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ガイドブックには載っていないカリフォルニア ロード・トリップ②はちみつとワイン編

ガイドブックには載っていないカリフォルニア ロード・トリップ②はちみつとワイン編

カリフォルニアのハイウェイ128号線沿いに、クルマで旅をしてきました。まだガイドブックには載っていない場所を探すドライブ。今回はウィンターズをベースに、知る人ぞ知る名所を巡りました。

ウィンターズ周辺に点在する名所を訪ねる

カリフォルニアの自然を楽しむには、やっぱりドライブが最高。ウィンターズを起点にクルマでなければ行けないテイスティングやアクティビティを楽しんできました。
ガイドブックには載っていないカリフォルニア ロード・トリップ①ウィンターズ編到着はこちら
https://maduro-online.jp/life/20637

日本未入荷のレアなはちみつをテイスティングできるTHE HIVE

50年の歴史がある家族経営の「THE HIVE」。ここでははちみつの倉庫ツアーを体験。保管や瓶詰などの工程をぐるっと歩き回って、カリフォルニアのはちみつ作りを学ぶことができます。
写真/Max Whittaker
倉庫ツアーの後は、アボカドやバスウッドなど、蜂が吸う様々な密ごとに33種類ものはちみつをテイスティング。種類の違いを試すと確かに味が違う! また地元で好まれているはちみつ酒もテイスティングも。思っていた以上に奥深いはちみつの世界を体験できました。

おみやげには大小選べる瓶詰から近年人気の蜜蝋までさまざまあって、どれを選ぶか迷いまくる。
写真/Max Whittaker

線路の上をペダルでこぐ体験 River Fox Train

アウトドアの遊びでは、サクラメントに近い場所でレールバイクを体験できる「River Fox Train」があります。元は19世紀に敷設された鉄道路線で、その支線の一部を使ってペダルをこぐアクティビティ。ヨロカウンティの田園風名を見ながら川沿いを進むレールバイク、天気の良い日にはのんびり楽しめますよ。
写真/Max Whittaker

素敵な家の中庭でワインをテイスティング Great Bear Vineyards

オーナー兼ワインメーカーのジェニー。
さて、ワイン街道とも言われるハイウェイ128沿いでは、世界中のワイン通がテイスティングを楽しみに来る一大地域。

北カリフォルニアのデイビスの端に位置する「Great Bear Vineyards」もそんなワイナリーのひとつ。朝夕の気温差やぶどうに適した土壌で育つ濃厚なぶどうは、最高級の房だけを手摘みで収穫されます。ここでワインのテイスティングをしてきました。
広大な農地の中にある建屋の中庭には、広大な畑の中に現れるオアシスのような空間。こういう所に住んでワインを作っているというのが、何よりカリフォルニアっぽさを体験できました。
写真/Max Whittaker
白ワインはステンレスタンクで熟成させ、ミネラルの香りがするすっきりとした香りのワインに。赤ワインはフランス産オーク樽で18か月以上熟成させ、深みと個性のあるワインに。

また、手作業で育てた最高級のぶどう生産は、ナパ、ソノマなど、カリフォルニア全土にある他の世界クラスワイナリーにも供給されているということです。
広大な農地の向こうに小高い山。ハイウェイから見えるのは間違いなくカリフォルニアの風景で、クルマで移動するのが楽しい!
Great Bear Vineyards
https://greatbearvineyards.com/

パエリアとワインを楽しむBerryessa Gap’s Vineyards

この日はもう1件ワインのテイスティング。「Berryessa Gap’s Vineyards」はマルチネスファミリーが営むカリフォルニアの中規模農家ということですが、広大なぶどう畑を持つ地元の雄。
写真/Max Whittaker
それぞれのワインの説明を聞きながら、白(左)から順にテイスティング。順に濃厚な味わいになり、その付け合わせもワインに合うように並べられています。ワイン好きにはたまらない時間が過ぎてゆきます。
写真/Max Whittaker
自家製のパエリアがとても美味しい。このパエリアは伝統的なものと、ベジタリアン向けのものとの2つが用意されていました。カリフォルニアではベジタリアンが多いのか、今回の旅ではよくベジタリアン向けの食事に出会うことができます。
Berryessa Gap’s Vineyards
https://www.berryessagap.com/
この日は飲んだくれでホテル ウィンターズに帰着。窓から外に見えるのは「NAPA AUTO PARTS」。特にアメ車好きには「あっ」と思える店ですね。

店内はオイル、ケミカル類を中心に、工具、ボルトなども。クルマ好きには有名な店ですが、アメリカを走るクルマは大方ここにあるカタログからパーツを取り寄せることができる有名店です。朝7時くらいからひっきなしにファーマーや職人さん(と思しき)が来ていて、そういう日常の風情も興味深く窓から眺めていました。
カリフォルニア観光局
https://www.visitcalifornia.com/jp/
Visit Yolo County
https://visityolo.com/
取材・文/垣野雅史
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