OUTDOOR
2022.12.07
【ハクキンカイロ】今年は入手できる!品薄だった燃料充填式カイロをレビュー
知ってるには懐かしく、知らない人には新しい! 昨年、あまりの人気っぷりで手に入らなかった「ハクキンカイロ」。どうやら今年は入手できる模様。気になる魅力を徹底レビューだ!
キャンパーたちを魅了する「ハクキンカイロ」って?
キャンパー界隈で話題を集めている「ハクキンカイロ」。プラチナの触媒作用により発熱する、繰り返し使えるカイロ(懐炉)です。
発熱量は、馴染みのある使い捨てカイロのおよそ13倍。最大24時間保温効果が持続するので、早朝から夜遅くまで、長く身体を暖めてくれます。
価格/4377円(※2022年12月現在:セール価格3940円)
サイズ/68×101×15mm
付属品/カイロ本体、カップ、袋、説明書。
まるでジッポライターのような無骨なデザイン。2012年にグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しているのも納得ですね。ちなみに、酸素を取り入れるためにフタ部分に開いている穴は、PEACOCK(孔雀)をイメージしたものです。
燃料となるのは専用の「ベンジン」
内容量/500ml
価格/1060円(2022年12月現在:セール価格848円)。
ハクキンカイロを発熱させるためには「ベンジン」が不可欠。他の燃料でも代用はできるようですが、公式サイトではハクキンカイロ専用ベンジンの使用が推奨されています。こちらも通販で購入可能です。
【レポ】使ってみた!注入の方法はかなりアナログだ
ハクキンカイロのフタと火口部分を取り外します。本体部分を持って、上に引っ張れば簡単に取れます。火口部分を取り外した際に見える、プラチナ部分は触らないようにしましょう。
ピンク色の注油カップを火口部分に取り付けて、ベンジンを注いでいきます。こぼしやすいので注意!
注油が終わったら、ハクキンカイロを逆さにして、余分なベンジンを取り除くために本体を2、3回押します。
火口をはめ、マッチやライターで3〜5秒程度火を当てます。後はフタをして、付属の袋に入れれば準備は終わりです。
平成生まれのライターも感激!とにかく“ぬくもり”が逃げない
これまで触ったことがなかった、平成生まれの筆者がハクキンカイロを使ってみました! 最大の驚きは、寒さの厳しいこの季節もなかなか冷たくならないこと。手で持って冷気にさらされていても、程よい暖かさをキープしてくれます。
さすがに専用の袋に入れていないと熱くて持てないものの、素手で長時間持っていても火傷の心配はなさそうです。
さすがに専用の袋に入れていないと熱くて持てないものの、素手で長時間持っていても火傷の心配はなさそうです。
スマホと変わらないほどの重さ&サイズ感も魅力。ミニサイズの使い捨てカイロのサイズともそこまで変わらないため、普段と変わらない感覚で持ち運べました。
シーンに合わせて「使い捨てカイロ」と使い分けたい!
替えパーツも販売されていて“半永久的”に使えるハクキンカイロですが、ベンジンを注いで、火を当てて――なんて数々の手間を考えると、使い捨てカイロを選択するシーンもあるかもしれません。ただ、保温時間が長く暖かさも安定しているのは、ハクキンカイロの大きなメリットです。
●ハクキンカイロ
06-6459-1020
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