[ライフ]パパの子育て連載「PtoC パパ未来会議~子育てと仕事の両立について~」
以前にも紹介したパパ友を集めて活動している「PtoC」の活動を今回はご紹介させて頂ければと思っています。
「PtoC」は、パパ歴3年半(もうすぐ4年!)となる僕が、「子育てはひとりでやるものではなく、同じ悩みをもっているパパと分かち合うだけでだいたいのことは解決する(とまでは言わないけどw)」、もとい、「気持ちが楽になって家族や夫婦の関係も改善された」と思わせてくれる団体です。
パパ未来会議とは
一般社団法人「PtoC」が2018年8月8日に正式に社団法人として設立されてから、2か月に1回のペースで活動しているイベントが「パパ未来会議」です。
実は社団法人設立前からも不定期ではありますが、パパ友は集まって活動していました。
理事および「PtoC」正会員メンバーが「この集まりは多くのパパおよび次世代パパにとって意義があるものになる!」と感じ、以後、定期的に「パパ未来会議」として継続しています。
テーマはその時に応じて変わりますが、パパが気になるキーワードをみんなでオンライン中心にブレストします。
同じパパ同士だからこそ語り合いたいテーマを、職場の友人ともなかなか話さないような内容で議論します(毎回、本当に盛り上がります!)。
休日の日中に開催されることが多い「パパ未来会議」のポイントのひとつが「子連れ参加大歓迎♪」の部分で、その時間にパパが子供連れで参加することで、奥様にはひとりの時間を満喫していただくという裏の目的もあったりします♪
もちろん奥様を含めた家族での参加も、パパおひとりの参加も歓迎しています。(「1人の時間、夫婦の時間、家族の時間」を参照)
2018/12/2パパ未来会議#1:「産後クライシスとコミュニケーションの変化」
2019/2/17 パパ未来会議#2:「親子で楽しむ時間の創り方」
パパ未来会議#03「4月だからこそ考えたい子育てと仕事の両立について」
2019年4月14日に、第3回となる「パパ未来会議」を開催しました。
今回のテーマは、4月に保育園にお子様を預けて復職されるご家庭も多いであろうということから、「子育てと仕事の両立」というパパにとっても関心が高いであろうテーマで開催されました。
実際に今回は、以前から「PtoC」に参加しているメンバー以外にも、HPのイベントページでテーマを見た多くの方々が初参加してくれました。
こうしたことからも、社会的にも注目されているんだなということを実感しております。
幹事や理事メンバーを中心に会場設営を準備開始
毎回、「パパ未来会議」の幹事は理事を中心に持ち回りで行います。
とはいってもタスクという感じではなく、「今回は〇〇さんが責任者ね~」というくらいの軽い感じで、会場選びからテーマ選定まで、オンライン上でみんなが自由に発言するのも「PtoC」のパパメンバーの特徴です。
僕も今回は所属している会社のイベントスペースを調整し、準備から一緒に参加しました♪
子供たちはホワイトボードでお絵描きしながら自由に遊んでいます
パパの多くは子供連れなので、こういう自由に遊べるスペースがあると安心です。
インタースペースのカフェスペースには広いホワイトボードスペースがあるので、準備中はここで遊んでいる子供が多かったです(僕は、ホワイトボード以外に落書きしないかドキドキしながら見守っていました 笑)。
12時から徐々に集まり、最初はみんなでランチタイム♪
毎回、「パパ未来会議」は12時ごろに集まって、ランチタイムからスタートします。
初めましてのパパさんも多いので、この時間に自己紹介などをして仲良くなります。
社交的な人ばかりでなくても、「パパ」という共通項があるだけで、不思議に話は盛り上がっていきます♪
ディスカッションスタート!「家庭と仕事の両立」をパパとして取り組んでいることは
理事メンバーのたかさんのファシリテーションでスタート!(余談ですが、「PtoC」では敬語は使わず、ニックネームなどをつけてフランクに呼び合うスタンスです)
パパ未来会議は「答えを出す場ではなく、自由に議論する場」という毎回大事にしているルールのアナウンスがあります。
このスタンスには僕も共感しており、正解はなく、様々なバックグラウンドの人が集まって議論することで色々な意見が出てくるのが毎回楽しみです。
「子育てと仕事」の両立というみんなが気になるテーマでグループに分かれてディスカッションが開始。
僕も下の子を抱っこしながらグループディスカッションに参加しました。
「両立に対するシナリオ検討の不足」と「妻の期待値コントロールの失敗」
3グループに分かれて、様々な意見が出ました。
今回は特に様々な方がいて、議論は盛り上げりました。
僕が同じグループだった方は、大企業に所属しながら育休を取得中の方や、元自衛官でその後奥様のご両親の会社で働く方など、IT企業で働く僕とはかなり環境が違う中で、それぞれが育児と家庭を両立しようと悪戦苦闘している話はとても参考になりました。
様々な意見がでましたが、パパ歴が浅い方は当然、仕事との両立を具体的にイメージできていないケースが多く、そのシナリオ不足による苦労が多かった印象があります。
また、正解はない中でも重要だなと感じたのは、「夫婦の目線や期待値を合わせること」や、どのくらい家事や育児を担当するかという「妻の期待値コントロール」だなと感じました。
パパ友あるあるなのが、これだけ育児やってます話をしても、それをママが聞くと「おいおい」となるエピソードは沢山ありますので(笑)。
その後、グループごとに意見交換が行われ、ここでは「働き方にもつながる話題」だよねとか、「両立は夫婦だけでなく、会社や同僚に対しても両立という側面がある」など、色々な意見が出て盛り上がりました。
正解がないからこそ、他の家庭のケーススタディを聞くことは大きな意味があると思います。
その考え方をそのまま真似する必要はないのですが、自分の家族や夫婦の在り方を見直すきっかけになるケースはこれまでも沢山ありました。
冒頭で書いた通り、「PtoC」に関わることによって僕自身が救われたという側面もあるので、ぜひともおススメしたいコミュニティです♪
PtoCダディバーシティフェス2019〜パパ100人と考える!家庭から社会を温かくするには?〜
「パパ未来会議」は2か月に1度のペースで開催しており、プレパパも含めて興味ある方はだれでも参加可能です。
周りのパパ友や友人も最近は参加してくれるケースが増えており、少しずつこういう仲間たちを増やしていきたいなと思っております。
また、2019年8月4日(日)には、東京日比谷のBASE Q@ミッドタウン日比谷にて、「PtoC」設立以来初となる大イベント、「PtoCダディバーシティフェス2019〜パパ100人と考える!家庭から社会を温かくするには?〜」も予定しております。
「多様な価値観をもっと前面に出していっていいよね」という意味をこめ、「ダイバーシティ」と「ダディ」を掛け合わせた親父ギャグのようなタイトルですが、僕自身も運営企画に携わっており、ワクワクしていますので興味がある方はぜひ遊びにきてください。
PtoCダディバーシティフェス2019〜パパ100人と考える!家庭から社会を温かくするには?〜
PROFILE
千葉祐大
36歳 会社員 娘3歳、娘1歳
1983年1月28日生まれ。東京都港区出身。「ママスタジアム」や「MADURO ONLINE」等、ママ向け・パパ向けメディアを運営する会社、株式会社インタースペースで、「子育て支援事業」の新規事業立ち上げに従事。
プライベートでは、「日本愛妻家協会」や「一般社団法人Papa to Children(PtoC)」等、複数のコミュニティに所属。夫婦や家族の在り方を小さなコミュニティから発信しています。