CAR & BIKE
2025.07.15
【都心から3時間の群馬ドライブ】人気道の駅「川場田園プラザ」と利根沼田望郷ラインを巡る
たまには開放的な田園風景が広がる道を愛車で走り、地元のグルメを味わうといった開放的なドライブがしたいところ。そこで今回は群馬県利根郡川場村にある人気の道の駅「川場田園プラザ」とのどかな風景が広がる「利根沼望郷ライン」を目指してドライブしてきました。
群馬県利根郡川場村にある道の駅「川場田園プラザ」

東京から高速で3時間で行けるドライブスポットを目指して群馬県の川場村へやってきました。川場村は日本百名山のひとつに名を連ねる武尊山の麓にある村で清流の水を活かした農産物が魅力となっている場所です。今回はどのような体験ができるのか楽しみです。

今回の目的地のひとつである道の駅川場田園プラザは「全国モデル道の駅」のうちの1つで、 地域活性化の拠点として優れた機能を持った道の駅として国土交通省から認定されているスポットです。Googleマップでの評価も高く、どのような魅力があるのか実際に確かめにきました。

広い敷地内にはさまざまなショップのほか、水辺や公園、たくさんの席が備わっていて、とても充実した印象があります。敷地内に吹くカラッとした風がさわやかで、快適に過ごせる点も魅力のひとつだと感じました。

ネットの情報でよく見かけたのが「ミート工房」の加工肉のグリル「山賊焼」です。グリルされたハムやウインナーの盛り合わせでその場で食べる予定でしたが、営業のタイミングが合わずテイクアウト用の物を購入しました。

自宅で焼いてみましたが、工房長が本場ドイツで修行をして作り上げたというその味は格別です。川場村の水や桜のチップを使用してスモークされたという、地元ならではの素材を活かした点も魅力ではないでしょうか。

さらにファーマーズマーケットでブルーベリーとのむヨーグルトも購入。敷地内の風景を楽しみながらテラス席で味わってみましたが、ブルーベリーは新鮮で香りも良く、生産地ならではの味わいです。添加物を加えないでナチュラルに加工された飲むヨーグルトコクがあり、ブルーベリーともマッチしていました。
川場田園プラザ
所在地/群馬県利根郡川場村大字萩室385
TEL/0278-52-3711
営業時間/24時間営業
https://maps.app.goo.gl/4JBw4YQ4nPL6f583A
所在地/群馬県利根郡川場村大字萩室385
TEL/0278-52-3711
営業時間/24時間営業
https://maps.app.goo.gl/4JBw4YQ4nPL6f583A
農村風景が広がるドライブコース利根沼田望郷ライン

次の目的は「利根沼田望郷ライン」というドライブコースです。利根沼田望郷ラインはみなかみ町から川場村を通り、赤城山につながるルートで、ほどよいアップダウンがあり、途中には広大な農園の風景や街を見下ろすビューポイントも存在します。普段見ることができないのどかな農村の風景を観ながら快適に走行していきます。

農村地帯を抜けると鬱蒼とした木々の中を抜ける山道が始まります。大きなタカやアナグマのような動物を見かけるほど、深い自然となっている模様です。峠の頂上付近にはビューポイントがあり、クルマを降りて見物することにしました。

ガスっていたため眺望はクリアではありませんでしたが、赤城山や麓の街を一望できる場所となっています。ここまで信号がほとんどなく、気持ちよく走れて、さまざまな景色が見られるのは魅力的なドライブコースでした。

今回は利根沼田望郷ラインから国道251号線を通り、赤城山山頂を目指します。東京方面から赤城山を目指した場合、このルートを辿ることはまずないので存分に楽しんでいきたいと思います。

赤城山頂へ続く国道251号線は、ほどよく起伏やワインディングのある峠道となっていて、コーナーのいたるところにタイヤ痕が見られます。木々が生い茂り、ひんやりした高原の空気が流れていて、窓を開けて走ると非常に気持ちがいいです。

峠道を登り切り赤城山の頂上にある大沼に到着しました。今回のコースを走行してみて感じたのは、東京から3時間のドライブコースとして手軽に楽しめて、川場村の魅力を十分に味わえるということでした。また執筆に疲れたらクルマを走らせて、のどかな風景を楽しみに来たいと思います。
取材・文/田中一馬