TOP / DINING / 【温泉食堂】孤高のキャンプライターが推す「つるつる温泉」のチャーシュー麺
【温泉食堂】孤高のキャンプライターが推す「つるつる温泉」のチャーシュー麺

【温泉食堂】孤高のキャンプライターが推す「つるつる温泉」のチャーシュー麺

今回は東京都西多摩郡日の出町にある「つるつる温泉」。山間の温泉でのんびり。登山客が訪れる付近の名所も巡ります。

温泉食堂こそ、地域グルメをゆったり楽しめる隠れスポット

温泉食堂は基本的に温泉客しかいないため、混雑することが少なく、その土地ならではのグルメや素朴な味わいの料理が楽しめます。

実は、混雑したお店で食事をするのが苦手な筆者。日帰り温泉に併設された食堂なら窮屈な思いをせず、ゆったりと食事が楽しめるのでとても気に入っています。

東京都西多摩郡日の出町の「つるつる温泉」

リフレッシュを兼ねて東京都西多摩郡日の出町のつるつる温泉に来ました。温泉付近の名所も巡ります。
つるつる温泉はの泉質はアルカリ性、お湯に触れた肌をなでると、滑るような感覚です。一般的にアルカリ性温泉は皮脂を溶かしたり角質を軟化させたりする作用があるため、肌にいい温泉とされています。

露天風呂は付近の山々が眺められるつくりとなっており、自然の空気を全身で感じながら温泉を楽しむことができました。

つるつる温泉のチャーシューメン

各種定食や丼などさまざまなメニューがありましたが、チャーシュー麺を注文してみました。鶏ガラベースのしょうゆ味で、とてもきれいな盛り付けです。
つるっとした麵に懐かしい味わいのスープが絡んで美味しい。脂身が少ないチャーシューも食べやすく、子供から年配まで完食したくなる優しい味です。具材のバリエーションも豊富で味わい深い一杯でした。
食堂は2つのフロアに分かれており、景色がいいパノラマ食堂はほぼ満席だったので、今回は宴会場のような雰囲気の食堂のフロアを利用しています。
非常に広い空間で6人掛けのテーブルがたくさん並んでいたので、週末でも座れないといったことはなさそう。この日は平日だったこともあり、落ち着いて食事ができました。

温泉近くにある滝に向かう古道と橋を散策

つるつる温泉から数100mのところに白岩の滝があるので向かってみました。細い林道を進み、開けた場所から遊歩道を上がって5分程度のところに滝が存在します。あたたかい日でしたが滝は少し凍結しており、古くから残された歴史あるスポットを堪能できました。温泉付近には登山口があり、滝の遊歩道で登山客らしき方とすれ違う場面もありました。
白岩の滝はタルクボ沢と呼ばれる沢にあり、中流に大小18の滝が存在する沢となっています。かつて日照りが起こった際は滝つぼで雨乞いが行われたそうで、その名残からか雨乞橋という名前の橋もありました。付近の住民にとってこの沢が大事な存在であり、今でも残されている理由がわかったような気がしました。
引用元/あきる野市 観光情報より。
少し離れた武蔵五日市駅には令和7年夏のオープンを目指した「フレア五日市」が建設中となっています。フレア五日市は休憩できるラウンジやロッカー付きの更衣室、サイクルラックなどが設けられ、ランナーやサイクリストの拠点となることを目的とした施設です。中のひろばではステージがあり、各種イベントが開かれることが想定されています。

五日市や檜原村に豊かな自然を味わうため遠方から訪れる方も多く、同施設は五日市エリアの新たな観光拠点となるのではないでしょうか。

日の出町の山間には訪れる人を癒す人気スポットが存在した

何気なく訪れた日の出町の温泉食堂には、懐かしい味わいの素敵なグルメが存在していました。温泉には平日でありながら多くのお客さんが訪れており、とても人気であることが伺えます。豊かな自然の中でリフレッシュしたいなら、日の出町のつるつる温泉を訪れてみてはいかがでしょうか。
取材・文/田中一馬  
つるつる温泉
住所/東京都西多摩郡日の出町大久野4718
TEL/042-597-1126
※お風呂は奇数、偶数日で洋風「生涯青春の湯」と和風「美人の湯」の男女交代制
  • SHARE   
  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • Pinterest
同じカテゴリの記事一覧
RECOMMENDS