LIFE
2025.02.02
ガイドブックには載っていないカリフォルニア⑩サンフランシスコへ
カリフォルニアのハイウェイ128号線沿いに、クルマで旅をしてきました。まだガイドブックには載っていない場所を探すドライブ。カリフォルニアを北上した旅も終わり、名残り惜しくもサンフランシスコに戻りました。
ついに最終日、ハイウェイ128号線を抜けてサンフランシスコへ
海と山のメンドシーノから、帰路のための大都会サンフランシスコへ名残り惜しくも戻ります。クルマはハイウェイ128号線を戻り、途中からフリーウェイに。ちなみにカリフォルニア在住のドライバーに聞いたところ、2~4車線くらいまでをハイウェイ、6車線あるような道路をフリーウェイと呼ぶそうです。
海と森と霧のメンドシーノから南下
見ての通りかなりの濃霧。メンドシーノの海沿いを走るハイウェイ128号線は、これが日常らしい。高地で海にも近い独特の地域で、カリフォルニアの温暖で少し乾燥したイメージとは別の顔を持っています。でもそれが良い。
バイクだと雨の中を走るに等しいけど、クルマが少ないのでツーリングはとても楽しめそう。信号機の無いワインディングを延々と走り、夜には見えなかったこの地域独特の風景を楽しみました。
バイクだと雨の中を走るに等しいけど、クルマが少ないのでツーリングはとても楽しめそう。信号機の無いワインディングを延々と走り、夜には見えなかったこの地域独特の風景を楽しみました。
画像ではちょっと分かりづらいですが、巨木のレッドウッドの森を縫うように続く道は、ただ通り抜けるだけで圧倒されます。ちなみにアメリカではレッドウッド=セコイアのようで、高さは70~80m、直径4~5mにもなる。迫力ある木々には大きな生命力を感じます。
森を抜けるてハイウェイ128号線沿いのブーンビルにあらわれた商店。1931と書いてあるのは西暦のこと? 佇まいに歴史を感じるような家族経営の店をたくさん見られるのは、この旅の魅力。そして、観光客なんて皆無なのに地元の人は皆フレンドリー。ここで少しトイレ休憩。
カリフォルニアは都市のイメージが強かった筆者ですが、自然の豊かさや地元の暮らしぶりを見られる北部は、とても楽しく、名残り惜しいものとなりました。
カリフォルニアは都市のイメージが強かった筆者ですが、自然の豊かさや地元の暮らしぶりを見られる北部は、とても楽しく、名残り惜しいものとなりました。
無人運転タクシーが走るサンフランシスコは大都会だった
メンドシーノからクルマで5時間ほど、ようやく国際空港近くのサンフランシスコに戻ってきました。ゴールドラッシュにまで遡る歴史ある街並みの中、電気自動車が走り、さまざまな人種が行きかう街。アメリカ国内外の観光客もたくさん見かけます。
それまでほとんど見なかった信号機を見て「都市に来たんだなぁ」ということをしみじみ実感。
それまでほとんど見なかった信号機を見て「都市に来たんだなぁ」ということをしみじみ実感。
脳がカリフォルニアの田舎大好きになっているところに、サンフランシスコ名物、無人タクシー「ウェイモ」現る。運転席に誰もいないクルマが走っているというだけでちょっと興奮、ジロジロ見ちゃいますが、無人タクシーあちらこちらに走っていてここでは日常風景のようです。
そしてサンフランシスコといえば、この真っ直ぐな道と坂。「映画で見たことある~」っていうテンションになります。
サンフランシスコでも犬連れが多いんですよね。大きな建物にはたいがい犬と一緒に入れるようで、犬とのお出かけ風景も日常となっているようです。
例えが合っているのか分からないですが、「横浜を歩いている人たちがみんな犬連れてる」の感覚。いや、ちょっと違うか。
例えが合っているのか分からないですが、「横浜を歩いている人たちがみんな犬連れてる」の感覚。いや、ちょっと違うか。
散策していたら突如現れる「TRADER JOE'S」。サイケデリックなデザインイメージのスーパーマーケットチェーンで、比較的安価なので地元の人が続々と吸い込まれていきます。
中に入るとアロハシャツを着た店員に「ハーイ」と声をかけられて、どぎまぎしちゃいました。この陽気なノリは日本で再現難しいかも。
中に入るとアロハシャツを着た店員に「ハーイ」と声をかけられて、どぎまぎしちゃいました。この陽気なノリは日本で再現難しいかも。
ここにしか無いオリジナルブランド商品が多く並ぶので、お土産にはうってつけ。おすすめはバリエーションが多い調味料のほか、エコバッグとかも人気だと思います。
ふりかけは2.99ドル。だいたいこのくらいの価格でいろんな種類のものが買えるので、コスパは最高。
ふりかけは2.99ドル。だいたいこのくらいの価格でいろんな種類のものが買えるので、コスパは最高。
地元の人に愛されるおすすめランチ、新鮮な食材が人気
サンフランシスコのフェリービルディング内にあるレストラン「Boulettes Larder」は、フェリービルディング市場で買い物を楽しんだ後、ブランチで利用する人が多い地元の人気レストラン。
遅めのランチで注文したのは、薪窯で焼き上げられたピザ。チーズの風味が良く、サラダやスープも新鮮で美味しい。カリフォルニアの食を楽しみたい人には最高の店です。
遅めのランチで注文したのは、薪窯で焼き上げられたピザ。チーズの風味が良く、サラダやスープも新鮮で美味しい。カリフォルニアの食を楽しみたい人には最高の店です。
オーナーシェフのアマリル・シュヴェルトナーさん(右)。カリフォルニアの新鮮な食材を活かした季節感あふれ、独創的なメニューが人気。一人でも気兼ねなく入れて、カリフォルニアの食を楽しめるので、また立ち寄りたい店でした。
最後の晩餐はサンフランシスコの有名シーフード店で
サンフランシスコをぶらぶら歩いているとあっという間に時間が経ち、最後の夕食はシーフードで締めくくります。
ここ「Fog Harbor Fish House」は、サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフ、PIER 39の2階に位置するシーフードレストラン。約20年間にわたって新鮮なシーフードが有名で、地元住民から観光客まで満席大賑わい。ここも一度は行った方が良い店です。
ちなみに2024年にはサンフランシスコ・ホテル協会から「レストラン・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、Yelpでもサンフランシスコの人気レストラントップ5にランクイン。
ここ「Fog Harbor Fish House」は、サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフ、PIER 39の2階に位置するシーフードレストラン。約20年間にわたって新鮮なシーフードが有名で、地元住民から観光客まで満席大賑わい。ここも一度は行った方が良い店です。
ちなみに2024年にはサンフランシスコ・ホテル協会から「レストラン・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、Yelpでもサンフランシスコの人気レストラントップ5にランクイン。
牡蠣とロブスターが新鮮。ワインもすすみます。このシーフードでカリフォルニアの旅はおしまい。
カリフォルニアには豊かな自然があって、どこに行っても食の楽しみがあります。そんな生活を日常的に楽しめるというのが、本当の大人の贅沢なのだと実感しました。
カリフォルニアには豊かな自然があって、どこに行っても食の楽しみがあります。そんな生活を日常的に楽しめるというのが、本当の大人の贅沢なのだと実感しました。
サンフランシスコに来たら体験してみるべきホテル
最後に、サンフランシスコらしいホテルを。金融街に位置する高級ホテル「The Jay」は、マリオット系列の高級ホテルブランドで、近隣のハイクラスなビジネスマンが滞在するほか、サンフランシスコ観光でもアクセスが良いので、贅沢な旅の体験にはおすすめです。
こんな広い部屋に泊まったのは初めて。オーセンティックな老舗ホテルとはちょっと違うカジュアルさとラグジュアリーさ。今どきの贅沢ってこんな感じなんですね。
薄暗い間接照明の中、ソファに座ったり、デスクに向かったり。仕事をしながら最高級のホテルを満喫、カリフォルニアの思い出にもどっぷりと浸ります。明日は帰国のための空港へ。家で待つ人と犬に思いを馳せていたら、いつの間にかに寝てしまいました。
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