TOP / OUTDOOR / 【自由研究】バナナと焼酎の罠でカブトムシ採集に挑戦!これで夏休みの宿題もバッチリだ
【自由研究】バナナと焼酎の罠でカブトムシ採集に挑戦!これで夏休みの宿題もバッチリだ

【自由研究】バナナと焼酎の罠でカブトムシ採集に挑戦!これで夏休みの宿題もバッチリだ

息子とこっそり仕込んだ手作りトラップ、その材料はバナナと焼酎だけ。竹林にセットして、夜に家族と様子を見に行ってみました。果たして本当にカブトムシは捕れるのか!?

カブトムシはバナナと焼酎で本当に捕れるのか?

子供の頃から何となく聞いたことはあっても、実際に自分の手で罠を仕掛けて確かめたことはありませんでした。この夏休み、その素朴な疑問に本気で向き合ってみることに。

材料はバナナと焼酎だけという、拍子抜けするほどシンプルなレシピです。半信半疑ではありましたが、うまくいけば息子にとって忘れられない夏になるはず。
夕方、キッチンで息子と2人だけの作戦会議を始めます。「今日の夜、内緒でカブトムシの罠を作るよ」と伝えると、目を輝かせながら手伝ってくれました。用意したのは、バナナ、焼酎、ボウル、そしてエサを包むためのストッキングの4つだけ。
まずボウルに少し潰したバナナを入れます。潰しすぎず、皮もついたままにしてみました。
そこにコップ1杯ほどの焼酎を回しかけると、キッチンにふわっと甘い匂いが広がります。隠し味としてコーラを少量加えるとさらに発酵が進みやすくなると聞いたことがあったのですが、今回はシンプルにバナナと焼酎だけで挑戦してみます。
バナナと焼酎を、ストッキングにそのまま流し込みます。ストッキングは網目が細かいので、汁気を保ちながらも果肉が外に漏れにくく、木にくくりつけるのにも都合が良さそう。
息子は「本当にこれでカブトムシが来るの?」と半信半疑な様子ながら、密封袋に入れて準備は完了です。

夜、懐中電灯を持って竹林に出発

19時を過ぎた頃、外がすっかり暗くなったのでで出発です。子供たちには一人一つずつ懐中電灯を持たせ、虫除けスプレーを念入りに吹きかけました。玄関先では蚊取り線香にも火をつけて、虫刺され防止にも準備は万全です。
罠を仕掛けに向かったのは、これまでも何度か散歩で通ったことのある竹林です。木々が生い茂り、湿った土の匂いが濃く残るこの場所には以前から「カブトムシがいそう」な雰囲気でした。ただ、実際にカブトムシを見たことは無かったので、実験をするような感覚で来てみました。
夜になると空気が全く違う竹林。懐中電灯の光の輪だけが頼りで、竹の葉が風で擦れる音にも思わず身構えてしまう中で目当ての木を見つけ、ストッキングを幹にX字にくくりつけ、バナナが両端からのぞくようにセットします。
汁気を吸ったストッキングがしっとりと木肌に張りつく感覚が、素手にそのまま伝わってきました。「これで本当にカブトムシが来るのかな」と半信半疑のまま、一旦家に戻りました。

予定より早すぎた、まさかの大収穫

息子は早くも待ちきれない様子。本当は深夜0時に確認に行く予定だったところを、仕掛けてからわずか1時間後、もう一度様子を見に行くことにしました。すると、罠にはすでに何かが来ています。
用水路沿いの道を懐中電灯で照らしながら歩き、目当ての木に懐中電灯を当てた瞬間、樹皮の隙間に小さな影が動いているのが見えました。カブトムシです。想定より何時間も早い成果に、息子よりも自分の方が声を上げてしまいました。

さらに面白かったのは、罠を仕掛けていない木でも、次々と虫の姿を見つけられたことです。まさかこんなに早くに出会えるとは思っていませんでした。
1時間ほど夜の竹林を歩き回るうちに、罠の成果とは別に、幹のあちこちにカブトムシやノコギリクワガタ、蜘蛛などの虫がしがみついているのを発見。
最終的に、この晩だけで合計10匹ほどの虫たちを捕獲することができました。罠を仕掛けたご褒美というより、夜の竹林そのものが虫たちの棲み処だったのかもしれません。

早朝、また罠を見に行ってみると

翌朝6時にもあらためて様子を見に行くと、思いのほか賑やかな結果になっていました。夜の緊張感とはまた違う、朝の澄んだ空気の中で見る罠。バナナに顔をうずめるようにしがみつくカブトムシの姿は、夜に見たときよりもくっきりと誇らしげに見えます。

仕掛けたストッキングと残ったバナナは、この日の朝にしっかり回収し、木に何も残さないようにして竹林を後にしました。

家族で楽しんだ夏休みの思い出

罠の仕込みは息子と2人だけの内緒の作業でしたが、カブトムシを探しに行くときは自然と家族総出になっていました。暗闇の中を懐中電灯片手に歩く時間が、普段の生活にはない特別な体験だったように思います。捕れるかどうかは分からなかったものの、捕れても捕れなくても、この日の夜は良い思い出になったなと感じています。

バナナと焼酎とストッキングという身近な仕掛けで試せる手軽さもあるので、今年の夏、思い出作りにしたい人はぜひ挑戦してみてください。

取材・文/SYURI
  • SHARE   
  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • Pinterest
同じカテゴリの記事一覧
RECOMMENDS