OUTDOOR
2026.09.01
【対策】林道で倒木に遭遇! 「ビッグボーイ2000」のこぎりを買って試し切りしてみた
早朝、釣り場へ向かう林道を走行中、倒木で道をふさがれる事態に! その顛末と、今後の備えとして倒木用ののこぎりを購入。試し切りもやってみました。
早朝の林道で倒木に道を塞がれるという初めての体験
朝6時に林道を走行中、目の前に道をふさぐ倒木が。この時対応するような道具を全く持っていなかったため、誰もいない山奥の林道で難問に出会ってしまいました。
これまで林道を走行していて、処理後の倒木は何度も見かけたものの、倒れたばかりの木に出会ったのは初めてです。
これまで林道を走行していて、処理後の倒木は何度も見かけたものの、倒れたばかりの木に出会ったのは初めてです。
クルマを降りて確認すると、倒木は手で動かすこともできなくないけど根本でつながっているので、しなって元通りに。これまで、道を塞がれたら大変だなと思うだけで、のこぎりを積んでいなかったことを深く後悔しました。
釣り場へはこのルート以外は大幅な迂回が必要になるため、引き返すには躊躇します。山奥の林道で一人、頭を抱えていました。
釣り場へはこのルート以外は大幅な迂回が必要になるため、引き返すには躊躇します。山奥の林道で一人、頭を抱えていました。
牽引ロープでは動かせず、時間をかけて手で枝を折ることに
牽引ロープがあったので、とりあえずジムニーに繋いで引っ張って見ることにしました。ただ、エンジンが直ってようやく本調子になったので、車体に負荷をかけたくありません。
バックで引いても角度が限定されているため、抜根するような状態になってしまうので、結局牽引ロープではうまく対応できませんでした。
最終的に、ジムニーの高い車高を活かして強引に枝の部分を踏み越えてしまえないかと考えました。その準備のために巻き込みそうな細い枝を手で折ってみることに。生木なので皮の部分がつながってしまいながらも、案外簡単に折ることができたので、無事ジムニーで倒木を乗り越えることができました。
ただ、セダンのような車高だったら乗り越えるのは到底無理だったと思います。
ただ、セダンのような車高だったら乗り越えるのは到底無理だったと思います。
数十分かけて地道に枝折りした結果、何とか通過することができたものの、刃物も電波の無い状況の中で倒木をクリアできたのは不幸中の幸い。渓流釣りを続けていくためになあなあにしていた倒木対策は、急ぎ用意が必要と痛感しました。
生木用のこぎり「ビッグボーイ 2000」を購入、比較してみた
リサーチしてみたところ、倒木にはチェーンソーかのこぎりが最も有効であることがわかりました。チェーンソーを常時積載するのは現実的ではないので、のこぎりを購入することに。倒木の伐採に適したのこぎりは「刃が荒目」、「刃渡り300mm以上」、「両手持ち」といったところで、条件を満たす商品がユーエム工業(シルキー)の「ビッグボーイ 2000」(4980円)でした。これなら折り畳み式で車載しても場所をとらず、キャンプにも使えそう。
手持ちののこぎり(サムライ FC-210-SH)と刃を比較してみると、上の画像の通り。キャンプを始めた時から使用しているサムライの刃は比較的細目で、ビッグボーイの荒目と比較すると刃の形に大きな差があります。
その威力はどのくらい違うのか? 比較するために押し引きの往復を1ストロークとして、20ストロークずつ試すことに。試し切りの薪は乾燥したサクラの木、直径100mm。
実際に切ってみると、サムライは細目だからなのか、太い薪には刃が食い込みにくく、切れ込みも数mmほどしか切れません。
のこぎりの刃には用途による違いがあり、細目は細い枝向きで断面を綺麗に仕上げるために作られています。以前から愛用しているので切れ味は十分承知していますが、倒木には少し不向きなようです。
実際に切ってみると、サムライは細目だからなのか、太い薪には刃が食い込みにくく、切れ込みも数mmほどしか切れません。
のこぎりの刃には用途による違いがあり、細目は細い枝向きで断面を綺麗に仕上げるために作られています。以前から愛用しているので切れ味は十分承知していますが、倒木には少し不向きなようです。
一方、ビッグボーイを試すと、スイスイ刃が入って20ストロークで50mm近く刃が進みました。ビッグボーイのような荒目は引っかかりやすい生木や太い枝をスムーズに切ることが得意。断面が荒くなるという性質はあるものの、よく切れます。
今回の用途である倒木の処理は、明らかにビッグボーイが使いやすい結果でした。倒木の除去やキャンプの薪など、断面を気にしない使い方であれば荒目の方が適していそうです。
林道好きなら倒木用のこぎりは積んでおいても良いかも
ビッグボーイは両手持ちができるのも大きな特徴。道路を横断するような太い木なら、足でおさえながら両手で切るといった姿勢で体力を消耗せず、効率的なように感じます。
倒木という思わぬトラブルに出くわした結果、のこぎりへの知識が広がり、魅力的な相棒に出会うことができました。林道には危険があるので、準備を整えた上でまた自然の中に入っていきたいと思います。
倒木という思わぬトラブルに出くわした結果、のこぎりへの知識が広がり、魅力的な相棒に出会うことができました。林道には危険があるので、準備を整えた上でまた自然の中に入っていきたいと思います。
取材・文/田中一馬





















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