CAR & BIKE
2018.10.06
[九島辰也のDRIVEN MADURO]乗り心地に破綻なし!真骨頂にただただ唖然
15年前、諸先輩方が乗りまくったベントレーコンチネンタルGT。
港区パパもその光景を横目で眺めていたのでは。その憧れのモデルがフルモデルチェンジ。
いったいどうなの新型は? といっても、まぁ、悪いわけありませんが…ね。
Bentley Continental GT
伝統を現代的に解釈した
秀逸のエクステリアデザイン
皆さま、お待ちかねのコンチネンタルGTです。
およそ15年前に従来型がデビューしたときは、センセーショナルでした。なんたって、4000万から5000万円がデフォルトのベントレーが、2000万円を切った価格で登場したのですから。当時の雑誌には"バーゲン価格!"なんてコピーが躍ってましたっけ。
それはともかく、3世代目となる新型はすべてを新しくして誕生しました。プラットフォーム、パワートレーン、インターフェイス、どれをとっても新世代です。
中でも注目はデザイン。ベントレーらしさを忠実に再現しながらも新鮮さをアピールします。面白いのは視覚的効果で、新型はワイド&ローに見えますが、実寸はそれほど変わっていない。なんとも不思議です。
インテリアも従来型を継承しながら進化。
エアコン吹き出し口横のツマミはそのままに従来型にはない大型モニターがメーター位置とセンターに備わります。どこからか「ようやく!」という声も聞こえてきそうですが。
では、走った印象はというと、まずは6リッターW12 TSIエンジンのパワーにびっくり。
最高出力635psもそうですが、900Nmの最大トルクがドライバーの目を点にします。アクセルを踏み込んだときのシートバックに押し付けられる感覚は異次元ですね。ただ、それでも乗り心地は破綻せず、上品さを失いません。そこが真骨頂。距離を延ばせば延ばすほどカラダに馴染む。これが圧巻なベントレーの世界。
インターフェイスから
伝統の技まで進化
と、同時に関心するのは、その造形。
コンチGTらしさが
じっくり味わえます
これでライバルとも
存分に戦えるはず