内田朝陽の息子・自分そして家族「寒い季節にぴったり!クリームを使ったチキンフリカッセ」
冬になると無性に食べたくなる。
簡単に作れる本格クリーム煮。
寒い時期になってくると食べたくなるのが、クリーム煮。子供も大喜びな一品です。で、今回はフランスの家庭料理、鶏肉の本格クリーム煮込み「チキンフリカッセ」の作り方をご紹介。このメニュー、僕の実家のレストランでも出していたので、懐かしい味なんです。本格クリーム煮込みというと、作り方が難しいと思われがちですが、僕のレシピはフライパン1つでできる簡単料理。いくつかコツがあり、まず1つ目が、鶏もも肉を塩・こしょう、小麦粉で混ぜ合わせるんですが、そのままボウルでやると手が汚れるうえに、洗い物も増えてしまいます。そこで、ビニール袋に入れて混ぜれば汚れないし、洗い物なし! ちょっとした知恵です。
2つめがクリームソースの作り方。本格的な作り方だと、小麦粉を炒めながら、牛乳とクリームを入れて、火加減を注意しながら、時間をかけて丁寧に作っていくんですが、僕の「チキンフリカッセ」は、鶏もも肉に多めの小麦粉を混ぜ合わせておく→鶏もも肉を炒める→そのまま牛乳とクリームを混ぜ合わせるという工程で作るので、自然にいつの間にかホワイトソースができ上がるレシピなんです!
3つめの最後のコツが、シェリー酒を少しだけ香り付けに入れること。これだけで、家庭の味だったクリームソースが本格的なビストロの味に早変わりします。ただし、アルコール分はしっかり飛ばさないと料理の風味を損ねるので、沸騰させてしっかり仕上げてくださいね。
チキンフリカッセ
材料(2人前)
鶏もも肉200g、小麦粉大さじ2、塩・こしょう適量、プチトマト2個、ブロッコリー1/3株、バター10g+10g、玉ねぎ1/3個、鶏がらスープの素顆粒大さじ1、水150㏄、牛乳150㏄、生クリーム10㏄+10㏄、シェリー酒大さじ1/3
作り方
1.ひと口大の鶏もも肉200gをビニール袋に入れて、塩・こしょう適量と小麦粉大さじ2を入れて、揉んで、全体を混ぜ合わせてから、15分寝かせる。2.玉ねぎ1/3個をみじん切りにする。プチトマト2個は1/4に切る。ブロッコリー1/3株を茹でて、ひと口大に切る。3.フライパンにバター10gを敷いて、そこに①の鶏もも肉を入れて、ほぐしながら弱火で炒める。しっかりと火が通ったら、一度皿に戻す。4.フライパンにみじん切りの玉ねぎを入れて、甘い香りが出てくるまで、弱火で炒める。そこに②で炒めた鶏もも肉と、鶏ガラスープの素顆粒大さじ1を溶かした水150㏄を入れて、沸騰してから5分間ほど煮込む。5.さらにフライパンに牛乳150㏄と生クリーム10㏄を足して、フタをして強火で沸騰するまで煮込む。フタを外して中火にして5分ほど煮込む。ある程度、とろみが付いたら、生クリーム10ccとシェリー酒大さじ1/3を入れて、塩・こしょうで味を整えて、バター10gを入れて、アルコールが飛ぶまで煮込む。6.皿に盛って、プチトマト、茹でたブロッコリーで飾り付けしたら完成。
内田朝陽
俳優。1982年、東京都生まれ。2000年に開催された21世紀ムービースターオーディションで、グランプリを受賞。同年映画で俳優デビューし、数々の映画やテレビドラマ、舞台に出演。最近では音楽のプロデュースや作曲にも力を入れている。私生活では2014年に結婚し、3歳の息子を持つ1児のパパでもある。