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【頭文字D聖地巡礼】日帰り旅〜秋名峠のモデル「榛名山」のダウンヒルと伊香保温泉編〜

【頭文字D聖地巡礼】日帰り旅〜秋名峠のモデル「榛名山」のダウンヒルと伊香保温泉編〜

名作『頭文字D』ファンとしていつか行ってみたいと思っていた、群馬県・榛名山に行ってみました。作中で繰り出される「溝落とし」を彷彿とさせる峠道やバトルスタート地点。さらには、黄金の湯と呼ばれる伊香保温泉や石段など見どころ満載&大満足の旅でした。

いざ頭文字D聖地の榛名峠へ!

『頭文字D』ファンとして以前から行きたかった、秋名峠のモデル榛名峠に向かいます。榛名峠は群馬県高崎市榛名湖町にある峠で、作中では伊香保温泉付近の駐車場から頂上までがコースとして描かれています。有名な伊香保温泉の石段を横目に駐車場に到着。何度も見ている光景が実際に現れると、テンションが高まります!

往復してダウンヒルを紹介するので、まずは頂上のスタート地点を目指します。
作中で何度も目にした道路脇のガードレールと停車スペースが現れ、テンションアップ! バトル前のスタート地点で数多くのやり取りが行われるので、とても印象に残っている場所です。
付近には作品と渋川市がコラボして作られたマンホールが設置されています。このコーススタート地点の他、温泉街や渋川駅付近に設置されているよう。マンホールはAE86とFDが並走するところを描いた味のあるデザインとなっています。
いざダウンヒルスタート。木に隠れて見えにくいですが左側にある取水塔前を通過して峠道に向かっていきます。榛名峠は道幅も広く適度にヘアピンカーブがあるなど、非常に走りやすく楽しい峠です。
側溝に前輪を落としてコーナーリングスピードを稼ぐ「溝落とし」ができそうなポイントがあります。
作中ではコース後半の5連ヘアピンで繰り出されていましたが、そのあたりにはできそうな側溝はなく、コース前半の方にところどころありました。あくまで筆者の経験上ですが、このような側溝は見たことがないので、作中でも言われるように、ここならではの技というのを実感できました。
ゴール地点の市営駐車場に到着してゴールです。
峠を走り切った後は有名な伊香保温泉の石段を登ってみました。比較的新しいお店が多く、おしゃれなカフェがたくさん営業していました。

石段にある小満口(こまぐち)と呼ばれるお湯の分岐点にはガラス張りの小窓が設置されており、勢いよく温泉が流れている様子。伊香保温泉のお湯は「黄金の湯」と呼ばれ、泉質は硫酸塩泉というもので、空気に触れると茶褐色になるそうです。小路にある側溝には温泉の性質を表すような、変色がみられました。
石段からは美しく雪化粧をした谷川岳や十二ヶ岳などの山々が見られました。非常に美しく温泉街の雰囲気も相まって旅情を感じさせます。
石段を上った理由はこちらの日帰り温泉でしたが、残念ながら定休日……。クルマを止めた市営駐車場のおじいさんに、お休みであったことを伝えると、営業している日帰り温泉の場所を親切に教えてもらえたので、そちらに向かうことにしました。
石段からすぐ近くにある温泉で無事に黄金の湯を楽しむことができました。ややピリッとする感じがあり、茶褐色お湯は天然温泉ならではという印象。浴室内も広く落ち着いて入浴できたのも、良かったです。

ホテル併設ということもあり、アメニティが充実していて櫛やカミソリまで無料で利用できることにビックリ。帰りにお土産を買って帰路に着くことにしました。

『頭文字D』の聖地だけではなく、榛名峠周辺には魅力的な観光スポットがたくさんあったので、いつかまた訪れたいと思います。今回の旅では、榛名峠を温泉街とは逆側に下りた場所にある榛名湖も訪問しました。別の記事で紹介するので、そちらも楽しみにしていてください。
黄金の湯館(日帰り温泉)
所在地/群馬県渋川市伊香保町伊香保550
TEL/0279-30-4100
営業時間/10:00~20:00
休館日/毎月第2水曜日
料金/大人743〜1073円、小人440〜660円
取材・文/田中一馬
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