[クルマ]これからの季節、夏の東京・港区でたまに見かける超究極オープンカーの新作
BENTLEY CONTINENTAL GT CONVERTIBLE
[ベントレー・コンチネンタルGTコンバーチブル]
2818万円※税込み
特に驚くことはないですよね。クーペが登場した時点からコンバーチブルは想像できていました。従来型がそうであったように、このカテゴリーにおいて屋根開きは重要ですから。
でも、こうしてあらためて国際試乗会でその姿を目にするとやはり格好いい。クーペがそうであるようにシュッとしてます。スリーサイズはそれほど変わらないのに見事なデザインですね。
理由はフロントタイヤセンターからフロントピラー付け根の距離が長くなったことが強く関係します。これでボンネットが長く見えFRスポーツ感が高まります。ある意味マジック。
では、新型コンバーチブルの特徴はというと、屋根の選択肢が多いのが魅力的。外側は7色、内側のヘッドライナーは8色から選べます。それにボディカラーは17色、インテリアトリムは15通りあるというからさすがです。まぁ、そこはベントレーですから、当然といえばそれまでですが。
そして走ると気持ちのよさは格別。リアシート上に折りたたみ式のリフレクターを取り付ければ、後方からの風の巻き込みもありません。助手席のパートナーの髪の毛が逆立つことはないですね。しかも、トップを閉めていればまんまクーペ。キャビンはこの上なく静かで大人の雰囲気。コンサートホールのようなミュージックサウンドを楽しめます。でも、アクセルを踏めば一転スポーツカーに早変わり。12気筒エンジンが目を覚まします。635psの怒涛の加速と軽快なハンドリングはベントレーがスポーツカーであることの証しですね。
コンチネンタルは大陸をドライブすること
メディア向け国際試乗会が行われたのはスペイン南部の街マラガ及びセビリア近郊。"コンチネンタル"の文字通り400kmのグランドツアラー的テストドライブでした。アンダルシアの太陽のもと、英国のオープンモデルがよく映えます。
ボディカラー同様にトップの色もいろいろ
5層のファブリックと遮音材からなるソフトトップはZ形に電動で畳まれます。作動時間はおよそ19秒。50km/h以下であれば走行中も稼動可能です。色は黒、青、クラレット、グレイ、それと英国的ツイードが用意されます。
一年中無理せず乗れるのがベントレーの考え方
このクルマはオープントップとしてオールシーズンを見据えて開発されています。
ヘッドレスト下部から温風が出るネックウォーマー、シートヒーター、ステアリングヒーター、センターコンソールのヒーテッドアームレストという装備がソレ。エアコンのベンチレーションもかなり研究されています。スペインとはいえ2月にオープンモデルの試乗会を行う理由はここにもあるのです。ちなみに日本では現在オーダーを受け付け中で、納車は夏前頃からを予定しています。今なら夏に間に合うかも!?
当然ながら音響にもこだわっています!
コンバーチブルの定員は4名。ただ風を防ぐウィンドリフレクターを装備するとリアは座れなくなります。また、音響が充実しているのもこのクルマの美点。スタンダードオーディオシステムのほかにバング&オルフセン、ネイム、といったブランドにグレードアップすることができます。ホイールは21インチが標準で、オプションで22インチを用意。
問い合わせ先
ベントレーコール ☎0120-97-7797