軽い気持ちで立ち寄ってみたところ、ここでまた営業担当の方からの思わぬ一言。

「実は、在庫車が3台だけご案内できます」。

正直、「在庫車=売れ残り」みたいなイメージを持っていましたが、話を聞いてみるとその内容は予想以上に好条件。

・製造中の新車(展示車や長期保管車ではない)
・グレードはZのハイブリッド・E-Four(4WD)
・ボディカラーは希望していたプラチナホワイトパールマイカ
・欲しかったメーカーオプションもほぼすべて搭載済み
・納車時期は1ヶ月以内の見込み


ここまで理想的な条件が揃った在庫車はそう出てこないはず。家族とも相談し、その場で契約を決めました。

契約から納車までのスケジュール

実際の流れは、こんな感じです。

3月8日:近所のディーラーでオーダーストップ中と案内される
4月6日:別店舗で在庫車を発見、即日商談&契約
4月26日:最初に訪れたディーラーから「オーダー再開」の連絡あり(納期は約5ヶ月後)
4月26日:乗り換え前のデリカD:5を買い取り査定サイトで一括査定、売却契約
4月30日:新型アルファード納車(契約からわずか24日後!)&同日にデリカD:5を引き渡し

納車と引き渡しのタイミングが重なったため、数時間だけ自宅に2台並ぶという不思議な状況に。長年連れ添ったデリカD:5と、新しく迎えたアルファード。ちょっとだけ感傷的になりつつも、「次のクルマに進む準備ができた」と実感した瞬間でした。

在庫車という選択肢のリアル、メリットとデメリット

ここであらためてこの在庫車の素性を。

今回はウエインズの新店オープンに伴い、人気車種(クラウン、アルファード等)を販売用として複数台発注していたもので、これが在庫車という扱いになっていました。

そして工場から輸送されたばかりだったので、走行距離はゼロ、もちろん試乗もされていませんでした。
在庫車というと「売れ残り」や「妥協」といったネガティブなイメージを持たれがちですが、今回のように理想の条件が揃った一台に出会えるケースもあります。実際、わが家が契約したアルファードは、Zグレードのハイブリッド(E-Four)で、希望していたメーカーオプションまで搭載された、まさに理想通りの車両でした。
メリットとして特に魅力だったのが、納期の早さ。通常であれば半年〜1年待ちと言われる中、今回の在庫車は契約からたったの3週間強で納車されるというスピード感。これは在庫車ならではだと感じました。
一方、デメリットとして注意点もあります。すでに仕様が確定しているため、ボディカラーや細かいメーカーオプションは選べません。「これは別にいらなかったんだけどな…」という装備が最初から付いているケースもあり、そうした部分も含めて納得できるかが判断のポイントに。

メーカーオプションは足りなければ後々後悔する可能性、過剰であればよりコストがかかるので、ちょうど良い見極めが難しそうです。
また、人気車種の在庫は早い者勝ち。私が案内を受けたときも「今週中にはすべて決まってしまうかもしれません」と言われ、ゆっくり検討する時間はほとんどありませんでした。

選択肢としての自由度は低いものの、条件が合えば待たずに乗れるというのは非常に現実的で、大きな魅力です。

たまたま在庫車がピッタリなこともある

今回契約したZグレードの在庫車には、アドバンストパーク、パノラミックビューモニター、デジタルインナーミラー、ユニバーサルステップ、ムーンルーフなど、欲しかったメーカーオプションが全部入り。しかも希望していたプラチナホワイトパールマイカのボディカラー。これ以上を望む理由が見当たらず、「もう、これで十分じゃない?」と夫婦で即断しました。

在庫車を狙えば欲しい時に手に入るかも

納車を控えたタイミングで、最初に訪ねたディーラーから「受注が再開されました」と連絡がありました。とはいえ、納車までは最短でも5か月。グレードやオプションによっては、さらに時間がかかる可能性もあるとのこと。それを思うと、あのとき在庫車と出会えたのは本当にタイミングが良かったです。
すべての条件を自分で選べるわけではないけれど、「いま欲しい」「なるべく早く乗りたい」なら、在庫車という選択肢は十分アリだと思います。

グレード選びや価格総額のリアルについては、こちらも参考にしてくださいね。

【悩む】我が家のトヨタ アルファード、グレード選びと総額のリアル
https://maduro-online.jp/car&bike/22558
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