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【ご当地グルメ】味噌ラーメンの上に豚カツ!地元民に人気「豚太郎」に行ってきた

【ご当地グルメ】味噌ラーメンの上に豚カツ!地元民に人気「豚太郎」に行ってきた

朝ドラ『あんぱん』(NHK)の舞台でもある高知県。鰹のタタキや文旦、芋けんぴなどさまざまな名産がある中、今回は地元民に人気のご当地ラーメンチェーン「豚太郎」(とんたろう)を訪問。名物は濃厚味噌スープの上にどーーーんと豚カツがのった、ボリューム満点の味噌ラーメン。

高知の隠れた名物、味噌カツラーメンを実食

高知でラーメンといえば? と聞くと、真っ先に名前があがる「豚太郎」(とんたろう)。1号店の開店は1967年で、そこから半世紀以上にわたって地元民に愛されています。

面白いのは、チェーン店なのに店舗ごとの味やメニューが違うこと。統一されているのは、みそ、しお、しょうゆラーメンとギョウザの素材と価格のみ。その他のトッピングやセットメニューなどは、各店舗の裁量に任されているんです。
高知生まれ、高知育ちの筆者。懐かしの味を食べにやってきました。
今回訪れたのは、高知県土佐市高岡にある豚太郎高岡店。高知市中心部からクルマで約25分の距離で、比較的アクセスは良好。看板の最初の文字が「お好み焼き」になっている通り、店内には鉄板のある座席もあり、お好み焼きを食べに来ているお客さんもちらほら。
そうそう、このメニューの豊富さが最高。今回は味噌カツラーメンの半チャーハンセットをオーダー。ちなみに、豚太郎に行った時はラーメンが出来上がるまでに、おでんをつまむのがお決まり。セルフで取って料金は自己申告するシステムです。

店舗によってカツの厚さも違う

ものの10分ほどでラーメン定食が到着です。サラダも付いて1620円。
半チャーハン……? と疑ってしまうほどのボリュームですが、これがパラッパラで飲み物のごとく胃袋に吸い込まれます。ピリッと胡椒が効いているかと思えば、高知独自の蒲鉾「すまき」のやさしい甘さ。トッピングの福神漬けと一緒に食べると、チャーハンの旨みが引き立ちます。
さて、主役の味噌カツラーメンです。豚太郎のカツはお店によって厚みも部位も異なりますが、高岡店は薄めのお肉でザックザクな食感。そこにスープが染み込んで、味噌のコクと豚の脂のハーモニーを楽しめます。ああ、至福……。

ちなみにこのメニュー、ラーメン店の前身である食堂時代に人気だった「カツ定食」のカツをラーメンに入れたら美味しいのでは、という思いつきがきっかけだそう。
ラーメン店としては珍しく、ファミレス並みにちゃんとしたお子様セットも用意されています。これこそ地元民に愛される理由のひとつ。休日の家族会議で、「今日の晩御飯どこいくで?」「豚太郎行こうや」となるわけです。
ちなみにこの豚太郎、観光スポット「香美市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム」からクルマで10分の場所にも展開されています(豚太郎 宮ノ口店)。高知観光ついでにご当地ラーメンを味わってみてはいかがでしょうか。
店舗名/豚太郎 高岡店
所在地/高知県土佐市高岡町甲738-1
営業時間/11:00~21:30(L.O 21:00)
定休日/木曜日
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