TOP / CAR & BIKE / [クルマ]まるで英国王室のような憧れの家族4座オープン
[クルマ]まるで英国王室のような憧れの家族4座オープン

[クルマ]まるで英国王室のような憧れの家族4座オープン

世界最高級コンバーチブルの名をほしいままにしてきたベントレー・コンチネンタルGTコンバーチブルがついにフルモデルチェンジ! 見るからにゴージャス&リッチなニューモデル、その魅力に迫ります。

エリザベス女王が "ちょいちょい" ステアリングを自ら握ってドライブすることは有名なエピソード。大抵、ランドローバー社から上納されたレンジローバーや、同スポーツだったりするのですが、どうやらベントレーもその栄誉を博しているとのこと。


「だって、御料車からしてベントレーじゃないの!」事情通の声が聞こえてきそうですが、確かに「ベントレー・ステートリムジン」なるサルーンが上納されていますし(数年前、礼拝に出かけた帰り際、寒さでエンジンがかからなくなるというトピックがありましたね)、公用車だった「ミュルザンヌ」がオークションに出品されたこともありました。とはいえ、どちらもショーファーモデルであり、女王が運転したわけじゃありません。じゃ、何か?「ベンテイガですよ!」ファーストエディションがリリースされる前から、購入予約リストの先頭にその名が記されていたそうですから。レンジ(SUV)好き、ならば「ベンテイガもアリでしょう!」てな次第ですかね。


翻って、ベントレー・コンチネンタルGTの初代リリースから15年を経た今、新生なったベントレーは女王陛下も認める御用達ブランドに成長したといって差し支えありません。


「ワーゲン・アウディのシャシーかよ」とか「中身がパナメーラ共用ってどうよ」などとわかったようなことをほざく輩は、英国王室から叱られます!新型コンチネンタルGTコンバーチブルだって、ハリー王子とメーガン妃を乗せて女王陛下がブイブイやるつもりかもしれませんからね(笑)。


ベントレー・コンチネンタルGTコンバーチブル




初代から15年をかけて培われた絶対憧れのモデル


BENTLEY CONTINENTAL GT CONVERTIBLE
ベントレー・コンチネンタル GT コンバーチブル
2818万円※税込み


次世代FRシャシーのMSBは、ポルシェのパナメーラとコンチネンタルGTにしか使われないという贅沢なもの。コンバーチブルでもパフォーマンスの衰えは微塵も感じられません。


ベントレー・コンチネンタルGTコンバーチブル


ベントレー・コンチネンタルGTコンバーチブル


ベントレー・コンチネンタルGTコンバーチブル
全長×全幅×全高:4850×1954×1399mm、エンジン:6ℓW型12気筒ツインターボ、最高出力:635ps(467kw)/6000rpm、最大トルク:900Nm(91.8kgm)/1350-4500rpm(ベントレーコール)

新型コンチネンタルGTコンバーチブルのプラットフォームは、事情通を気取ればワーゲンとアウディがポルシェ(パナメーラ)とベントレー向けに新開発した次世代後輪駆動シャシー。先代の寸法と大差ないのにスポーティに見えるのはこのシャシーのホイールベースによるものかもしれません。


搭載されるエンジンはクーペと同じくW12とV8。また、ベンテイガ同様にハイブリッドモデルのラインアップも予定されているようです。


コンバーチブルのトップは例によってキャンバス仕様。贅の限りを尽くしていて、生地やカラバリが豊富なことは言うまでもなく、開閉時間19秒、50km/hまでなら走行中も操作可能。さらに、室内の静音性能を先代から3デシベル低減! まさにコンバーチブルの頂きに上りつめています。


20ウェイの調節機能付きシートもクーペとほぼ同じですが、オープンゆえのヒーティングシステムは専用設計。中でも、「エアスカーフ」と呼ばれる首まわりの空調はベントレーならではの「おもてなし」。オーディオシステムもバング&オルフセン、またはネイムから選べます(ともにオプション)。ネイムは英国老舗ブランドなので、女王陛下ならこちらを選ぶんでしょうね。


ともあれ、4人乗りフルサイズオープンカーは、ファミリーユースにも最適。しかもロイヤルファミリーと(もしかしたら)お揃いだなんて、じつに素敵なカーライフではありませんか!




ベントレー・コンチネンタルGTコンバーチブルが3分でわかるおせっかい解説


①100年の歴史を誇るベントレーってどんなブランド?


ベントレー・コンチネンタルGTコンバーチブル


マニアを気取るなら第一次世界大戦前の社史を探るべし。その際、キーワードとなるのが「ベントレーボーイズ」と呼ばれた大富豪の子孫レーサーたち。彼らがル・マン24時間レースで活躍したエピソードが、その後の「スポーティ」「ショーファードリブンでなく自らステアすべき」といったベントレーのキャラの出自。実質的には、最初にロールス・ロイスに買収され、その後フォルクスワーゲンに買収、現在に至っております。




②ベントレーといえば12気筒エンジン!


ベントレー・コンチネンタルGTコンバーチブル


VWグループ会長のフェルディナンド・ピエヒがエンジニア時代に指揮をとったといわれるW12エンジン。ベントレーだけでなく、VWフェートンやアウディA8にも搭載された現代エンジンの至宝ともいえるユニットです。2基のV6エンジンをさらにV型ブロックで連結したもので、Vが2つあるのでWという呼び名に。断面がWではないのでご注意ください(笑)。新世代となった現行は非常に高い信頼性を誇ります。




③TPOに応じて変化するセンターコンソール


Bentleyローディングディスプレイ


リッチでクラフトマンシップあふれるディテールが、インテリアの随所にちりばめられていますが、こちらの「Bentleyローディングディスプレイ」などは最たるものでしょう。液晶ディスプレイ、アナログメーター、そしてウッドパネルの切り替えが可能で、雰囲気だけでなく機能性も最上級であることを示しています。ちなみに、3つのアナログメーターは温度計、コンパス、クロノメーターという懐古趣味なところもベントレーらしさ満点です。
 


問い合わせ先
ベントレーコール ☎0120-97-7797

  • SHARE   
  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • Pinterest
同じカテゴリの記事一覧
RECOMMENDS