DINING
2023.05.14
【こだわり簡単レシピ】「しらすのクスクス」はサラダ風アレンジでお弁当から酒席にも合う
「一番愛する人と、上質な時間を過ごすために」MADUROの精神を料理で再現。こだわりはあるけど、作り方はとても簡単なレシピ、東京・中目黒にある「リストランテ カシーナ カナミッラ」の岡野健介シェフが伝授してくれます。
シチリアの伝統食材でもあるクスクス
「クスクスってイタリアンなんですか?」と尋ねると「はい。僕はよく使いますよ」とシェフが笑顔で答えてくれました。
ぽろぽろとした粒状のクスクスは、デュラム小麦粉を原料としたショートパスタです。発祥はモロッコあたりとも言われていますが、イタリアでは、シチリアの伝統料理になっているそうです。最近ではスーパーマーケットのパスタやエスニック料理の棚で見かけることも多くなってきました。もし、身近で入手困難な場合は、ネット通販などで比較的容易に手に入れられます。
そんなクスクスですが、いろいろな食材との相性がよく、野菜や肉の煮込み料理をかけて食べたり、炊き込みご飯のように調理したり、スープに入れたり、デザートにしたりとバラエティに富んだレシピがあります。
今回は、超簡単なサラダ風のアレンジ。ちょうど旬を迎えた「しらす」を加えて一味違う味わいを楽しんでもらおと思います。
ぽろぽろとした粒状のクスクスは、デュラム小麦粉を原料としたショートパスタです。発祥はモロッコあたりとも言われていますが、イタリアでは、シチリアの伝統料理になっているそうです。最近ではスーパーマーケットのパスタやエスニック料理の棚で見かけることも多くなってきました。もし、身近で入手困難な場合は、ネット通販などで比較的容易に手に入れられます。
そんなクスクスですが、いろいろな食材との相性がよく、野菜や肉の煮込み料理をかけて食べたり、炊き込みご飯のように調理したり、スープに入れたり、デザートにしたりとバラエティに富んだレシピがあります。
今回は、超簡単なサラダ風のアレンジ。ちょうど旬を迎えた「しらす」を加えて一味違う味わいを楽しんでもらおと思います。
ポイントは、ちょっといいオリーブオイルと野菜のブロード
「めちゃくちゃ簡単ですよ」と悪戯っぽい笑みを浮かべると岡野シェフはクスクスを鍋に入れました。
「ここに、塩とオリーブオイルを入れて…。あ、オリーブオイルはちょっとグレードの高いものを使うといい仕事するので、奮発されるのをオススメします」。
「野菜のブロードを加えます。野菜のブロードは野菜の出汁。玉ねぎやにんじんなどのヘタや野菜クズを水に入れて沸騰させたもの。普通のお湯でもOKですが、ここは一手間かけると味わいが変わるので」。
でも、野菜のブロードって、食材ロスをなくすためにもいいことですね。あとはボウルに蓋をして蒸らしながら、約10分くらいクスクスが戻るのを待ちます。
「ここに、塩とオリーブオイルを入れて…。あ、オリーブオイルはちょっとグレードの高いものを使うといい仕事するので、奮発されるのをオススメします」。
「野菜のブロードを加えます。野菜のブロードは野菜の出汁。玉ねぎやにんじんなどのヘタや野菜クズを水に入れて沸騰させたもの。普通のお湯でもOKですが、ここは一手間かけると味わいが変わるので」。
でも、野菜のブロードって、食材ロスをなくすためにもいいことですね。あとはボウルに蓋をして蒸らしながら、約10分くらいクスクスが戻るのを待ちます。
あとは…混ぜるだけで完成!
クスクスを蒸らしてる間に、野菜を刻みます。
きゅうりとトマトは約3mm角にカット。パプリカと赤玉ねぎはみじん切りにして水にされしておきます。
クスクスを戻し終えたら、ボウルの中にしらすと野菜類の食材を全部入れます。そして全体によく混ざったら塩とオリーブオイルで味を整えて、ちょっと趣のある小鉢風のカップに盛り付けたら出来上がり。
本当に簡単です。
きゅうりとトマトは約3mm角にカット。パプリカと赤玉ねぎはみじん切りにして水にされしておきます。
クスクスを戻し終えたら、ボウルの中にしらすと野菜類の食材を全部入れます。そして全体によく混ざったら塩とオリーブオイルで味を整えて、ちょっと趣のある小鉢風のカップに盛り付けたら出来上がり。
本当に簡単です。
カラフルな見た目と口の中に広がる旬の清々しさ
「湘南とモロッコとイタリアン。どんな味わいなんだろう?想像がつきませんけど…」と筆者の元にシェフが「しらすのクスクス」をサーブしてくれました。
見た目は可愛くてキレイな色彩。そこに可愛いお魚・しらすがちゃんといる。器の演出もあるかもしれませんが、懐石料理の先付けの一品のようにも見えました。とにかくワクワクします。
一口目。めちゃくちゃ爽やか。サラダですね。でも、ポロポロすぎず、べっとりもしすぎず、それぞれの食材がちゃんと主張しながら絶妙なハーモニー。
野菜の酸味と香味、しらすの塩味、クスクスの食感、これらをまとめたオリーブオイルと野菜のブロードの演出力。こだわりポイントは確かにいい働きをしています。
これは、お弁当やアウトドアに持っていってもいいし、もちろんお酒にもよく合いそうです。
「しらすのクスクス」。めちゃくちゃ簡単で、超美味しい! ぜひ作ってみてください。
見た目は可愛くてキレイな色彩。そこに可愛いお魚・しらすがちゃんといる。器の演出もあるかもしれませんが、懐石料理の先付けの一品のようにも見えました。とにかくワクワクします。
一口目。めちゃくちゃ爽やか。サラダですね。でも、ポロポロすぎず、べっとりもしすぎず、それぞれの食材がちゃんと主張しながら絶妙なハーモニー。
野菜の酸味と香味、しらすの塩味、クスクスの食感、これらをまとめたオリーブオイルと野菜のブロードの演出力。こだわりポイントは確かにいい働きをしています。
これは、お弁当やアウトドアに持っていってもいいし、もちろんお酒にもよく合いそうです。
「しらすのクスクス」。めちゃくちゃ簡単で、超美味しい! ぜひ作ってみてください。
材料とレシピのまとめ
<しらすのクスクス>
クスクス 40g
しらす 40g
パプリカ・赤玉ねぎ 合わせて10g
きゅうり 10g
トマト 20g
塩 0.5g
オリーブオイル 1.5g
野菜のブロード(野菜クズで作った出汁) 40g
1. 鍋やボウルにクスクス、塩、オリーブオイルを入れ、沸騰させた野菜のブロードを加えて蓋をして蒸らしながら、クスクスを戻す。10分程度でOK。
2. きゅうり、トマトは3mm角にカット。パプリカと赤玉ねぎはみじん切りにして水にさらしたあと、水気を切る。
3. クスクスが戻ったら、1の容器に2の野菜としらすを入れてよく混ぜる。
4. 追い塩、追いオリーブオイルで味を整えたら完成。
クスクス 40g
しらす 40g
パプリカ・赤玉ねぎ 合わせて10g
きゅうり 10g
トマト 20g
塩 0.5g
オリーブオイル 1.5g
野菜のブロード(野菜クズで作った出汁) 40g
1. 鍋やボウルにクスクス、塩、オリーブオイルを入れ、沸騰させた野菜のブロードを加えて蓋をして蒸らしながら、クスクスを戻す。10分程度でOK。
2. きゅうり、トマトは3mm角にカット。パプリカと赤玉ねぎはみじん切りにして水にさらしたあと、水気を切る。
3. クスクスが戻ったら、1の容器に2の野菜としらすを入れてよく混ぜる。
4. 追い塩、追いオリーブオイルで味を整えたら完成。
教えてくれたのは、岡野健介シェフ
1981年ベネズエラ生まれ。高校卒業後、調理師専門学校で学ぶ。三軒茶屋「ペペロッソ」にて6年半勤務、銀座「トラットリア・バッフォ」で修業した後、イタリアへ。トリノの星付きリストランテ「ラ バリック」で4年半修業し、3年目にはセコンドシェフに就任。2017年に帰国。現在「リストランテ カシーナ カナミッラ」のオーナーシェフとしてニッポンの新しいイタリアンを常に模索中。
リストランテ カシーナ カナミッラ
東京都目黒区青葉台1-23-3 青葉台東和ビル2F
TEL/03-3715-4040
営業時間/平日11:30~13:00(L.O.)/ 土日祝日12:00~13:00(L.O.)、18:00~20:00(L.O.)
定休日/火曜日、月2回不定休
東京都目黒区青葉台1-23-3 青葉台東和ビル2F
TEL/03-3715-4040
営業時間/平日11:30~13:00(L.O.)/ 土日祝日12:00~13:00(L.O.)、18:00~20:00(L.O.)
定休日/火曜日、月2回不定休
鶴田茂高(ツルタシゲタカ)
気持ちいいと感じた音を多くの人に伝えたいと願う音楽愛好家。グルメ、酒、ファッション等もお伝えします。
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