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MADURO STYLEの家創り第81回/完成!ウェルビーイングな浜松モデルハウスの全貌その①

MADURO STYLEの家創り第81回/完成!ウェルビーイングな浜松モデルハウスの全貌その①

2021年4月下旬、静岡県浜松市中区にMADURO STYLEが提案する新しい生活様式に合わせたモデルハウスが完成しました。ニューノーマルなライフスタイルを全部詰め込んだウェルビーイングな住宅を、これから4回に渡ってレポートします。

浜松モデルハウスのオープン当初から、静岡県内からはもちろん、東京近郊の関東圏在住のお客さまも多数ご来場のご予約をいただいています。そこで、早速、MADURO STYLE総合プロデューサー兼納得住宅工房の久保代表に、 MADURO総編集長の大久保がインタビュー。これから4回に渡って、この浜松モデルハウスのウェルビーイングで多種多様な設計とその全貌に迫ります。


大久保 MADURO STYLEの浜松モデルハウスの竣工おめでとうございます。リモートワークルーム、スタディルーム、テラスバルコニーなどコロナ禍でガラリと変わった生活様式に合わせた仕掛けが満載ですね!まずはコンセプトを教えてください。


久保 浜松モデルハウスのテーマはずばり「ウェルビーイング」です。ワーケーション仕様が満載で、モナコのリゾートホテルをイメージして設計しました。不要不急の外出を避けるべきこのご時世、家から一歩も出なくても家族全員にストレスを感じさせない、開放感とプライベート性に富んだリゾーティヴな家を目指しました。


具体的には、2階にリビングキッチンとダイニングは共に14畳という同じ大きさで設置。さらに、同じ14畳の広さのテラスバルコニーを配置。また、2階には静音設計に配慮したカーペット敷きのリモートワークルーム兼書斎も。リビングダイニングと同じ空間に設けた和室は小上がりのように高さを変えつつ、いざというときはガラス戸で区切れる個室に仕上げています。さらに、和室よりも1.5倍ほど高い位置にリビング横に配置したスタディスペースは、お子さまのリビング学習用にも。そんな感じで、お家時間が快適になるような工夫が盛りだくさんに凝らされています。


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「2つの箱を重ねたような白い外観は、遠目からでも見映え抜群で、大きく感じられます」と、久保代表の弁。表面の外壁が上にせり出ているのは、後ろに控えるソーラーパネルが表通りから見えることないように配慮した設計によるもの。

大久保 テラスバルコニーはサンルーム、リモートワークルーム、リビングの3ヶ所から出入りできるようになっていることに驚きました。このテラスバルコニーは、2階の大部分を占めるLDKのハブ的な役割を担っているようにも見受けられますが、高さに変化をつけて空間を区切る手法は、納得住宅工房さんのお家芸ですよね。壁で空間を区切ってしまうと閉塞感を感じてしまうところ、これなら広く開放的になりますね!


さらにリビングダイニングや和室、スタディスペースの高さを変えることで、それぞれ目線の高さも変わるから同じ空間にいても一定の距離感とプライベート感をキープ。家族間とはいえ、いつも同じ空間に一緒にいたらストレスも溜まりますしね…。


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リビングとダイニング、和室、スタディスペースの順に高く配置した、空間に高低差を付けた2階部分。和室はすりガラスの引き戸仕様。引き戸をシャットアウトすれば、来客用の個室にも。

久保 さすが、大久保さん! 私が設計した家を何十軒も取材してきているだけあって、もはや設計意図の説明は不要なようですね。具体的には和室を30cm、スタディスペースは75cmほど高く配置しています。これにより、和室の小上がりはダイニング横のちょっとした腰掛けになったり、スタディスペースの手すりにもたれかかりながらリビングのテレビ観賞ができたりと、高低差を利用した「ウェルビーイングな暮らし方」を楽しんでいただけます。


ちなみに子供のリビング学習用にもなるスタディスペースをより高い位置に置いたのは、パパママが子供に上からモノを言えないようにする工夫。親の上目線からの学習は、子供にとって圧迫的になりストレスも溜まりますから。まさに家族全体のウェルビーイングを考えて、設計しました。


この浜松モデルハウスのオープニングイベントを催した最初の土日の2日間で約160組のご家族にご来場いただけたのですが、アットホームな雰囲気の中で弊社のコンシェルジュがお客さまとコミュニケーションを取っておりました。居心地良く感じてくださったのか、例えばテラスバルコニーなどに長居して寛いでいるご家族も多かったのが嬉しかったです。


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ウッドデッキ調のテラスバルコニーは、モナコ風なリゾート仕様。天井にまで貼られた木の板、バルコニーのグリーン、さらに幹線道路沿いの木々が、リゾート感をさらにプラスしてくれます。

大久保 160組! 1日80組来場って大盛況じゃないですか。そんなに多くのお客さまが長居なさったら大変そうですが、ウェルビーイングというコンセプトがしっかり息づいているからこその結果だと思います。他にこだわられた点はありますか?


久保 南側が幹線道路に面した立地なので、2階の窓の下半分をすりガラスにしたり、外壁を通常2cmほどのところ3.7cmと倍近く厚くして、外からの目線や騒音が気にならないように配慮しています。これにより熱量の逃げにくさを示すUa値は、ZEH基準を十分に満たす0.55を実現。それでもこれだけの採光と開放感が味わえるのは南側に向かって天井に勾配をつけているからで、リビングの一番高いところで3m20cmの天井高があります。ソーラーパネルも設置してあり、電気代がかからないZEH仕様になっているのもポイントです。


あと特筆すべきは、2階にまとめた家事動線でしょうか。階段を登った左側がLDKの入り口からキッチン〜ダイニング、左側がバスルームに洗濯機やサニタリールームを配置。そのキッチンと洗濯機の行き来を5歩程度まで縮めました。そうそう、このモデルハウスに1階廊下は2畳ちょい、2階に至っては階段を登ったところにわずか廊下1畳未満。廊下をほとんど設けてないので、建物面積を最大限広く利用しています。それから…。


大久保 盛りだくさんですね! どうやら、まだまだウェルビーイングな仕掛けがたくさん出てきそうなので、次回に持ち越させてください。実はMADURO読者的にも気になった点、お聞きしたい点がいくつかあるんです。


久保 そうですか。それは楽しみです。浜松モデルハウスの見所は、こんなもんじゃありません。また次回のお楽しみですね!


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2階の設計図。1畳弱の廊下を挟んで、左右に分かれたキッチンとランドリールームが、対極の位置に配置されていることがよくわかります。家事動線が極めて短くて済む、奥さま思いのウェルビーイングな設計であります。

MADURO STYLE浜松モデルハウス
☎️0120-7109-58
静岡県浜松市中区新津町615-1
営業/10:00~17:00
定休日/水曜


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納得住宅工房 代表取締役CEO
MADURO STYLE総合プロデューサー
久保 淳


1999年、納得住宅工房を設立。静岡県内にショールーム5店舗とモデルハウス3棟を展開。住宅、エクステリアに関する数々の賞を受賞。施主の感性や理想を引き出す設計提案、欧州のトレンドや伝統を取り入れた建材やオーガニック素材、ハイスペックな住宅性能をトータルコーディネートしたオーダーメイド住宅を年間150棟ほど手掛けている。アパレルショップ「ポルタロッサ」のオーナーでもある。


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https://www.maduro-style.com


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