CAR & BIKE
2018.12.24
[九島辰也のDRIVEN MADURO]ドライブ好きパパがわがままになれる 新たな相棒登場!
クルマ好きにとって2シーターロードスターってちょっと憧れですよね。若かりし頃を思い出して一人で箱根に走りに行ったり、仲間とツーリングを楽しんだり。そんなときにピッタリの新型車がコレ。新しいZ4に注目です!
家族でドライブであれば少なくとも4つのシートは必要。ドライブ好きのパパとはいえ、家族分のシートと荷物スペースは確保しなければですね。
とはいえ、2台体制で臨めるなら話は別。例えば家族分のシートがある高性能SUVと2シーターロードスターなんて組み合わせ。かなりセルフィッシュなカーライフが送れるのでは。
そこでご紹介したいのがこのZ4。3世代目となるフルモデルチェンジで登場です。目玉は屋根。従来型がハードトップだったのに対し、今回は初代と同じソフトトップが採用されました。開閉はもちろん全自動。10秒もあれば頭上に青空が広がります。プラットフォームは今年10月のパリオートサロンで発表されたBMWの屋台骨となる新型3シリーズと共有。タイミング的にはZ4の方が8月にアメリカで発表されていますが、ほぼ同時といえます。サスペンション形式もほぼ一緒。11月末にLAオートショーで発表されるトヨタ・スープラとも共通という噂です。今回ポルトガルで試乗したのはM40iで、3リッター直6ターボは340psを発揮します。このサイズにしてこのエンジンはオーバースペックかもと思わせる力強さ。それに試乗して感じたのはクイックなステアリングレスポンスとダイレクト感、それと硬めの乗り心地。“M”の文字が刻まれるためか、やる気満々の仕上がりになっています。エンジンスタートさせた瞬間からアドレナリン分泌を促せる気配。そう、まさにセルフィッシュな一台。クルマ好きパパはぜひチェックを!
BMW Z4 M40i
あいかわらずの二枚目。キャラでクールな佇まい
座るとそこは戦闘機のコクピット
来春発売のファーストエディションと同じ
使い勝手の向上は屋根の構造と連動する