現役パーソナルトレーナーがダイソーのバランスボールをレビュー!色んなトレーニングに使えて万能
ダイソーで販売しているバランスボール。実際の使い心地を検証
ダイソーで購入したバランスボール「フィットネスボール」500円(税込)が、実際に使えるものなのか検証してみました。コンパクトな箱に入ったバランスボール、値段が相場より安いので実際どうなのか使ってみました。
最初は使用する前に、箱から膨らむ前のバランスボールを取り出し空気を入れる必要があります。直接ボールに口をつけて息を吹き込むことも可能ですが、衛生面を考慮して空気入れを使用するのがおすすめです。大量の空気を送る必要があるので、バランスボールを膨らませるだけでも数分はかかると思われます。
空気を詰め終わった後がこんな感じです。バランスボールには様々なサイズが販売されておりますが、こちらは小さめです。ただ、空気がしぼむ様子もなく強度は200kgまで耐えられるのでトレーニング時に安心して扱うことができます。機能的には、男性でも十分使えるサイズとなっています。
ダイソーのバランスボールを使ってできるトレーニングを紹介
ダイソーのバランスボールを使用して初級者〜中級者向けのトレーニングを行ってみました。実際に行った骨盤周りをスッキリさせる運動と体幹のトレーニングを紹介します。
・くびれをつくる骨盤周囲筋の活性化トレーニング
1.足を肩幅より開きバランスボールの上に座る。
2.手を膝の上に置き腰を前後左右に動かす。
3.お尻がボールから滑り落ちないよう注意しながら戻す。
ポイント:腹式呼吸をゆっくりと行いながら実施することでよりお腹周りの筋肉を使っていることが感じられます。
応用編
1.足の幅を狭める。
2.骨盤を前後左右へ平行に動かす。
3.元のポジションに戻る。
ポイント:足を狭めることで不安定が増してより腹斜筋や大殿筋の収縮を感じられます。
・お腹をしっかり引き締める腹筋トレーニング
1.背中と腰の中間あたりにバランスボールをおき仰向けになる。
2.手を胸の上に置き背中と首を伸ばす。
3.伸ばした状態から体が床と平行になる位置まで戻す。
ポイント:床に寝て行う腹筋運動よりもお腹がよりストレッチされ全体に収縮が入りやすい。
応用編
1.腰のあたりにバランスボールを設置する。
2.手を胸か頭の後ろに置き背中と首を伸ばす。
3.伸ばした状態から体が床と平行になる位置まで戻す。
ポイント:ボールの位置を腰まで下げることで腹直筋がストレッチされる範囲が広がりより強い収縮が得られる。
・美しい背中に仕上げる背筋トレーニング
1.へそと恥骨の間あたりにバランスボールを設置しうつ伏せになる。
2.手を胸で組みカラダを曲げる。
3.カラダを曲げた状態から床と平行になる位置まで戻す。
ポイント:背骨を真っ直ぐに伸ばす脊柱起立筋に収縮が入りやすくなります。腰が痛い方はボールをお腹か胸のあたりに置き負荷量を調整すると良いです。
応用編
1.へそと恥骨の間あたりにバランスボールを設置しうつ伏せになる。
2.手を胸か頭の上で組みカラダを曲げる。
3.カラダを曲げた状態から床と平行になる位置まで戻し、横を向くように左右へ上半身を捻る。
ポイント:カラダを左右へ捻ることで僧帽筋や菱形筋など背筋全体に収縮が入りやすいです。
コンパクトで使いやすいダイソーのバランスボールはパーソナルトレーナー目線でもおすすめ
ダイソーのバランスボールは、他の販売されているバランスボールと比較しても問題なく扱うことができました。見た目、使用感、強度に関してどれも問題なく使うことができます。バランスボールは文字通り、カラダのバランスを鍛えることに適しています。普段行っている腹筋も不安定なバランスボール上で行えば難易度も上がってきます。普段の筋トレで物足りない方にはぜひ試してもらいたい商品でした。気になる方は一度使ってみては。
尾崎広和
理学療法士・パーソナルトレーナー。ボディメイクに悩む男女に正しい食事や筋トレ方法を教えている。フリーライターとしても活動中。執筆ジャンルは、料理、トレーニング、恋愛など幅広く担当。
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